朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

アスパラガスの季節

2013-06-20 | 食べること、レストランなど
露地栽培の白いアスパラガスは5-6月が旬です。



ネット通販で、北海道の白いアスパラガスが宣伝されていたので、衝動買い。太さなどを選別していないので「わけあり、格安」との売り文句です(本当に「安い」かどうか、地元スーパーではあまり見かけないので不明、汗)。冷蔵宅配便で届きました、全く便利になったものです。

このところ、「アスパラ」と短くするのが普通のようです。

これほど一般化する前には、缶詰で白く太いアスパラガスが売られていて、ヨーロッパの雰囲気のあるおしゃれな食べ物でした。実際、フランスを旅した時、春になるとレストランのメニューに「アスペルジュ、あります」と書かれていて、太くて白くて柔らかく茹でられたアスパラを濃厚なマヨネーズで食べると、春だなあと感じたものでした。



袋から取り出して、洗い、根本を少し切り落とし、ピーラーで皮をむきました。

指定された茹でる時間は、グリーンアスパラガスよりも相当に長い。火を止めたあともしばらくは鍋にて寝かせておいてから、流水で冷やします。



ついでにマヨネーズも、「クックパッド」で調べたレシピーで手作りしました。



欧州の春らしい美味しいサラダとなりました。

これとは別の日に、食品スーパーで「紫アスパラ」を見つけたので、さっそく購入。



さっと、色があまり変わらない程度にゆでて、こちらもサラダとして食しました。



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沙羅双樹、菩提樹

2013-06-19 | 京都の文化(夏)
真如堂でこの花が咲いています。



「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす…」と、平家物語の冒頭に出てくる沙羅の花です。

ナツツバキとの名前もあります。



一夜花のため、朝咲いて夜には散る。すなわち「盛者必衰の理」というわけです。

この木の向かい側には、菩提樹の花が真っ盛りでした。



この木はとても大きな樹勢です。



インドでブッダが悟りをひらいたブッダガヤの大菩提寺にある「菩提樹」とは異なる木の種類です。

日本には、当時そのインドの木が無かったため、葉の形が似ている木を菩提樹と名付けたようです。



ここには、インド本場の菩提樹の鉢植えが展示してありました。

なお、シューベルトの名曲「リンデンバウム」を菩提樹と訳したのは音楽家の堀内敬三氏ですが、リンデンバウムも日本の菩提樹と同じシナノキ科だと説明してありました。
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あじさい

2013-06-18 | 京都の文化(夏)
府立植物園には、色々なあじさいの花が咲いていました。



最近はこんなあっさりとした花の形で、パステルカラーのガクアジサイが流行しているような気がします。



この赤紫もいい色です。



このあたりはオーソドックススタイルかな。



白い花が清楚ですね。



赤の色もあります。

どこかで、あじさいの花の色はその土地のペーハー(酸性度)で変化すると聞いたことありますが。

また、同じ花が日が経過すると色が変わるとも。
そのあたりはどうなんでしょうか。Wikipedia「あじさい」によれば、

”また、開花から日を経るに従って、花の色は変化する[20]。最初は含まれる葉緑素のため薄い黄緑色で、徐々に分解されていくとともにアントシアニンや補助色素が生合成され、赤や青に色づいていく[20]。さらに日が経つと有機酸が蓄積されてゆくため、青色の花も赤味を帯びるようになる[注 2]。これは花の老化によるものであり、土壌の変化とは関係なく起こる[22]。”

となっています。

そんなことから「花言葉」は、こうなったのでしょう。

”「移り気」「高慢」「辛抱強い愛情」「元気な女性」「あなたは美しいが冷淡だ」「無情」「浮気」「自慢家」「変節」「あなたは冷たい」”
(引用:http://www.hanakotoba.name/archives/2005/09/post_8.html)
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バラ園、泰山木

2013-06-17 | 京都の文化(夏)
府立植物園のばら園は比叡山をバックに広々としています。





「ばら色」というのでしょうか?





泰山木(たいざんぼく)の大きな木があって、白い花が咲きとてもよい香りが漂っていました。



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花菖蒲

2013-06-16 | 京都の文化(夏)


京都府立植物園の菖蒲園が今、見頃です。



「いずれが あやめ、かきつばた」



ここはすべて花菖蒲ですが。



調べてみると、菖蒲、花菖蒲、あやめ、かきつばた、とそれぞれ由来があり、見分け方も解説してありました。

そもそも、ショウブと花菖蒲は全く別の植物仲間だそうです。たまたま葉の形が似ているので「花」ショウブとなったとか。さらには、あやめの漢字は菖蒲!と書く。
・・この記事の最後にその解説を抜粋して引用しておきます。







スケッチブックを広げて描いている方もいました。これをしっかりやると絵が上手になりますね。
写真を使って絵に描くとどうしても、カメラの画角になってしまいます。それから、自分の脳や手に微妙な線を記憶できないことが一番の問題です。



ヘルパーさんの援助で車椅子で観察に来ている方がいました。一眼レフカメラを取り出して盛んに撮影していました。車椅子だからといっても、どんどん外出できる時代になってきました。

とても良いことで、すばらしい。

******
==引用始め== 
引用元: 『菖蒲(あやめ)・菖蒲(しょうぶ)・かきつばたの違い』

先ずは名前の由来から

はなしょうぶ(花菖蒲)
 葉が菖蒲に似ていて花を咲かせるから。
あやめ(菖蒲)
 剣状の細い葉が縦に並んでいる様子が文目(あやめ)模様。花基部の網目模様からの説もあり。
かきつばた(杜若)
 かきつばたの色(青紫)を染み出させ布などに書き付けた、つまり衣の染料に使われたことから「書付花」と呼ばれていたのがなまったもの。

では「花菖蒲」、「あやめ」、「かきつばた」の違いは?

これがなかなか難しい。3つとも“アヤメ科”アヤメ属に属しています。だからとてもよく似ていて見分けにくいことは確か。

以下それぞれの特徴から見分ける方法を探る。

1つの違いのポイント 咲く場所
あやめは畑のような乾燥地で栽培するのに適し、かきつばたは水辺などの湿地帯に適し、花菖蒲はその中間で畑地でも湿地でも栽培できるというのが簡単な違いです。

水辺で咲いているのは杜若か花菖蒲。あやめではない。
乾いた畑で咲いているのはあやめか花菖蒲。杜若ではない。
あやめと杜若だけの違いなら簡単なのだけど、ただ、花菖蒲がどちらにもまたがっているのでまだ決められないですね。残念。

次は背丈
背のたけはあやめが一番背が低い(30~60cm)、杜若が中間(50~70cm)、花菖蒲は背が高い(80~100cm)。

花の大きさ
花の大きさは花菖蒲が大輪、あやめが小輪、杜若が中輪。
ここまでの条件で決められるかな?(推理ゲームだな?)

畑に咲いてる奴で背が高くて(80~100cm)花がでかいのが花菖蒲、背が低くて(30~60cm)花が小さいのがあやめ。(これは大と小だから差が大きく判別しやすい)
水辺に咲いてる奴は杜若か花菖蒲で、大輪の花で背が高い(80~100cm)のが花菖蒲。中輪で少し背が低い(50~70cm)のが杜若。
と言っても、花菖蒲と杜若の差は大と中(80cm以上と70cm以下)だからまだ判別は難しいかもね。(メジャーを持って歩いているわけじゃないし、花の大きさや背丈は出来不出来のバラツキもあるだろうから)

やっと見つけた1発でわかる方法!

花菖蒲は花の種類は多く紫系統の他に黄色や白、絞り等、多彩であるがどれも「花弁の根元のところに黄色い目の形の模様」がある。
杜若はあまり種類は多くないが、「花弁の弁の元に白い目型の模様」があるのが特徴。
あやめも花の種類は多くないが「花弁の元のところに網目状の模様」がある。

結論

花弁の元を見よ!花菖蒲が黄色の目型模様、あやめが網目模様、杜若が白の目型模様。これで完璧。目的達成!

==引用終わり==
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紫のボール

2013-06-15 | 京都の文化(夏)
植物園を散歩するのは楽しいです。



巨大なネギボウズ、これはアリウム・ギガンテウムという植物です。



花言葉は、深い悲しみ、無限の悲しみ、優しいくじけない心、正しい主張

アリウムはユリ科の球根植物。原産地は中央アジア。季節は4~6月。

(京都府立植物園にて)
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カフェ・アノニマ

2013-06-14 | 食べること、レストランなど
昨日6/13は、京都の気温が35.9度まで上昇しました。大阪府豊中では37.9度、京田辺でも37.5度となりました。異常に暑い梅雨です。

~~

暑さをしのぐのによいカフェが近所にあります。



時に、ランチに行きます。



カリフォルニア丼。サーモン、アボカド、サラダにマヨネーズベースのドレッシング、カリカリのオニオンフライがのっています。京番茶のお茶も。



ロコモコ丼。こちらにもアボカドが沢山はいっていました。



香り高いコーヒーもたっぷり。

この店の特徴は、旅行関係の雑誌、単行本がいっぱい置いてあって読み放題です。冒険ドキュメンタリで、読みたい本が見つかったので再度訪問して半日過ごさねば。



造形大学に近いので、学生さんも多く、留学生のおしゃべりが聞こえていました。
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狩野山楽・山雪

2013-06-13 | 京都の文化(春)
京都国立博物館で開催されていたこの展覧会を5月上旬に見学したので、記録のため掲載しておきます。



以前、日本経済新聞に連載されていた「等伯」(安部龍太郎著)を読みました。長谷川等伯は北陸の田舎町の下級武士の次男、絵師の家に養子にいったでのですが、意を決して妻子をおいて京都修行に出ます。途中で織田信長軍に遭遇して逃げる少年を守るため、織田の追ってを殺害したことからお尋ね者になる。その後、お寺に匿われて難を逃れる。徐々に画才に人気が出てきたのですが、、、

当時、都の宮殿寺院絵師は狩野永徳とその弟子たちでした。彼らは、新興勢力である等伯一派を徹底的に妨害するストーリーにハラハラドキドキして毎朝連載を読んだことを思いだしました。



狩野山楽は、その狩野派全盛時代の永徳の養子です。国家の政権が豊臣から徳川に移転した時代です。

狩野探幽(永徳の孫)らが江戸に移って活動したのに対し、山楽・山雪の系統は京に留まったため、「京狩野」と称されました。

この時代の優れた作品の多くは海外の美術館に所蔵されているので、今回もニューヨーク・メトロポリタン美術館からの里帰りなど多数の外国からの作品が展示されていました。

伝統的な画風で、ポスターの絵図になっている「竜虎図」が迫力ありました。装飾性も豊かで、いかにも宮廷趣味というかおおらかなゆったりとした絵です。



山楽の娘婿としてあとを継いだ狩野山雪は、新しい意匠を多く取り入れたデザイン性で力強い絵を残しています。後の時代の絵師、曾我蕭白や伊藤若冲にも影響を与えたとされています。


(引用:Chester Beatty Library and Galleries, Dublin, Ireland)

山雪は斬新な大きな絵を描くと同時に、細かい筆使いの絵巻物語、「長恨歌図巻」(アイルランド・ダブリンライブラリからの里帰り)を絹の布2巻を残しています。鮮やかな色が印象的でした。テーマは、高等学校の漢文授業でも習った白居易(白楽天)の長恨歌を描いています。玄宗皇帝と楊貴妃の恋物語りで非常に細密に人物や風俗が描かれていました。
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グランフロント大阪2

2013-06-12 | 食べること、レストランなど
飲食店も多数入っています。



バーがあったり、寿し、和洋、中華、なんでも揃っています。



窓際のJR貨物駅線路が見える広いところに椅子とテーブルが並んでいて、近隣の店でテークアウトしてそこで飲食することができます。いわゆる、高級的「フードコート」方法です。ただし、近大マグロ店は人気があるためかテイクアウト不可となっていました。



通路の脇にもテーブルが並んでいます。



これが飲食フロアーのロゴです。これを見ると、8階だと思うでしょう? ・・実は違うのです。間違えてエレベータ8Fで降りたおばさんがいました。その階は事務所の並ぶフロアーでした(驚き



ここは、なんと、店の手前半分がフレンチ・ビストロで、向こう側は和風居酒屋料理でした。混ぜて注文することができました。



白いアスパラガス。
これはこんな複雑なソースではなくて、さっと茹でてソフトな手作りマヨネーズであっさりと食べたかった。



焼きチーズ。



フォアグラ・ショ。フォアグラをソテーした料理、カロリー高いね。

この店では「前菜」と食前酒だけとして、地下のフロアーにも行ってみました。



夕方のサラリーマン・ウーマン時間帯となってきたので、巨大なこの「世界のワイン博物館」店ですが、それでもかなりの行列ができていました。



各種ビール小瓶のビラミッドがシンボルです。



その隣の「世界のビール博物館」も満員。

ふと見ると、立ち飲み用の丸テーブルが空いていたので、そこにてビールとアテを注文できました。



大きいほうがベルギーのブルッグス・ゾット、もう一つがドイツのフランツィスカーナー ヴァイスビア。



ベルギー・ムール貝。



チェコ風じゃがいもパンケーキ。

沢山食べて飲んで、外に出てくると、駅前広場では、こんなイベントをやっていました。



各社各国のビール販売テントが並んでいて、屋外テーブルにはお客さんがいっぱいでした。

このグランフロント大阪に、お客さんを取られたようで近隣のデパートや地下ショッピングモールの買い物客が減っているそうです。・・消費者の財布は一つですからね。
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グランフロント大阪

2013-06-11 | 国内各地の風物
うめきたに巨大なビル群が現れました。



JR大阪駅と広い歩道広場でつながっています。



JR駅からくると、こんな感じで高層ビルがドドーンと迫ってきます。



地上とは立体交差している広い歩道が、ビル群を突き抜けていて大勢の人人でした。



立体模型の展示。手前方向がJR大阪駅で、一番奥のビルは超高級高層マンションです。

とりあえす、一番奥まで歩いて行ってみました。



下を眺めた景色です。



右手にはインターコンチ・ホテルが入っていました。



突き当りのガーデンには、池があって水が流れています。そこに面したおしゃれなカフェ・レストラン。

そのあと、上層階にいってみました。



人工的な光と栄養、空調で育てている野菜工場展示もありました。

飲食店が並ぶフロアーに、長い行列ができていました。



近畿大学 「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所」、 近大マグロなどの養殖魚専門料理店。

30分以上も待つようなので今回はパス。

大学や国立研究機関も部屋を借りて集合しています。例えば、京都大学、東京大学、慶應義塾大学 「慶應大阪シティキャンパス」、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)など。

「ナレッジ・キャピタル」と名付けられています。

(つづく)
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