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in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

政治力

2005年08月12日 | Weblog
UnicefにWater/SanitationのMeetingにR姉御の代理で出かける。飲料水の供給、トイレ/シャワーの整備、糞尿の処理、排水溝の整備について議論されるも、表面上の話ばかりで、現場が抱える問題への解決策には程遠い。

Gully Sucker(バキュームカー)が国際NGO団体により各自治体に寄贈されたが、操作できる人材や運営費用がないため、駐車場で眠っている。その間にも、うち機関の仮設住宅の敷地に設置した共同トイレの糞尿があふれ出し・・・。

これまでも現場事務所のほうからUnicefに連絡を取ってきたが、つれない対応(人が少ない、ほかにもたくさん仕事がある、云々)が続いていた。今日はたまりかねて、様々な機関からの参加者の前で意見(+批判)すると、「それは大変ですね。来週、早々にも現場で会合を開きましょう。そこで解決策を見つけて、その手法を国内に広げましょう」と都合のいい返事。まあ、具体的に動いてくれるならよしとしよう。

UN(国連)グループには、UNICEFのほかにも、UN-OCHA、UNHCR、UNDP、UN-Habitatなどがあって、Sri Lankaでの復興支援でも担当事項の住み分けをしているようだが、組織が大きすぎるからか、そんなにうまく機能しているようには・・・・。会議の運営や統計事項、広報活動は長けていると感じる。ちなみにうちの機関は、WFP、WHOなどと同列の組織らしい。こちらに来てから知った。

話がそれたが、事を進めようとすれば、効果的に上部組織にかけあうことが必要であることを学んだ。

夜のニュースで、外務大臣が殺されたことを知る。

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