朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

日本庭園の松(島根県安来市)

2015-01-06 | 油彩水彩画、雑誌の表紙
 新年を迎え松飾りを見ると気持ちが改まる。
 冬にも緑を失わない松は、神の依代として門松にもなる。白砂青松を連想させる足立美術館日本庭園には盆栽のような松が見事に配置されている。
 この美術館にある横山大観コレクションは見応えがある。(ITUジャーナル Jan.2015)

~~補足~~

 島根県安来市にあるこの美術館と日本庭園を作ったのはこの地に生まれ貧しい農家出身の足立全康さんです。彼は大阪に出て、懸命な努力によって商業に成功し一代で財産を築きました。若い時に見た横山大観の絵に惚れ込んで、その絵を買うことを目標に頑張ったそうです。
 またこの日本庭園は、米国の専門雑誌のランキングで、11年連続で日本庭園の日本一(=世界一)に選出されています。
 故郷に錦を飾り、また地域振興にもなって全国から観光客を惹きつけています。「成金さん」のお手本みたいな方です。
 
 ”(足立全康は)幼少の頃より興味を持っていた日本画を蒐集して、いつしか美術品のコレクターとして知られるようになっていました。また若い頃から何よりも好きであったという庭造りへの関心も次第に大きくなっていったのです。そしてついに昭和45年、71歳の時、郷土への恩返しと島根県の文化発展の一助になればという思いで、財団法人足立美術館を創設しました。”(引用:https://www.adachi-museum.or.jp/about

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