人類学のススメ

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人類生態学の本11.定住革命(人類史のなかの定住革命)

2013年10月22日 | K5.人類生態学の本[Human Ecology:Jap
人類史のなかの定住革命 (講談社学術文庫) 人類史のなかの定住革命 (講談社学術文庫)
価格:¥ 1,008(税込)
発売日:2007-03-09

 この『定住革命(人類史のなかの定住革命)』は、元筑波大学の西田正規さんにより、主に人類生態学について書かれたものです。1986年に『定住革命』という題で新曜社から出版され、2007年に『人類史のなかの定住革命』に改題されて講談社学術文庫として講談社から出版されました。

 本書の内容は、以下のように、全3部10章からなります。

第1部.定住革命論

  • 定住革命
  • 遊動と定住の人類史
  • 狩猟民の人類史
  • 中緯度森林の定住民

第2部.定住の生態学

  • 歴史生態人類学序説
  • 鳥浜村の四季
  • ゴミが語る縄文の生活
  • 縄文時代の人間-植物関係

第3部.道具使用の生態学

  • 人類=手型動物の頂点に立つ
  • 家族、分配、言語の出現

 本書は、様々な雑誌に発表された論考が元になっていますが、第3部の2編は書き下ろしです。

Nishida1986


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