朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

この日以外は、すべて「父の日」?

2010-05-09 | もろもろの事
カーネーションが町にあふれる季節になりました。




 母の日は、5月の第2日曜日。

 アメリカの習慣が広がったのでしょうね。

 日本のいたるところに米軍の基地があった時代、この日になると、駐留の米国の兵隊さんが一斉に故郷のお母さんに電話をかけるので、国際電話のオペレータが大繁盛、国際回線も満杯となるので特別に回線を増設したもんです。

 しかも、国際電話オペレータが忙しかったのは、ほとんどの将兵が「コレクトコール」(料金着信人払い)で電話を申し込んできたからです。着信者が料金負担をOKするかどうか口頭で確認をとっていました。
 「母の日」に親の電話代で、国際電話するかね。まったく。でもこの時代は米国は「徴兵制」でした。・・国を守る(家族、自分の土地、仕事など、権利を守ること)その原則のために、日米安保条約が結ばれ米国将兵多数が全国に駐留していました。沖縄と一部の本州地域だけに、米軍駐留負担をかけるのではなく、この際、すべての都道府県に米軍基地を分散配置すべきでしょう。そうすれば、国防の意義、日米安保に価値を理解するきっかけになると思います。

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 母の日コール、現在はどうなんでしょうか。
 きっと、Skypeのサーバーは、能力が不足するでしょう。Skypeなら、テレビ電話もできるし。



 うろ覚えですが、小学校の時、この日は赤いカーネーションを着けて登校したような。そして、母のいない子は、白いカーネーションだったような。人権侵害、プライバシー無視の時代だったのでしょう。




 のんベイな母親が増えたせいで、酒屋もこんな張り紙で販促しています。

 「父の日はないの?」と、昔、母に聞いたら、「残りは、すべて父の日だから」と答えてくれました。

 花屋の陰謀なのか、実は父の日もあって、6月の第3日曜日に白いバラを贈るのだそうです。

コメント (4)
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