史話・日本の古代〈第1巻〉日本人はどこから来たか―日本文化の深層 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2003-08 |
この本は、元東京大学の人類学者・埴原和郎[1927-2004]先生による編で、日本人の起源について書かれたものです。2003年に、作品社から出版されました。
本書の内容は、以下の通りです。
- はじめに:日本人の誕生(埴原和郎)
- 日本民族と自然環境[抄](安田喜憲)
- 火山噴火と古代の自然(辻 誠一郎)
- 旧石器時代の歴史はさけて通れない(稲田孝司)
- コラム:日本旧石器文化の原点・岩宿遺跡(吉崎昌一)
- 照葉樹林文化帯(中尾佐助)
- 東アジアの自然とナラ林文化(佐々木高明)
- 縄文巨木文化(長部日出雄)
- コラム:縄文人の食糧事情・三内丸山遺跡(山岸良二)
- 芋栽培と月信仰(吉田敦彦)
- 南で生まれた北海道犬(田名部雄一)
- コラム:先進性を物語る南九州の縄文文化・上野原遺跡(上村俊雄)
- 弥生文化の特質(佐原 真)
- DNAからみたイネの道(佐藤洋一郎)
- 人口爆発:縄文・弥生に何が起こったか(小山修三)
- 弥生人の由来について(内藤芳篤)
- 鉄と青銅は村をつなぐ(田中 琢)
- コラム:銅鐸を埋めた古代びとの心・加茂岩倉遺跡(関 和彦)
- 徐福は日本に来たか(茂在寅男)
- 日本文化のかたち[抄](網野善彦・森 浩一)
本書は、書き下ろしではなく、すべて再録されたものです。しかし、人類学・考古学・環境考古学・文化人類学・民族学・民俗学・人口学等、様々な分野から編集されており、大変、参考になります。
(*画像をクリックすると、拡大します。)