鮎釣人の日々

 退職後の人生をどう生きるか。鮎釣りを中心とした今後の生活設計模索の日々を綴ります。

鮎釣人の日々(4/11)

2013-04-11 08:30:00 | 日記
 稚鮎の遡上が遅れ、汲み上げ時期も遅れると川の鮎は全般に小振りになります。鮎のような年魚は卵巣や精巣が発達しだすと成長が止まるからです。よって、鮎の成長は産卵期までにどれだけ餌を食べて大きくなったかで決まります。
 しかし、1日に食べられる餌の量には限界があります。だから、遡上の遅れは成長期間の短縮と成長の限界を意味し、小振りに留まるのです。これは天然での現象です。
 一方、河川の鮎に関しては大きさの人為的コントロールがある程度可能です。大型の種苗放流です。放流後の成長と生き残りにもよりますが、こうすれば解禁当初から型の良い鮎を釣ることが出来ます。人工種苗の放流と天然遡上の汲み上げ放流が上手くいけば、シーズンを通して釣りが楽しめます。
 ところで、昨年の上流域の不調はどういうことだったのでしょうか。私の釣りは、シーズン前半は様子観がてら上流にも足を運んだものの、そこに釣人の姿は無く、中盤以降は岸本界隈で終始してしまいました。
 今年の鮎はどうなることでしょう。気候まかせの部分が大きく何かと儘ならないことは理解できますが、関係者の熱意が伝わってきません。
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