Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

鳥取一人旅 2日目

2019-03-23 | 旅に出た
鳥取に入る2日目ですがもうちょっと姫路。
姫路駅構内に入場券140円買って入って山陽線ホームで
姫路駅名物まねきえきそばの朝食です。
140円プラスされてもそば360円だからホテルの朝食より安い。
でも食券機でおつり取り忘れた気がするので高く付いたか?(笑)
「中華麺に和風だし」というちょっと変わった麺類、
色と味はうどんで食感と太さはラーメンっぽい。油揚げ甘め。

姫路駅からバスに乗って円教寺へお参りに行きます。
バスでSuica使えるの後で気づいた。書写山ロープウェイ始発の
8:30まで待機(ロープウェイとバスのセット券持ってた人もいた)。
ロープウェイは行きに乗った黄色と帰りに乗った緑の2台があり
4代目のゴンドラらしいです。山上駅から500円でマイクロバスに
乗って上り坂20分を回避できるらしいけど私は徒歩で。
でも序盤の上り坂が意外にきつかったのでヨボヨボの人はバス乗った
方がいいよ…。バス降りてからの境内もアップダウンあるけど。
仁王門越えてからも上り坂、終盤は下り坂(逆に帰りは上り坂)。
宿坊もあるのか。山道で木漏れ日が青紅葉を照らすと鮮やか。
ちなみに紅葉の名所らしいです。徒歩スタート地点近くの鐘から
仁王門まで8分、さらにそこから摩尼殿の階段の上まで7分。
20分と聞いたから私は歩くの速い方?みんなへたばってるのか
展望台で瀬戸内海見てるのか仏像一体ずつ拝んでるのか
後続がなかなか来ない。木造の舞台造りの摩尼殿へはさらに石段。
摩尼殿の裏から山道を5分行くと大講堂・食堂・常行堂の3つの
木造建築。食堂だけ中に入って展示を見ることができます。
開山堂のある奥の院までは1~2分。バスの時間がありゆっくり
できないので薬師堂を経由して戻りました。帰りは下りが
多くなるので摩尼殿階段の下から鐘まで15分掛かってない。
90分以内に戻ってこれたけど足腰弱い人や境内をくまなく回り
じっくり仏様を拝みたい人は2時間は見た方がいいかな。
帰りのバスは各駅停車で乗客多かった。

姫路駅から山陽線に乗り相生駅乗換で上郡駅へ、さらに
特急スーパーいなばに乗り換えて鳥取県の智頭へ向かいます。
智頭急行に入るからか姫路駅では上郡~智頭の特急券が買えず
乗車券だけ姫路駅で買って車内で特急券を購入しました。
山間部なのでトンネル多い。途中岡山県も通過。
恋山形駅とかいう真っピンクに塗られてハートの絵が描いてある
駅舎でカップルが記念撮影してました。調べたら2人きりでも
セルフタイマーでハートと撮影できるカメラスタンドがあるらしい。
智頭駅の券売機は自由席特急券も小さい切符で出てくる。
智頭駅前のとっこ処でホルモン焼きそば750円。
よく知らないけどホルモンはミノとセンマイ?

智頭宿の名残を感じる通りを歩いて石谷家住宅へ。
元は大庄屋、地主の家が実業家となり大正期に建てた私邸。
土間に入ると立派な梁!端に女中部屋。
和室応接にはこの屋敷を含めた智頭の風景を彫った欄間が。
新建座敷は昭和期改築で、杉の林業の土地だからか杉材。
江戸座敷は江戸期の建築で、部屋全体を煤で塗ってます。
猪の目型というハート型の枠を嵌めた障子は女性に人気とか。
今回の旅行ここに限らないけどカメムシが多かった…。
江戸末期の滝のある池泉庭を眺められます。11月の特別公開では
庭を奥まで歩き回れるらしい。茶室は半分池の上に建ってる。
2階に行くと隣接する枯山水庭と芝生庭園も見下ろせます。
山も所有してるので借景ではないとガイドが話してた。
2階への階段や小さい渡り廊下もデザインが素敵ですね。
庭は他にも坪庭や小さい中庭があり茶室の裏には露地庭園も
あるらしい。帰り西河克己映画記念館の入口だけ覗く。
道端でおばちゃんに声掛けられ関東から来たと答えたら
驚かれた。豆腐が美味しいと聞いたがあと3日旅行するので
買って帰れん。智頭には何もないだろと言われたので
関東にはあのレベルの庭なかなかないと返しといた(笑)。

特急スーパーいなば鳥取行乗ったがどこかでスイッチバックが
あったのか座席後ろ向き(さっきの特急では前向きだったのに)。
廃線危機だらけの中国地方内陸部だけどこの路線は本数も乗客数も
意外にあります。車窓から見える川の石がやけに白かった。
鳥取駅観光案内所で翌日から使うバス乗り放題手形を購入。
1800円で県内ほとんどの路線バス3日間乗れるとか太っ腹すぎ!
結局元を取るどころか3倍以上使った。

この日は乗り放題を使わずに西町バス停まで乗車。
仁風閣、本当は翌日行ければ効率的だったけど月曜休みなので。
鳥取城の石垣が門を入って左側に迫ります。大正天皇の皇太子期に
鳥取行啓がありお迎えするために建てたという明治期洋館。
展示撮影禁止だけど展示のある部屋が多いから天井の照明の
写真ばかりになるね(笑)。螺旋階段やサンルームは問題ないが。
江戸末期に造られ仁風閣建設時に整備された宝隆院庭園は
段落ちの滝にツワブキが咲いてた。庭自体はそこまで大規模じゃ
ないので写真に収めるなら仁風閣とセットがいいかと思います。

鳥取県庁に庭があると聞いて覗きに行きました。
重森三玲の子、重森完途作庭の阿波青石の枯山水。
三玲も京都の自邸に使ってたし親子揃って阿波青石好きかよ!
…私も大好きですが(笑)。
鳥取の石青くないよな…さっき白かったし…と説明見たら
県庁だからと地産の石にこだわってるわけではなく阿波青石と。
芝生(大山山麓の高麗芝)や植栽は県内由来らしいですが。
意匠は鳥取県内の地勢をイメージしたものだそうです。
正面からだと遠いけど、右側からぐるっと回ると近づけました。
役所がお休みの日曜だったけど大丈夫。重森家の特徴あるな。
県庁に庭なんか見に来てんの勿論私だけでしたが、
阿波青石好きなので宝隆院庭園より好みでした。
無料で覗けるし阿波青石好きはおいで!

予定してたカレー店が何故か閉店してたので近くにあった
居酒屋に入って大山どりとか砂丘長芋の唐揚げとか食べた。
流石に3食麺類は回避、いややったことあるが(笑)。
店員が釣りの計算できなくて困った。合計金額2138円と
同額渡され、3402円欲しいところ1000円以上足りない。
財布入れる前に気づいてセーフ!

ホテルは前日が綺麗で広かったから落差がね…。
古いのやバスタブが小さい(男性ちゃんと入れるのか?)のは
仕方ないけど風呂の排水詰まって流れないのは困るね…
シャワーの水量少ないのも排水できないからなのか?
コインランドリーは洗剤別売と知ってたので持ってきた。
洗濯200円乾燥100円。洗濯機乾燥機2台ずつだけど次の日混雑。


《写真ブログ記事》
兵庫県・姫路 円教寺(書寫山圓教寺)
鳥取県・智頭 石谷家住宅
鳥取県・鳥取 仁風閣
鳥取県・鳥取 鳥取県庁舎庭園
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