滋賀県大津市坂本にある日吉大社に参詣しました。京の都の表鬼門(北東)を守る神社です。
神仏習合の事例が、こんな鳥居の形で残るといわれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/dd/636817479c7dfcfedc707dc44ee8512d.jpg)
通常の鳥居の上に、さらに三角形の木が重ねてあります。山王鳥居だそうです、
初めて見ました。珍しい。
ここでは猿が、「神猿(まさる)」とよばれ魔除けの象徴となっています。
西本宮楼門の四隅には、可愛い神猿が彫り込まれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/6f/dfcb7bef78c99f9fd5e7dcf57d7039fc.jpg)
中世時代に比叡山の僧兵達(山法師)が日吉神社の神輿を京都にかつぎ出して、たびたび朝廷や幕府にさまざまな要求を突きつけました。神仏混交の時代で、日吉神社は比叡山延暦寺の「神宮寺」であり、延暦寺と同じく大きな権力をもっていたエピソードです。
白河法皇は「加茂川の水、双六の賽、山法師。これぞ朕が心にままならぬもの」といったとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/e7/700e9c410fbf3d45b5f4062c98cf88cc.jpg)
この日の目標は、社の後背にある小高い奥宮に登山することでした。
このところ運動不足だったので、片道30分とされる山に挑戦しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/38/5197f08c6695b1aacb1d767d2ef62de5.jpg)
東本宮の脇にあるこの石段が参道の入り口になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/66/6efb933907e154203f9abd1ae0c7eb62.jpg)
道幅は広いのですが、予想外に急坂が続きます。この写真ではその傾斜の感じが上手くでていませんが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/f0/4b7f667d38c8bbc5c02aa423484fd0d7.jpg)
ふうふう言いながらもどうやら最後の石段に辿り着きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/44/3c19bd3bc0a3d26bcffbc0f9d899ef6e.jpg)
木々の間から、奥宮の「三宮」と「牛尾宮」の社が見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/b8/f2abc4c6453e7c9fd05e93945dd5176d.jpg)
「金大巌」(こがねのおおいわ)、10メートルほどの大岩です。大山咋神が東本宮に祀られる以前に宿っていたとされる岩で、日吉大社の始まりの場所です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/bd/269fa891bddbe62d0607c4060e7ec095.jpg)
眼下には琵琶湖が見え、対岸の三上山も遠望できました。
湖畔の町中を左右に横切る白い直線は、JR湖西線と、国道161号線の高架道路です。
JR湖西線は、六甲おろし」ならぬ、「比良おろし」(比良山地から琵琶湖岸に吹き降ろす強風)でしばしば遅延したり運休します。
特に春先に吹くものは「比良八荒」といい、交通や農業などに被害を及ぼすことがあるようです。
神仏習合の事例が、こんな鳥居の形で残るといわれています。
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通常の鳥居の上に、さらに三角形の木が重ねてあります。山王鳥居だそうです、
初めて見ました。珍しい。
ここでは猿が、「神猿(まさる)」とよばれ魔除けの象徴となっています。
西本宮楼門の四隅には、可愛い神猿が彫り込まれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/6f/dfcb7bef78c99f9fd5e7dcf57d7039fc.jpg)
中世時代に比叡山の僧兵達(山法師)が日吉神社の神輿を京都にかつぎ出して、たびたび朝廷や幕府にさまざまな要求を突きつけました。神仏混交の時代で、日吉神社は比叡山延暦寺の「神宮寺」であり、延暦寺と同じく大きな権力をもっていたエピソードです。
白河法皇は「加茂川の水、双六の賽、山法師。これぞ朕が心にままならぬもの」といったとか。
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この日の目標は、社の後背にある小高い奥宮に登山することでした。
このところ運動不足だったので、片道30分とされる山に挑戦しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/38/5197f08c6695b1aacb1d767d2ef62de5.jpg)
東本宮の脇にあるこの石段が参道の入り口になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/66/6efb933907e154203f9abd1ae0c7eb62.jpg)
道幅は広いのですが、予想外に急坂が続きます。この写真ではその傾斜の感じが上手くでていませんが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/f0/4b7f667d38c8bbc5c02aa423484fd0d7.jpg)
ふうふう言いながらもどうやら最後の石段に辿り着きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/44/3c19bd3bc0a3d26bcffbc0f9d899ef6e.jpg)
木々の間から、奥宮の「三宮」と「牛尾宮」の社が見えました。
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「金大巌」(こがねのおおいわ)、10メートルほどの大岩です。大山咋神が東本宮に祀られる以前に宿っていたとされる岩で、日吉大社の始まりの場所です。
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眼下には琵琶湖が見え、対岸の三上山も遠望できました。
湖畔の町中を左右に横切る白い直線は、JR湖西線と、国道161号線の高架道路です。
JR湖西線は、六甲おろし」ならぬ、「比良おろし」(比良山地から琵琶湖岸に吹き降ろす強風)でしばしば遅延したり運休します。
特に春先に吹くものは「比良八荒」といい、交通や農業などに被害を及ぼすことがあるようです。