人類学のススメ

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人類生態学の本1.人類生態学ノート

2009年10月26日 | K5.人類生態学の本[Human Ecology:Jap

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人類生態学ノート (1970年) (UP選書)
価格:¥ 504(税込)
発売日:1970

 この本は、勝沼晴雄さんと鈴木継美さんによる編著で、1969年に東大医学部保険学科で行われた人類生態学の総合講義をまとめたものです。1970年に、UP選書59として、東京大学出版会から出版されました。

 本書の内容は、以下のように全8章に分かれます。

  1. 人類生態学序論(勝沼晴雄)
  2. 文化的環境と人間(泉 靖一)
  3. ヒトの生態と進化(渡辺 仁)
  4. 適応の弾力性(鈴木継美)
  5. 人類の疾病・死亡と環境(籾山政子)
  6. 人口密度の社会的・生物的影響(竹本泰一郎)
  7. バイオメーターとしての血色素濃度(松本信雄)
  8. 人類生態学・解題(鈴木継美)

 私が知る限り、日本語でタイトルに「人類生態学」という名称が付いた本は、これが初めてではないかと思われます。


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