日本民族 (1952年) 価格:(税込) 発売日:1952 |
この本は、日本人類学会による編で、日本人の起源について書かれたものです。1952年に、岩波書店から出版されました。
本書の内容は、以下のように12編が掲載されています。
- 日本人の東亜に於ける位置:頭長・頭幅及び頭長幅指数より見た(今村 豊)[1896-1971]
- 我國人口密度の変遷と文化中心地帯の移動(須田昭義)[1900-1990]
- 日本民族の異族意識(松村武雄)[1883-1969]
- 日本語の系統(服部四郎)[1908-1995]
- 古代日本人と舟(松本信広)[1897-1981]
- 編年上より見た貝塚(概説):特に関東地方の貝塚について(酒詰仲男)[1902-1965]
- 上代に於ける貴族社会の出現(後藤守一)[1888-1960]
- 上代の古式墳に就いて(梅原末治)[1893-1983]
- 古墳時代文化の成因について(小林行雄)[1911-1989]
- 蝦夷(長谷部言人)[1882-1969]
- 日本に於ける倚坐の習俗(原田淑人)[1885-1974]
- 日本の家(有賀喜左衛門)[1897-1979]
- あとがき(八幡一郎)[1902-1987]
なお、1935年に東京人類学会(現・日本人類学会)編により、同名のタイトルの本が同じ岩波書店から出版されています。