Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

広島岡山一人旅 1日目

2018-01-28 | 旅に出た
未踏の広島県&岡山県を9月に旅行しました。
何で今まで行かないまま残ってたのかは不明。
山陰地方はちゃんと行ってんのに。

で、今回は瀬戸内沿岸ではなく山間部を攻め、
渓流めぐりをする予定でした
でした…が…9月17日に台風が来てしまいました…。
去年(2016年9月20日)も旅行中に台風が来たので
2年連続です。敬老の日前後って台風来やすいの?
最初大陸に行く進路だったのに急カーブして
日本列島をなぞって来やがりました。
当初予定どおりに観光できたのは1日目のみ、
山間部はあまり行けずに結局街中で庭めぐりしてた。

新幹線を京都で降りないのって不思議な感覚ですな。
岡山からの伯備線は進行方向左側に座ってよかったです。
川や鉄橋の景色が右側より多く見えたし、それより何より
倉敷高校が見えたし!(笑)

これは最終日に撮り直した写真なので夕暮れですが、
初日はニジオカ選手やキプラガット選手たちが授業中だったで
あろう午前中の時間帯。岡山→倉敷方面だと中庄駅を発車して
すぐです。山陽本線でも可。連続出場年数の39のところ
毎年数字差し替えるんだろうな。

観光客らしき人達は備中高梁駅で降りました。
いずれ私も頼久寺の庭園に行くつもりだがな!
土下座まつりのポスター貼られる新見駅で時刻表スカスカ
(1日6本)の芸備線に乗り換え、県境広島県側の東城駅で下車。
まずは歩いて三楽荘。かつて旅館だった明治期の町屋建築が
市の管理で無料公開されています。
土間の梁は檜。松が使われることが多いので珍しいそうです。
入口の大戸は今でも滑車で吊って開閉しています。
庭園は正直そこまでではないですが建物が面白いです。
木彫りの欄間とか、2階廊下の天井や窓とか。
旅館なので客室もいくつかあります。1泊いくらしたんだろう。
楽天トラベルのページまだ残ってるけど宿泊料金は不明。
狭い部屋だったら庶民でも泊まれたのかしらん。

駅前に停まってた小型タクシーで帝釈峡へ。20分3,330円。
帝釈峡は雄橋などがある上帝釈エリアと神龍湖エリアの大きく
二つに分かれますので、「帝釈峡」とだけ告げても運転手さんは
どこに連れて行けばよいか分かりません。要説明です。
途中、稲を猪に食われてしまった田んぼがありました…。
私は上帝釈の散策です。砂利道であまりアップダウンがなく
歩きやすいです。レンタサイクルがあるくらい。
白雲洞は有料250円、所要10分ほどの鍾乳洞。床がほぼ板張り、
出入口付近以外は平坦でこちらも歩きやすいです。
3億年前に海底でできた石灰岩が隆起して水に溶かされたらしい。
満月岩って丸い岩があった。コウモリが頭上飛んできてびっくり。
ベタだけど洞窟で見たの初めてかも。突き当たりの穴からは涼しい風が。

帝釈峡は天然橋(自然が作った岩のアーチ)が見られる渓谷でも
あります。唐門というのもでかいと思ったが雄橋はもっとでかい、
というか天然橋としては日本一の大きさらしいです。
地下の鍾乳洞を川が流れてトンネルを作っていたのが地表に出て
浸食されたとか。昔は橋として本当に人が渡ってたらしい。
たぶんこの雄橋が帝釈峡の目玉スポットなんだと思います。
断魚渓辺りが流れが激しくいかにも渓流って感じの風景。
山道に入る手前の橋で引き返しました。崩れそうな木橋があった。
1時間半くらいで帰ってきて時間があったので、永明寺の方にある
寨の河原にも。岩壁の下の部分が川で削られて洞窟みたいになって
いるのですが、そこで石を積んで子供を供養しています。
ちなみに渓流に蚊はいなかった。むしろバス停にいた。
この日は結局天気崩れず晴れのままでした。

バスで東城駅に戻り夕食のお店探し。バスの中のポスターで
カープ選手が起用されてるの見て「広島県に来たんだな…」と実感。
駅前のお好み焼き屋が閉まってたので(開店時間過ぎてたのに)
ぷらぷら歩いてたら別のお好み焼き屋さんを発見。
お母ちゃんが調理、お父ちゃん店内で爪切るな(笑)。
お好み焼き自分で焼くの苦手だから焼いてくれて助かります。
広島なのでソースはオタフク!旗も外に出てました。
夫婦とも相撲に夢中だったので制限時間前に会計してあげた(笑)。

東城駅からは広島市内や三次・庄原方面に向かう備北交通の
高速乗合バスが出ています。東城は広島県の端にあり、本数が
少なすぎる芸備線での移動が困難なので、県内各地に移動する
時はこのバスを利用するのが基本なんじゃないかなと思います
(将来的にはバスの方が便利だし芸備線要らんだろと廃線に
なりはせんか…芸備線の東城~備後落合は廃線決定の三江線より
さらに乗客数が少なく全国最低レベルらしいし)。
私の乗った時間帯は庄原止まりしかなかったので、庄原で
三次方面行きの同系統バスに乗り換え(乗継制度なし)。
最前列の足元の板の柄が古代エジプト風だったのが気になる。
中国自動車道で犬の看板があって何かと思ったらドッグランが
できるSAがあるようです。狭い車内で何時間も閉じ込められたら
犬は人間以上にストレス溜まるでしょうしねえ。一瞬犬の絵が
「いないいないばあっ!」のワンワンに見えて「???」ってなった。

この日は三次泊です。三次の名物料理は「ワニ料理」。
ホテルのレストランで「ワニの刺身」840円を食べてみました。
「ワニ」といいますが実はサメのことです。何故内陸で?と思ったら
サメは常温でも傷みにくく何日も経っても刺身にできたそうで、
冷蔵技術も高速輸送もなかった時代、他の魚の刺身を食べられなかった
内陸の住人が好んで食したそうです。なので実は内陸だからこそ
普及した料理なんですね。クセがあるのかなと思ったらあっさり淡白。
ホテルは部屋に物を置ける場所が多いのが嬉しかったですね。
風呂のお湯の温度調整ができると嬉しい。世界ネコ歩き見て寝る。


《写真ブログ記事》
広島県・庄原 三楽荘
広島県・庄原 帝釈峡
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