玉造(行方市)でたまたま通りがかりに大きな古民家を見かけたので立ち寄ってみた。
水戸藩の大山守という庄屋の上に位置する郡司の屋敷で水戸藩主の地方巡回や江戸出府の
際の定宿だったらしい。
この頃の建物を見る機会はあまりないので興味津々。すごい間取り。
会所 土間の中に設えられている面会所のような独立した部屋。今でも農家に行くと玄関
先に応接用のスペースが設えられているが、これはその線上のものだろうか。
土間にあるかまど。土間も近代建築では有り得ない様式だが、うちの直売所はあえて土間
を取り入れている。粘土をよいとまけで固めただけだが、コンクリートのように固くしま
りながら適度な湿度や保温性を有する先祖伝来の建築様式。しかし地震には弱いようだ。
見取り図では茶の間と書いてある15畳間。
湯殿。
水戸黄門もこれに浸かって汗を流したのだろうか。他で沸かしたお湯を運んだらしい。昔
はゆっくり風呂に入れたのは限られた人だけだったんでしょうね。
藩主級の人物が来訪した時にだけ開けられた正門。
中から見た正門。
玄関。正門で籠から下りないで、この玄関先で初めて足を下したそうだ。
ふすまで仕切られているだけだから玄関の間から茶の間が見える。
これが御殿。大して広くはない。
御殿と次の間の前の廊下には手水場が設えられている。
御殿の裏は中庭を挟んで別の部屋がある。ここでお茶を飲んだとか。茶の間は別の場所に
あるので「茶の間」という部屋は別にお茶専用の部屋だったわけではなさそう。
縁のない畳。縁は特別なものだったのか。豪華仕様だったに違いない。
梁は本店の蕎舎とよく似ている。
御殿前の庭の置石が初めて見る並び。寄せる波のイメージとか説明されたが。
昔の人は身長が150㎝程度だったということで頭上はどこも窮屈。通用口へ通じる門も
くぐり戸と呼んでもいいくらい低い。それにしても、建物の周囲の通称犬走も土間だった
のは驚いた。土間は思ったより丈夫なものらしい。
というわけで、暫し江戸時代の建物を楽しんできました。日本でも海外でも古い建物や
町はホットスポットのようですね。
Yahooはベニスの路地裏です。
水戸藩の大山守という庄屋の上に位置する郡司の屋敷で水戸藩主の地方巡回や江戸出府の
際の定宿だったらしい。
この頃の建物を見る機会はあまりないので興味津々。すごい間取り。
会所 土間の中に設えられている面会所のような独立した部屋。今でも農家に行くと玄関
先に応接用のスペースが設えられているが、これはその線上のものだろうか。
土間にあるかまど。土間も近代建築では有り得ない様式だが、うちの直売所はあえて土間
を取り入れている。粘土をよいとまけで固めただけだが、コンクリートのように固くしま
りながら適度な湿度や保温性を有する先祖伝来の建築様式。しかし地震には弱いようだ。
見取り図では茶の間と書いてある15畳間。
湯殿。
水戸黄門もこれに浸かって汗を流したのだろうか。他で沸かしたお湯を運んだらしい。昔
はゆっくり風呂に入れたのは限られた人だけだったんでしょうね。
藩主級の人物が来訪した時にだけ開けられた正門。
中から見た正門。
玄関。正門で籠から下りないで、この玄関先で初めて足を下したそうだ。
ふすまで仕切られているだけだから玄関の間から茶の間が見える。
これが御殿。大して広くはない。
御殿と次の間の前の廊下には手水場が設えられている。
御殿の裏は中庭を挟んで別の部屋がある。ここでお茶を飲んだとか。茶の間は別の場所に
あるので「茶の間」という部屋は別にお茶専用の部屋だったわけではなさそう。
縁のない畳。縁は特別なものだったのか。豪華仕様だったに違いない。
梁は本店の蕎舎とよく似ている。
御殿前の庭の置石が初めて見る並び。寄せる波のイメージとか説明されたが。
昔の人は身長が150㎝程度だったということで頭上はどこも窮屈。通用口へ通じる門も
くぐり戸と呼んでもいいくらい低い。それにしても、建物の周囲の通称犬走も土間だった
のは驚いた。土間は思ったより丈夫なものらしい。
というわけで、暫し江戸時代の建物を楽しんできました。日本でも海外でも古い建物や
町はホットスポットのようですね。
Yahooはベニスの路地裏です。
こちらの玉造は比べるべくもありません。
強いて言えば水戸黄門ゆかりくらいでしょうか。^^
しっかり野菜を作ったりかまどで調理したり。
その後は会所でブログの更新なぞ・・・^^
確かに暖房やクーラーはないし、戸締りは超大変
そうだし、風呂やトイレは不便そうだし。掃除なんて
気が狂いそうです。^^
思いついた後突いていたんですね。^^
玄関改造して土間にしたら相方さんにさぞかし
叱られるでしょうね。^^
これは止まらずには済まないというわけで持っていた
コンデジで撮りました。一眼で撮りたかったです。
仕事の途中で時間がないのに薄暗い被写体でした
から。
島根の玉造は勾玉の生産地という由来の温泉地です。
三種の神器らしい。
何か所かあるんですね、玉造って。
こういう古民家を見たり、見に行ったりするとそこに自分を置いた妄想にふけります。
物珍しさから、ゆっくりのんびりした時間が過ごせていかなぁ~と一瞬、本当に一瞬(^^;)
思うんだけど、無理と現実に引き戻されてきます。
楽な生活に慣れると、なにもかも手作業な時代では生きていけないしこの家の手入れも大変ですよね(^^;)
今の時代に生きてて良かった♪
しっかりと保存されてますね~
屋根の茅は10年くらいで葺き替えがされてるんでしょうね。
どこかから連れてくるのかな?
土間はちゃんとした「叩き」になってると思いますよ。
野菜作りをしていると家の中に土間が欲しくなりますね。
ものすごく立派な古民家
こういうのは是非長く残しておいてほしいですね
手入れも行き届いていて素晴らしいです
写真は上手に美しく撮影されていますね!!
古民家改に住んでいらっしゃるんですか?普通の
2x4とか我が家のようなプレハブかと思いました。
そう言えば、前職の後輩にも大場なる人がいましたが
新卒なのに新車のBMに乗ってましたね。常磐で時速
200キロで捕まっていましたが。^^
あればできちゃうじゃないですかね。実家にはセメント
でできた同様のものがありましたが、粘土で固めた方
が味がありますね。 古民家なら煙突はない方がいい
ですが、いぶす必要がないのなら煙突もつけちゃえば
快適に使えます。
うちも古民家ですが、流石に茅葺ではなく^^;
世田谷のボロ市通りにある、代官屋敷の領主も大場家・・・
大場一族なんでしょうかね。凄いな~
憧れます。
ピザ窯と一緒にいつか造ろうと思っているのですよ。