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人類学のススメ

人類学の世界をご紹介します。OCNの「人類学のすすめ」から、サービス終了に伴い2014年11月から移動しました。

考古学の事典・辞典1.縄文時代研究事典

2014年06月30日 | H4.世界の人類学者[Anthropologist of

Tozawa1994

縄文時代研究事典
価格:¥ 16,200(税込)
発売日:1994-10

 この『縄文時代研究事典』は、明治大学名誉教授の戸沢充則[1932-2012]さんによる編で、98名の執筆者が、縄文時代の様々な項目について書いたものです。1994年に、東京堂出版から出版されました。

 本書の内容は、以下のように、全3編に分かれます。

  • 用語編(縄文時代の様々な用語及び人名について解説)
  • 土器型式編(北海道から沖縄までの、重要な土器型式について解説)
  • 遺跡編(北海道から沖縄までの、重要な縄文遺跡について解説)

 本書は、縄文時代を学ぶあるいは研究する者にとっては、必携の事典です。


お知らせ:ブログ人終了

2014年06月29日 | A3.お知らせ[Notice]
 2014年5月21日に、このブログを作成している「ブログ人」が2014年11月30日で終了するという連絡がありました。今のところ、ブログ人から推奨されているgooブログへ移行する予定ですが、まだ詳細は不明です。それにともない、私の別のブログの「遺跡へ行こう」と「考古学ノート」は終了させ、この「人類学のすすめ」に統合する予定です。しばらく、この統合作業を行います。
 

報告書16.由比ヶ浜南遺跡

2014年06月28日 | N7.報告書[Site Report:Japanese]

Yuigahamaminamiiseki2001

 この報告書『由比ヶ浜南遺跡』は、神奈川県鎌倉市に所在する、中世の埋葬遺跡である由比ヶ浜南遺跡の発掘調査報告書です。2001年に、由比ヶ浜南遺跡発掘調査団と鎌倉遺跡調査会による編で出版されました。アマゾンで検索しましたが、ヒットしませんでしたのでリンクさせていません。

 本報告書の内容は、以下のように、全4分冊からなります。

◎第1分冊:本分編

  1. 調査地の位置と周辺の環境
  2. 調査の経緯
  3. 検出された遺構と遺物
  4. まとめと考察

◎第2分冊:分析編1

  • 由比ヶ浜南遺跡の単体埋葬遺構出土人骨について(平田和明・奥 千奈美・星野敬吾・塘 総一郎・高橋慎一)
  • 由比ヶ浜南遺跡出土の動物遺体(西本豊弘・鵜澤和宏・太田敦子・姉崎智子・樋泉岳二)

◎第3分冊:分析編2

  • 神奈川県鎌倉市由比ヶ浜南遺跡出土の中世人骨(松下孝幸)
  • 鎌倉市由比ヶ浜南遺跡出土中世人骨の埋葬と個体数および受傷人骨(松下孝幸)
  • 由比ヶ浜南遺跡の花粉化石(鈴木 茂・新山雅広・松葉礼子)
  • 由比ヶ浜南遺跡のプラント・オパール(鈴木 茂)
  • 由比ヶ浜南遺跡の古環境(鈴木 茂)
  • 鎌倉市由比ヶ浜南遺跡出土木材樹種同定結果(松葉礼子)
  • 由比ヶ浜南遺跡の砂層堆積環境(上本進二・土屋浩美)
  • 目溜り遺構出土の貝類(小島奈々子)
  • 出土遺物法量表

◎第4分冊:写真図版編


子供向け・日本人の起源の本38.ジュニア日本の歴史1・国のなりたち

2014年06月27日 | F3.子供向けの本:日本人の起源[Origin

Jr. 日本の歴史 (1) 国のなりたち 旧石器時代から飛鳥時代 (ジュニア 日本の歴史) Jr. 日本の歴史 (1) 国のなりたち 旧石器時代から飛鳥時代 (ジュニア 日本の歴史)
価格:¥ 1,944(税込)
発売日:2010-10-08

 この『国のなりたち』は、子供向けに書かれた本で、日本の旧石器時代から飛鳥時代までが文と写真で解説されています。2010年に、全7巻の「ジュニア・日本の歴史」シリーズの第1巻として、小学館から出版されました。

 本書の内容は、以下のように、全5章からなります。

  1. 日本列島最初の人びと(小畑弘己)
  2. たくみな自然利用(小畑弘己)
  3. 水田と金属器の登場(寺前直人)
  4. 倭国の成立と古墳文化(高橋照彦・田中史生)
  5. 古代国家へのあゆみ(高橋照彦・田中史生)

 本書は、子供向けに書かれていますが、大人が入門書として読んでも良い本です。

Obatateramaetakahashitanaka2010


子供向け・日本人の起源の本37.日本人の起源8・邪馬台国の誕生

2014年06月26日 | F3.子供向けの本:日本人の起源[Origin

Otomasu1993

邪馬台国の誕生 (日本人の起源 8)
価格:¥ 2,884(税込)
発売日:1993-05

 この『邪馬台国の誕生』は、元國學院大學の考古学者・乙益重隆[1919-1991]さんによる文・加藤愛一さんによる絵で日本人の起源について子供向けに解説された絵本です。1993年に、「日本人の起源」シリーズ全8巻の第8巻として、教育社から出版されました。本書では、主に、弥生時代について解説しています。

 本書の内容は、以下の通りです。

  • はじめに
  • 大陸からつたえられた農耕文化
  • 田んぼづくりと畑
  • 石の農具と木の農具
  • 稲作の最初の伝来から全国につたわるまで
  • 弥生人のすまい
  • 米をたくわえるあなぐらと高倉
  • 主食になった米、ムギ、アワ、豆、ヒエ
  • 狩りと魚とり
  • 弥生土器の形とつかいみち
  • 弥生時代の道具箱
  • 土着の編み布と伝来の織布
  • さまざまな身分をあらわす装身具
  • 大陸伝来の青銅器と鉄器
  • 実戦の武器から祭祀の道具へ
  • 鳴らす銅鐸から見る銅鐸へ
  • 豊作を祈る
  • 死者をおくる
  • 外海で船をあやつる弥生人
  • 縄文人と大陸人のであい
  • 渡来人集団の規模
  • 戦争の起源
  • 攻める人・守る人
  • 3世紀の日本列島
  • 魏志倭人伝の証言
  • ことばのかいせつ・この本のきまり
  • さくいん
  • 著者紹介

子供向け・日本人の起源の本36.日本人の起源7・縄文から弥生へ

2014年06月25日 | F3.子供向けの本:日本人の起源[Origin

Sakura19933

縄文から弥生へ (日本人の起源 7)
価格:¥ 2,884(税込)
発売日:1993-05

 この『縄文から弥生へ』は、元国立科学博物館の人類学者・佐倉 朔さんによる文・大津拓郎さんによる絵で日本人の起源について子供向けに解説された絵本です。1993年に、「日本人の起源」シリーズ全8巻の第7巻として、教育社から出版されました。本書では、主に、縄文時代と弥生時代について解説しています。

 本書の内容は、以下の通りです。

  • はじめに
  • 縄文時代の舟
  • 黒潮の流れにのって
  • イノシシとブタ
  • だれもがほしかった黒曜石
  • 石器の材料と干し貝の物々交換
  • 早くすりへった縄文人の歯
  • 「文明病」とよばれる虫歯がなぜ縄文人に?
  • コッペパンとクッキー
  • 歯をぬくならわし
  • 特別な身分の人がいた?
  • 長生きできなかった縄文時代の人びと
  • 貝塚から発掘された人骨
  • 角ばってがっしりとした顔
  • 小がらで筋肉の発達したからだ
  • 縄文人は日本人の先祖か?
  • アイヌ人の「コロボックル伝説」
  • 辺境の地に住む人びとを異民族とみなした日本の歴史
  • 先住民族としてのアイヌ人
  • 文化のつながりがあった北海道と本州
  • 大陸からわたってきた農耕の文化
  • 大陸からわたってきた人びと
  • 場所によってことなる人びとの生活
  • 農耕文化をとりいれる縄文人
  • 縄文から弥生へ
  • ことばのかいせつ・この本のきまり
  • さくいん
  • 著者紹介

子供向け・日本人の起源の本35.日本人の起源6・縄文時代

2014年06月24日 | F3.子供向けの本:日本人の起源[Origin

Sakura19932

縄文時代 (日本人の起源 6)
価格:¥ 2,884(税込)
発売日:1993-05

 この『縄文時代』は、元国立科学博物館の人類学者・佐倉 朔さんによる文・日本校文館による絵で日本人の起源について子供向けに解説された絵本です。1993年に、「日本人の起源」シリーズ全8巻の第6巻として、教育社から出版されました。本書では、主に、縄文時代について解説しています。

 本書の内容は、以下の通りです。

  • はじめに
  • 最後の氷河期が終わって
  • むかしの人もみつけていた縄文時代の石器
  • 巨人伝説
  • アメリカ人モースの大森貝塚発見
  • 縄文時代の遺跡を調べる
  • 「加曽利貝塚公園」に行ってみよう
  • 縄文土器ってどんな土器?
  • 生活の変化と土器の移り変わり
  • 縄文人と同じ土器をつくってみよう
  • 縄文時代のもっとも重要な道具、石器
  • むすんだり、しばったりする技術
  • 動物の骨や角でつくった道具
  • 木や竹でつくった道具
  • うるしをつかう技術が発達していた
  • 縄文人が身につけたかざりもの
  • 土偶が着ている服と縄文人が着ていた服
  • 冬暖かく、夏涼しい家
  • 9000年まえの遺跡だっていうことがなぜわかるの?
  • ゆたかな木や草があった自然
  • 海面がいちばん高くなったとき
  • 人口はどれくらいだったか?
  • イルカをとる方法を知っていた縄文人
  • 縄文人のごちそうは何だったのか?
  • 家族の一員のようにかわいがられたイヌ
  • ことばのかいせつ・この本のきまり
  • さくいん
  • 著者紹介

子供向け・日本人の起源の本34.日本人の起源5・日本人はどこからきたか

2014年06月23日 | F3.子供向けの本:日本人の起源[Origin

Sakura19931

日本人はどこからきたか (日本人の起源 5)
価格:¥ 2,884(税込)
発売日:1993-05

 この『日本人はどこからきたか』は、元国立科学博物館の人類学者・佐倉 朔さんによる文・北爪 薫さんによる絵で日本人の起源について子供向けに解説された絵本です。1993年に、「日本人の起源」シリーズ全8巻の第5巻として、教育社から出版されました。本書では、主に、人類の進化と日本の旧石器時代について解説しています。

 本書の内容は、以下の通りです。

  • はじめに
  • 人間は自然の一部
  • さまざまな環境で生活している人類
  • 人類は生物としては一つの種
  • 日本人の属するグループ、モンゴロイド
  • 日本人とアイヌ人との関係
  • アジアのなかの日本人
  • 哺乳類としてのヒト
  • ヒトは哺乳類のなかの霊長類
  • いろいろな霊長類、原猿類からヒトまで
  • ヒトがサルとちがった生活をするようになったわけ
  • ヒトの先祖が類人猿の先祖と分かれたとき
  • 最古の化石人類「猿人」
  • 猿人・原人・旧人・新人
  • 石器時代と人類の進化
  • 生活技術の進歩
  • アジアで発見された原人
  • 北京原人は日本列島にわたってきたか?
  • アジアで発見された旧人・新人
  • 日本列島で発見された旧石器
  • 骨が化石になりにくい火山の多い日本列島
  • 石灰岩にまもられた沖縄の化石人類
  • 沖縄県港川遺跡でみつかった化石人類
  • 日本本土から発見された縄文時代以前に生きていた人びと
  • はじめに日本列島にわたってきた人びと
  • ことばのかいせつ・この本のきまり
  • さくいん
  • 著者紹介

子供向け・日本人の起源の本33.倭人の社会

2014年06月22日 | F3.子供向けの本:日本人の起源[Origin

倭人の社会―弥生・古墳時代 (おもしろ日本史 まんがパノラマ歴史館) 倭人の社会―弥生・古墳時代 (おもしろ日本史 まんがパノラマ歴史館)
価格:¥ 2,160(税込)
発売日:1997-05-01

 この『倭人の社会』は、中島博司さんによる指導・登 竜太さんによる作画で、主に、日本の弥生時代と古墳時代について解説されたものです。1997年に、全16巻の「おもしろ日本史・まんがパノラマ歴史館」の第2巻として、ぎょうせいから出版されました。

 本書の内容は、以下のように、全8章からなります。

  1. 稲作が伝わる:弥生時代の始まり
  2. 大環濠集落:吉野ヶ里
  3. 邪馬台国と女王卑弥呼
  4. 大和政権の誕生:纏向遺跡は語る
  5. 大王の時代:巨大古墳の登場
  6. 豪族の館
  7. 人々の暮らし:日本のポンペイ
  8. なぞの継体天皇と磐井の乱

Gyosei19972


子供向け・日本人の起源の本32.日本列島のあけぼの

2014年06月21日 | F3.子供向けの本:日本人の起源[Origin

日本列島のあけぼの―旧石器・縄文時代 (おもしろ日本史 まんがパノラマ歴史館) 日本列島のあけぼの―旧石器・縄文時代 (おもしろ日本史 まんがパノラマ歴史館)
価格:¥ 2,160(税込)
発売日:1997-05

 この『日本列島のあけぼの』は、中島博司さんによる指導・登 竜太さんによる作画で、主に、日本の旧石器時代と縄文時代について解説されたものです。1997年に、全16巻の「おもしろ日本史・まんがパノラマ歴史館」の第1巻として、ぎょうせいから出版されました。

 本書の内容は、以下のように、全8章からなります。

  1. まぼろしの明石原人:人骨をめぐるドラマ
  2. 世紀の発見:旧石器を求めて
  3. 最古の遺跡を求めて:座散乱木遺跡の発見[註:旧石器捏造と断定された座散乱木遺跡について解説]
  4. 馬場壇人の登場:石器で行った象狩り[註:旧石器捏造と断定された馬場壇遺跡について解説]
  5. 岩宿人の生活:二万年前
  6. 北の縄文都市:三内丸山
  7. 塩をつくった縄文人:交易のようす
  8. 縄文の祭り:祭壇で行われた儀式

 この他、「歴史のひろば」や「歴史おもしろ探検隊」が掲載されています。但し、第3章と第4章については、旧石器捏造と断定された遺跡について解説されていますので、注意が必要です。

Gyosei19971


雑誌「ミネルヴァ」10.第2巻第2号

2014年06月20日 | H4.世界の人類学者[Anthropologist of

Minerva10

雑誌『ミネルヴァ』は、1936年2月に創刊された雑誌です。当時の、人類学・考古学・民俗学等の動向がわかるものです。同じ頃、岡 茂雄[1894-1989]が発行していた雑誌「ドルメン」がありましたが、その休刊中に、甲野 勇[1901-1967]が「ドルメン」にならって創刊しました。しかし、第2巻第2号で廃刊となります。アマゾンで検索しましたが、ヒットしませんでしたのでリンクさせていません。

 第2巻第2 号は、2月号として1937年2月に出版されました。今号の特集は、「占守島竪穴の発掘」と「飛鳥山の古代遺跡」です。なお、雑誌「ミネルヴァ」は、今号で廃刊になりました。本号の内容は、以下の通りです。

  • 占守島最近の竪穴と今次の発掘(馬場 修)
  • アイヌ叙事詩「聖傳」:アエオイナ・カムイが雲の關に魔神を討つこと(久保寺逸彦)
  • 飛鳥山古代遺跡秘聞(篠崎四郎)
  • 北國初春と霊棒(神林淳雄)
  • 捕鯨之圖彫刻の骨器(T・O生)
  • 「枕書堂遺草」を讀む(八幡一郎)
  • 日本人調査旅行日記:武蔵國秩父地方(松村 瞭)

Minerva10c


雑誌「ミネルヴァ」9.第2巻第1号

2014年06月19日 | H4.世界の人類学者[Anthropologist of

Minerva9

 雑誌『ミネルヴァ』は、1936年2月に創刊された雑誌です。当時の、人類学・考古学・民俗学等の動向がわかるものです。同じ頃、岡 茂雄[1894-1989]が発行していた雑誌「ドルメン」がありましたが、その休刊中に、甲野 勇[1901-1967]が「ドルメン」にならって創刊しました。しかし、第2巻第2号で廃刊となります。アマゾンで検索しましたが、ヒットしませんでしたのでリンクさせていません。

 第2巻第1 号は、1月号として1936年12月に出版されました。今号の特集は、「夢と民俗」と「枕の変遷」です。本号の内容は、以下の通りです。

  • アイヌと夢(金田一京助)
  • 未開人の夢(杉浦健一)
  • 枕の話(杉山壽榮男)
  • 上古時代の枕(後藤守一)
  • 竪穴家屋と其の遺跡に就ての理論的考察(関野 克)
  • 朝鮮大同江岸梧野里櫛目紋土器遺跡(小野忠明)
  • 樺太の石器時代(木村信六)
  • 學界生活五十年の回顧(二)(鳥居龍蔵)

Minerva9c


雑誌「ミネルヴァ」8.第1巻第8号

2014年06月18日 | H4.世界の人類学者[Anthropologist of

Minerva8

 雑誌『ミネルヴァ』は、1936年2月に創刊された雑誌です。当時の、人類学・考古学・民俗学等の動向がわかるものです。同じ頃、岡 茂雄[1894-1989]が発行していた雑誌「ドルメン」がありましたが、その休刊中に、甲野 勇[1901-1967]が「ドルメン」にならって創刊しました。しかし、第2巻第2号で廃刊となります。アマゾンで検索しましたが、ヒットしませんでしたのでリンクさせていません。

 第1巻第8 号は、12月号として1936年12月に出版されました。本号の内容は、以下の通りです。

  • 學界生活五十年の回顧(1)(鳥居龍蔵)
  • 土器焼成に関する一考察と其の資料(上野廣一・宮坂英弌)
  • 東亜大陸のスキー(泉 靖一)
  • 柿の葉人形(小井川潤次郎)
  • 紙をつくる風景:南鮮風俗點描(齋藤 忠)
  • 羽前古鐘めぐり(篠崎四郎)
  • 下総久賀村民謡(大藤時彦)
  • 古器物見聞の記(文献復刻)(加部巌夫)
  • 祖谷の古言(文献復刻)(小杉榲邨)
  • 東京市西部に於ける古墳時代末期聚落の規模(三)(奥田直榮)
  • 大阪夏の陣と石鏃(渡邊敏行)
  • 軍鶏と暹羅(南 海生)
  • [座談会]北海道・千島・樺太の古代文化を検討する(三):古代北方文化の構造と系統(馬場 修・江上波夫・後藤守一・伊東信雄・喜田貞吉・三上次男・山内清男・八幡一郎・甲野 勇)[註:(三)となっているが(二)か?]

Minerva8c


雑誌「ミネルヴァ」7.第1巻第7号

2014年06月17日 | H4.世界の人類学者[Anthropologist of

Minerva7

 雑誌『ミネルヴァ』は、1936年2月に創刊された雑誌です。当時の、人類学・考古学・民俗学等の動向がわかるものです。同じ頃、岡 茂雄[1894-1989]が発行していた雑誌「ドルメン」がありましたが、その休刊中に、甲野 勇[1901-1967]が「ドルメン」にならって創刊しました。しかし、第2巻第2号で廃刊となります。アマゾンで検索しましたが、ヒットしませんでしたのでリンクさせていません。

 第1巻第7 号は、9月号として1936年9月に出版されました。本号の内容は、以下の通りです。

  • 宋銭発掘記(宮坂英弌)
  • アイヌの人形その他(稲生典太郎)
  • 飛騨國上寶地方旅行の記(林 魁一)
  • 西朝鮮に於ける環状石器の新資料(小野忠明)
  • 土器塚考[文献復刻](福家梅太郎・坪井正五郎)
  • 東京市西部に於ける古墳時代末期聚落の規模(2)(奥田直榮)
  • 人力車の話(長崎洋介)
  • [座談会]北海道・千島・樺太の古代文化を検討する:古代「北方文化」の構造と系統(馬場 修・江上波夫・後藤守一・伊東信雄・喜田貞吉・三上次男・山内清男・八幡一郎・甲野 勇)

Minerva7c


雑誌「ミネルヴァ」6.第1巻第6号

2014年06月16日 | H4.世界の人類学者[Anthropologist of

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 雑誌『ミネルヴァ』は、1936年2月に創刊された雑誌です。当時の、人類学・考古学・民俗学等の動向がわかるものです。同じ頃、岡 茂雄[1894-1989]が発行していた雑誌「ドルメン」がありましたが、その休刊中に、甲野 勇[1901-1967]が「ドルメン」にならって創刊しました。しかし、第2巻第2号で廃刊となります。アマゾンで検索しましたが、ヒットしませんでしたのでリンクさせていません。

 第1巻第6 号は、7月8月合併号として1936年8月に出版されました。本号は、有史以前の大東京特集です。本号の内容は、以下の通りです。

  • 石器時代の大東京(八幡一郎)
  • 大東京の古墳(後藤守一)
  • 大東京湮滅遺跡雑記(大場樂石)
  • 東京市内の石器時代遺物(編集部)
  • 東京市内の貝塚(甲野 勇)
  • 東京市内で発掘された古代住居趾(三須田 浩)
  • 東京市西部に於ける古墳時代末期聚落の規模(Ⅰ)(奥田直榮)
  • 東京の削り掛け(早苗生)
  • 土偶を取りに行って土方の親分に叱られた話(天草五郎)
  • 東京市内の土版
  • 東京市内の土偶
  • 大井町權現臺貝塚の土製獣
  • 圖版説明
  • 又も石器時代遺跡から宋銭の発見(喜田貞吉)
  • 考古学の正道:喜田博士に答ふ(山内清男)
  • 両墓制資料:近江國蒲生郡馬淵村(小島勝治)
  • 姥塚から(大場磐雄)

Minerva6c

雑誌「ミネルヴァ」第1巻第6号目次(*画像をクリックすると拡大します)