日野川には、あちこちに堰堤があって、ためた水を下流の発電所にバイパスで送っています。バイパス区間は渇水区になります。堰堤には魚道らしき物があるところもありますが、本気で魚族の遡上を考えたものではありません。
そのため、堰堤から上流のアユ資源は放流に頼らざるを得ません。放流には天然遡上魚の汲み上げ放流、人工生産種苗の放流がありますが、放流後の生き残りは天然遡上魚に分があります。
近年、その天然遡上魚の数が激減し、河川全体に放流が行き渡らなくなっています。どうしても、天然遡上魚の放流は釣人の集まる最上流と下流部が優先されます。
そのため、中流部には軟弱な人工種苗が放流され、それらは梅雨の長雨、低水温、長く続く濁りにより衰弱したり、冷水病に罹患したりします。さらに、砂の堆積による餌場の消失もあり、厳しい生育環境にさらされます。
下手をすると、日野川の再生はあり得ないかも知れませんが、そうは言っても、河川管理者、資源管理者に、せめて一昔前の日野川に戻す努力を期待します。
そのため、堰堤から上流のアユ資源は放流に頼らざるを得ません。放流には天然遡上魚の汲み上げ放流、人工生産種苗の放流がありますが、放流後の生き残りは天然遡上魚に分があります。
近年、その天然遡上魚の数が激減し、河川全体に放流が行き渡らなくなっています。どうしても、天然遡上魚の放流は釣人の集まる最上流と下流部が優先されます。
そのため、中流部には軟弱な人工種苗が放流され、それらは梅雨の長雨、低水温、長く続く濁りにより衰弱したり、冷水病に罹患したりします。さらに、砂の堆積による餌場の消失もあり、厳しい生育環境にさらされます。
下手をすると、日野川の再生はあり得ないかも知れませんが、そうは言っても、河川管理者、資源管理者に、せめて一昔前の日野川に戻す努力を期待します。
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