朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

新蕎麦を食す

2014-09-20 | 食べること、レストランなど
秋の高原名物、新ソバが出始めました。



蕎麦畑に茶色の実が、



ついて、葉も赤くなり始めました。



山荘の近くに年の春に開店した蕎麦屋に行ってみると、「新ソバ」のメニューがありました。



さっそく注文。ニハ蕎麦で、八ヶ岳西麓でとれたもの。薄緑色の麺で、あっさり目の味でした。徐々に味が濃くなっていくそうです。

十月下旬になると、八ヶ岳東麓の蕎麦で十割の新ソバを出すと、お運びの店主奥さんが説明してくれました。

土産物店には、早くも新ソバのパッケージが並んでいました。



初物を食べさせて頂いたので、これで寿命も少しは延びたようです。

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気温7度

2014-09-19 | 国内各地の風物
早朝の気温が下がってきました。



もう少し標高の高い原村では、4度です。



朝日に照らされススキの穂が光っていました。



実るほど 首を垂れる 稲穂かな



甲斐駒ケ岳、雨乞岳



八ヶ岳

さて、Back to School です‼︎
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リンゴを丸ごと冷凍してみた

2014-09-18 | 食べること、レストランなど
リンゴをたくさん頂いたので、どうやって食べようか考えました。

アップルパイなんかを作れたら最高なんだけれど。

ふと思いついて、冷凍庫に丸ごと入れてみました。



翌日取り出して、1分たつと見事に真っ白になりました。

このままでは、ナイフが入らないのでしばらく待って多少緩んできたら皮をむいて切りました。



やった (^o^)/

100%天然のアップルシャーベットが完成です。

ただし、急いで食べないと食味がすぐに劣化します。笑

~ ~ ~

そう言えば、冷凍みかんという果物が国鉄時代の長距離列車で売りに来ていましたが。
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高原の馬たち

2014-09-17 | 国内各地の風物
ラングラーランチで遊びました。



ランチと言っても、ranchと書くので昼ごはん屋ではありません。また、本場アメリカの広大な滞在型ランチ(牧場)ではありません。

日本的に厩舎と運動場、カフェや事務所、倉庫というこじんまりした場所です。



今回は、引き馬で小さい子を乗せました。



10頭くらい飼っていて、説明してくれました。

NHK大河ドラマ黒田官兵衛で主役の岡田くんが乗る馬がいました。

テキサス生まれのブロンドのたてがみの美しい馬や、白いポニーもいました。

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アメリカヤマゴボウ

2014-09-16 | 国内各地の風物
散歩の途中にこんな大きな草木が色づいていました。



洋種山牛蒡ともいうようで、友人のFBに最近写真がアップされたので、名前を知りました。

根、葉、実が有毒です。

食用できるヤマゴボウは、全く別のキク科の植物だそうです。

「洋種」とは珍しい名前です。

この黒い実は染色力がとても強いので、アメリカではポークウィード(Pokeweed)、インクベリー(Inkberry)などとも呼ばれているようです。

また昔は安いワインの着色に使ったこともあるとか。ちょっと怖い。--危険ドラッグの元祖みたいなものでしょうか。
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ルバーブ

2014-09-15 | 国内各地の風物


高原はすかり秋景色になっています。



この変わった野菜は赤い茎を食べるのですが、生だと酸っぱいようです。





ジャムにしたり、お菓子にするのでしょうか。

長野県富士見町では、この野菜を使った料理を町のレストラン10軒くらいに依頼して新メニューを提供しています。



町おこし、がんばってください。


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連休の家族集合

2014-09-14 | 国内各地の風物
八ヶ岳山麓はすっかり秋の気配です。



もうすぐ新蕎麦の収穫です。



キノコ、美味しそう!



みるからに毒々しい。



泉でクレソン栽培(お隣)



ワサビも。



渓流そばにツワブキが咲いていました。
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京都案内2

2014-09-13 | 京都の文化(秋)
Day3

この日は観光の日、天気がよくて幸いでした。
市バスの一日券(500円)を買って、経済的に効率よく回ることにしました。

まずは市バス206系統で、三十三間堂へ。



千一体の金色の仏さん「国宝千体千手観音立像」と、迫力あるインド由来の二十八部衆立像(国宝)、千手観音坐像、木造風神・雷神像がならぶ京都で一番好きなお寺です。客人は感動したようで売店で仏像の写真集を買っていました。お坊さんの直筆の色紙、漢字を含む日本語文が書いてあるので興味をもったようですが、1000円と聞いて諦めたようでした。この日の午後に、西陣の町家で書道体験をしましたのでそれでよかった。

中国語、韓国語、タイ語、英語など外国人が非常に多く、修学旅行生の日本語がやかましい。

市バス206で、清水寺に向かったのですが。ものすごい数の観光客が五条坂で降りて行きました。京都駅で出発の際、とある買い物を探してくれと頼まれデパートと家電量販店に立ち寄っていたので、時間がタイトになってしまいました。

で、清水寺はパス。そのまま、祇園まで直行しました。



八坂神社。

前日に、北野天満宮に行っているので、同じ神社とはいっても、こんなにも装飾、色使いが違うのですこし説明に困りました。



運良く、境内で結婚式の行列に遭遇しました。

多くの日本人は誕生祝いと結婚式は神社で、葬式はお寺でするのだと説明。イスラム的一神教の哲学では理解できないでしょう。あるいは、神道や日本仏教は「宗教」ではないと感じるかもしれません。

バスで、西陣へ移動しました。昼食をどうするか考えましたが、極めてローカルに、町のうどん屋にしました。



そこで、選んだ品物は「きつねうどん」です。



箸で、問題なく完食してくれました。

にわか雨がザーと降ってきたのですが、食べ終わるころにはやみました。

店を出ると「聚楽第跡」との石碑がありました。



あの絢爛豪華、秀吉が建てた邸宅がこんな場所にあったのですね。今は普通の雑然とした住宅地になっています。

さて、お目当ての「冨田屋」にて、町家見学と書道体験です。その記事はここ

これが終了したら、いよいよ、彼の強い希望でショッピングに行きました。ともかく、いろいろおみやげを買いたいと聞いていました。バスで四条高倉に戻り、錦をちょっと見て(食品は持ってかえれません)、新京極へ。



さすがに、この通りは土産物店がたくさん並びます。

まずはマグネット、安くて種類があります。しかし、漢字で京都との文字が入っているものを希望したので、なかなかありません。日本とか、金閣寺とかはあったのですが。それでも20~30個お買い上げ。

招き猫の小さいもの、数個。

次に、日本的風景のかいてある手ぬぐい。とても我々の感覚からは美しくは感じない、どぎつい絵柄もありました。どちらがいい?と聞かれたのですが、”あなたの好みで決めてください”と。

書道用紙は寺町の鳩居堂にて。和風風景版画プリントも数枚お買い上げ。

難問はゆかたが欲しいとのこと。新京極の土産店には適当なものがなく、三条の衣料店を教えてもらいほぼ解決できました。家族のも含め三着。まあ外国人仕様ですが。



その後、祇園コーナーへ。お好み焼き屋でビールにて時間待ち。

最後に、金亀居酒屋で夕食しました。
翌日昼に新幹線で東京に出発。

振り返ってみると、ずーっとB級グルメばかり(寿司ゑん以外)でした。日本料理が世界遺産になったのに(≧∇≦)

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京都案内

2014-09-12 | 京都の文化(秋)
もう帰国されたのですが、記録を残しておきます。客人は中央アジアにあるカザフスタンの人です。でもとても日本ファンの方です。

Day1

新幹線で京都に到着して駅近くのホテルにチェックイン。ランチを軽く取りたいとのことで、イオンのフードコートに案内しました。




関西の粉モン、たこ焼きと焼きそばをシェアして食べました。”オクトパス・パンケーキ・ボール”(適当!)と”フライド・ヌードル”(これは翻訳できた、ただしよく中身をみたら細かい豚肉が入っていたけど黙ってました)

近鉄で「新祝園]駅へ行き、けいはんな学研都市にあるATR研究所を訪問しました。

その途中、電車の窓から見える水田の稲に興味をもち、近寄って詳しくみたいとのことで、新祝園の駅から5分位歩いて田んぼを見つけて観察しました。初めてみる稲だそうです。その途中の竹やぶを見て、”オオ、バンブー!”と感心していました。

ATR見学の後、近鉄で桃山御陵前まで戻り、伏見の酒蔵の街を散策しました。



右手が月桂冠の酒蔵。





その近所にある「鳥せい」で、焼き鳥と清酒を堪能しました。彼はイスラムですが、とてもフレキシブルだと自称しています。



~~~~

Day2

翌日は本来の仕事として講演。



その前に、仕事は午後だったので天気は不安定でしたが、金閣寺に参詣しました。



雨空にもかかわらず、中国語(多い)、英語、韓国語、フランス語etc、日本語時々でした。

次に北野天満宮に行きました。



昼食は、「とようけ茶屋」にて。とても人気スポットですが、この日は10分くらいの待ち時間でした。笑



これを、湯豆腐ですが、箸で食べるのは我々でもかなり難しい。ですが、彼には箸で食べてね!と・・意地悪ですかね。

このセット料理の個々のお皿について、これは何だ、あれは何だと質問が飛んでくるのですが、これはソイビーンをクックしたもの、あれもソイビーン・・・

飛竜頭(関東的にはガンモドキ)については、「昔、日本では仏教が肉食を禁じていたので、見かけや味が似たような食べ物を植物で作っていた。雁の肉に似せた豆腐の加工物である」と説明しました。・・よく考えると、鶏は食べてよかったのだから、単に、当時は豆腐の方が安かったからかな。


講演会の後には、学内の喫茶室で超簡易な歓迎会。缶ビール、ジュースと乾き物のつまみだけ。

それでは申し訳ないので、二次会として近所の寿司屋さんに連れていきました。女性寿司シェフの店で、英語が通じます。



これは、名物のドラゴンロール。シェフが米国の寿司屋で学んだ一品です。



客人から、おみやげのチョコレートをプレゼントされたシェフのMihoさんです。(写真掲載ご了解すみ)

(店名:ゑん

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西陣の町家で書道経験

2014-09-11 | 京都の文化(秋)
外国からの客人は一昨日無事に帰国されました。
彼は第2外国語としてモスクワの大学で日本語を学習したことがあり(1960年代終わり頃)、特に漢字に興味を持っています。そこで、日本訪問の際には「書道」をぜひ体験したいとの希望が届けられていました。



そこで、京都に詳しい同僚に聞いて予約しておいた西陣の町家での習字体験に行ってきました。



こんな京都市の高札が立っています。曰く”呉服商「冨田屋(とんだや)」”、江戸時代に伏見にあった両替商が、この地、西陣に移転して呉服問屋を明治時代に始めたとあります。



中庭の造作は当時のままだそうです。井戸が三つもあって、うち一つは今でもこんこんときれいな水の湧く深い井戸だそうです。

「でっちさん」が30人くらい住み込みしていて、昼間は商品の展示場所である畳の部屋を片付けて寝る場所とする、それと表の建物の二階に寝起きしていたとのことです。

ここの当主は仏教信者でしたが(立派な仏壇がありました)、同時に神社にも信心が深く建物の中kにいくつも神棚が飾ってあります。伏見稲荷の神さまを信仰していて、お稲荷さんを参詣した時に火事が発生し、急いで飛び込んでご神体を救ったことで宮司からの感謝状もあります。



奥には特別の客間があります。
当主は、能文化を特に後援していたので奥座敷にミニ能舞台を作りました。背景は庭に植えた松。これは能舞台背景では絵に書いた老松ですが。案内の女性が立っている場所の下は、板敷きになっていて床下には大きな瓶が埋め込んであるので、足を強く踏むとトンと音が大きく響きました。

この部屋の隣には、茶室があり「にじり戸」がしつらえています。



床の間の前で、友人と案内の和服女性との記念写真です。彼は中央アジアのカザフスタン国の出身です)

当主が叙勲を受けた時、京都御所での記念パノラマ写真がありました。何百人かを写した白黒写真ですが、横幅1メートル近いで一人ひとりの顔が識別できる高解像度でした。当時の写真技術に驚きました。

さて、これは店主が掲示した「訓示」です。



・誠実は信用の基
・努力は発展の基
・反省は向上の基
・健康は幸福の基
・質素は安定の基
・朝は希望に起き
・昼は愉快に働き
・夜は感謝に眠る

すべて、現代でも通用しますね。(現代の漢字に変改してます)

さて、習字のレッスンです。



まずは、硯、墨、筆、半紙の説明と使い方を習います。書く漢字を選びます。彼は、かなりバランスが難しい字を選びました。持ちろん意味を理解していました。

次に、先生にお手本を書いてもらいました。



数回、お手本を見て半紙に練習しました。


 (引用:FaceBook Tondaya Nishijin 2014-09-06)

何やかやと、質問したり、墨をすったり色々と楽しんで、最後は仕上げとして色紙に筆をおろします。

で、・・完成です。



出来栄えは、良いのではないでしょうか。

駒井先生ありがとうございました。

さてこの後は、新京極と寺町に行っておみやげ探しをしました。

書道については、寺町の鳩居堂に行って用紙などを購入しました。練習用には、百均に行って半紙や墨汁を買えば安いことを教えました。・・どうしたかな。(彼の話によれば、彼の国には朝鮮族の人々が住んでいるので安い筆やインク(墨汁)、紙は売っているとのこと)


(引用:FaveBook Tondaya Nishijin)

冨田屋さんが、中秋の名月の日に、神様を収めた蔵にそなえたすすきです。

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