Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

帽子ランナー多数

2021-10-10 | 走る若人が好き
2年ぶりの出雲駅伝です。
一昨年の國學院優勝は震えました。
つい最近のような遠い過去のような。
あの大会は最高に盛り上がったなあ、
私の中では。昨年開催してたらどこが
優勝してたんでしょうかねえ。

今年から戦略的な当日オーダー変更が
認められましたが、このルールを使った
大学は3校だけと多くなかったです。
区間少ないしガチで臨まない大学も多いし
大学側からしたらあまり需要ないよね…。
ファン側も「どうせ確定版は明日出るん
だよね?じゃあ明日見ればいいや」と
前日の発表に注目しなくなったり。
それなら最初から当日提出にしたら
いいのにと思ってしまいました。

「あー三浦くんいないのかー」とか
呟きながらオーダー見てましたが、
三浦選手だけでなく駒澤の鈴木選手も
東海の石原選手も怪我で欠場。2年生の
エース3人いないと寂しいですね…。
フジテレビは五輪3障予選中継してたし
三浦選手のVTR事前に用意してて
お蔵入りになったんじゃないかな?
まあ、いい選手ほど駅伝で無理させて
ほしくないものですが。特に三浦選手は
トラックで世界レベルなわけですし。

今回は未経験の選手に経験を積まそうと
してる大学がとりわけ多く感じました。
そんなわけで田澤選手とヴィンセント
選手と上級生の何人か以外はあまり
知らない選手が多くて気楽に観戦。
國學院のルーキーの平林選手が
チームとしてたぶんベスメンの中で
いきなり6区を任されたので、こりゃ
相当期待されてるなということで
平林選手に注目することにしました。
持ちタイムがずば抜けて本命視された
駒澤を含めて完璧なオーダー組めてる
大学が少ないのと、季節外れの30度超
猛暑予報で展開が荒れそうなのとで、
東京国際が6区のヴィンセント選手で
逆転も考えられるのかなと予想。
3区に今季躍進の丹所選手がいたら
5区までも上位にいるだろう、と。

関東で1区にエース格を置いた
大学が少なかったところ猛暑で
途中キロ3分超ペースに落ちた。
選手達暑そうですね…。
別に五輪の大迫選手リスペクト
ってわけじゃなくて帽子してる
選手が多かったです。
他の区間でも序盤ハイペースで
行ったり集団頑張って引いたり
した選手は後半失速しがちで、
大きく順位を落とす選手も。
暑さに弱い選手やトラック型の
選手はきつかっただろうな。
先頭集団に東北大の松浦選手が
最後まで残ってて4位で通過
したのに興奮しました!
大学院で何研究してるんだろう?
言われても分からんが(笑)。
東北学連選抜は2区の選手も
医学部で文武両道すぎ。
1区区間賞は青学近藤選手で
このメンバーの中では順当。

2区はまだまだ混戦でして、
國學院の木付キャプテンが
青学や早稲田を抜いてトップに!
3区で東京国際の丹所選手が
トップ争いから抜け出して
原監督早くも白旗(笑)。
暑い中あれだけ突き放せるって
相当実力ないとできないよね。
最後の大逆転どころか早々に
逃げ切り体勢になりました。
順大の4区服部選手が、3区の
野村選手が暑さにやられたか
一時トップから9位まで落ちて
まだ来ないのにちらちら道を
覗いて心配してたのが印象的。
服部選手も遅れちゃって
駒澤より後ろの順位はこの後
中継所でもフィニッシュ地点でも
全然映してくれなかった…。
順大ファンと東海ファンは
さぞモヤモヤしたでしょう。

4区の区間賞は早稲田の石塚選手。
5区で東洋のルーキー石田選手が
早稲田を逆転して2位に。
トラックが得意だった選手が東洋に
入学してロード仕様になった!
6区の途中で國學院平林選手が
積極的に攻めて2位に上がりましたが
後半息切れしたか抜き返されました。
平林選手はピッチ走法ですね。
43kgと軽量(女子選手は体重を
あまり公表しないように今後配慮
されるはずですが、男子選手は
特にそういうのはないのかな)。
1年生が目立つ大会でした。

逃げ切った東京国際が初優勝!
ヴィンセント選手に襷が渡る前に
勝負を決め、他の選手も強いなと
いう印象を受けました。
フジテレビは1区2区以外の選手も
インタビューしてあげてよ…。
高校生のスカウトも近年よくなってる
みたいで、今後伸びてきそうです。
2位は比較的順当なオーダーを
組めてた青学。横田選手の腕振りは
健在でしたね!ゴールテープを
切る時も腕動かしてて指揮者みたい
でした。駅伝という名のみんなで
奏でた音楽にゴールで終止符(笑)。

3位東洋は駅伝の経験が少ない選手が
多くて上位は厳しいかなと勝手に
思ってましたが予想以上でした。
駒澤より上に来るとは思わなかった。
4位國學院は前回王者として
見せ場を何度か作れましたね。
5位駒澤は田澤選手が追い上げて
中谷選手とのデッドヒートでは
凄い形相になってましたが、
鈴木選手がいても他の選手が
今ひとつだったので優勝は
厳しかったのかなという結果。
単に暑さに弱いだけなのか、
駅伝ではトラックの記録ほどでは
ないのか、全日本で分かるかな。
早稲田は4区まではよくて瀬古さんも
上機嫌だったけど6位フィニッシュ。

とにかく暑すぎたこと、主力が欠場
してる大学が多いこと、区間が増えて
何人か増えたら層が薄くなりそうな
大学があることから、出雲を見ただけ
では今後の全日本や箱根がどうなるか
予想するのは難しいですね。
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