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in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

地球があんまり荒れる日には

2012年06月03日 | Democratic Republic of the Congo
DRコンゴに来ていることを知らない関係者から、コートジボアール(象牙海岸)にシェルターを作りに来ないかと連絡があった。声をかけてもらえるのは嬉しいが、ハイチ勤務のすぐ後にコートジボアールで大統領選挙後(2010年12月)の内紛で家を失った人々のシェルターをつくる、その気力が湧いてこない。

コートジボアールといえば前日本国大使の岡村善文氏が綴っておられたコートジボアール日誌。選挙後の内紛が激しくなってしばらく休止されて居られたが、最近エピローグを付記されておられる。2011年4月に大使公邸からの脱出劇は、震災直後の日本ではほとんど報道されなかったのではないかと想像する。

谷川俊太郎氏の詩集『二十億光年の孤独』の中に「地球があんまり荒れる日には」という作品があって、その中に以下のようなくだりがある。

“月がみている
 全く冷静な第三者として”

今晩は、そんな月夜だった。自分がするような仕事が必要のない、穏やかな日が地球にやってくると良い。

日曜日2

2012年06月03日 | Democratic Republic of the Congo
ホテル併設のジムで汗を流して軽く泳いだ後に、対岸のルワンダ湖岸で泳ぐ家族連れを眺めていると、ゴマ事務所長のD氏から電話がかかってきて、自宅でのBBQランチに招待される。

前菜とかサラダとかも凝ってないのに旨い。ハイチでも感じるがフランス人の食への探求と言うかおいしさのこだわりは半端じゃないように思う(もちろん個人差ありで)。日本人も食文化には日々の生活の中で、他国の人々に比べてかなり重きを置いていると思うが、精神論やしきたりがかなりの部分を占めてるんじゃないかと感じる。

食後にこれまた旨いコーヒーを頂いて、日の暮れないうちに退散する。