朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

国立天文台 野辺山

2014-08-24 | 国内各地の風物
8月23日に毎年恒例の特別公開があったので見学してきました。



電波天文台のアンテナがずらり並んでいました。正しくは「ミリ波干渉計」。宇宙の星は、目に見える光と同様、電波を発生して送っています。



例えば、1600光年という遠くにあるオリオン大星雲からの電波を受信して分析すると、その星雲にある分子構成がわかります!

ミリ波は、携帯電話やWi-Fiの電波の数十倍高い周波数です。



これは45m電波望遠鏡。近くにいる人の大きさと比べてみてください。ミリ波望遠鏡として、世界一の大口径。

アンテナの直径が45m、重量700トン。鏡面誤差0.1mm。気温や重力で伸び縮みする反射鏡を補正するため、数十cm四方のパネルに分割してその四隅にサーボモーターをつけて調整しているそうです。(つづく)
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