in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

戦争遺族

2009年01月30日 | Weblog
戦争が佳境に入ってくると、

戦死者が増える → 遺された家族が悲しむ → 厭戦気分が高まる → 志願兵が減る → 戦争が続けられない

という構造がおきる。と、著者が勝手に理解しているが、間違いではないと思う。

そこで、政府が打ち出した手の数々は、
1)兵士募集!といった内容のSMS(携帯メールのようなもの)を携帯電話加入者全員に送信する
2)戦争遺族をテレビスタジオに招き、如何に戦死したご主人(もしくは息子)がいかに立派であったかを放映する
3)なんとかフェステバルと設けて、車や地方の物産品とともに戦車や戦艦を展示し、会場に訪れた暇な若者を勧誘する

今朝も出勤前のテレビで戦争遺族が映されていた。戦死した息子を「国のためによくやってくれました」と表現する母親の胸のうちは計り知れない。むごい。