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in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

千里阪急

2010年01月02日 | Architecture
近所の百貨店の初売りに弟夫婦とやってきた。さすがに冬物衣料品は買っても着ないので、スリランカに持参するものを中心に乾物、コーヒー、お酒、等々の福袋をいろいろ購入。日本の商品は質もええし、店員さんも丁寧やし、とても気持ちよかった。

期待のワインは赤ばかり5本、普段は手が出ないランクのものも買えて、これで半年は持つかなと思ったら、三が日に家族でほぼ飲み干した。

今日の舞台となった千里阪急(写真)は今年で40周年を迎える。外装塗装や耐震改修も行いつつ、このシンプルさとエレガントさを保っているところが素晴らしいと思う。設計者は誰なんかな?

Sakana Church

2008年12月15日 | Architecture
前から気になっていた建物があった。それは、BatticaloaのTownから車で1時間40分ほどかかるVakaraiの学校建設現場までの道のりの途中にある。いつもは見逃したり、車を止めてもらうタイミングを逃したりしていたが、かれこれ1年かけてやっと写真に収めることができた。

その建物は、魚の口が玄関になっている教会だった(写真)。建物自体はこの壁の後ろに一般的な切妻屋根が続いている。海沿いのこの地域では、住民の多くが漁業で生計を立てており、魚と宗教が日常の身近な存在なのだろう。銀色の魚のうろこのモチーフが黒壁に広がっていて、単純やけどインパクトのある建物。

コンクリート打放し

2008年11月22日 | Architecture
知り合いの建設会社が請け負う難工事の別荘が、2年以上の工期を経てもうすぐ竣工するということで、先方のご好意により再び見学させて頂いた。

圧巻のひとこと。スリランカで、よくぞここまで。施工業者の方々の苦労に脱帽。自分の学校工事の苦労が小さい小さいものに思えた。

Kumamoto Artpolis

2008年11月02日 | Architecture
Colomboの美術館で、「熊本アートポリス展」をやっていた。なぜスリランカで、なぜ今頃等々の疑問はさておき、見に行ってきた。

熊本アートポリスは、熊本県が県内の様々な公共施設を、著名建築家を使って、さらに魅力あるものにしていこうという活動と、自分は個人的に解釈している。1988年に始まって、現在も続いていることは今日知った。

会場には、90年代前半のいかにもバブリーな建物の展示が多く占めていた(写真)。スリランカの人々にそんな15-20年前の日本の建築や計画を見せてもなあと思った。例えば、中国五輪の競技施設(メイン会場とか)はこっちでもテレビでやっていたので、比べるとやっぱり見劣りする。アートポリスのコンセプトが一番興味のあるところなのだろうけど、そのあたりの説明展示が不足でちょっと残念。各作品の英語表記もちょっと難解だった。難しい日本語表現をそのまま訳すとこんな感じになるのかと。

個人的には、自分が建築を学び出した頃の作品が多く並び、懐かしかった。また、これらの作品で世に出た人もいたんだなあと別の見方で楽しめた。美術館は空調設備がなく、途中から汗がにじみ出てきた。