HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

FoZZtone REC OK! TOUR at 大阪心斎橋DROP

2012年07月08日 | FoZZtone
2012年7月6日(金)雨ときどき曇り

ほんと久しぶりにロックなFoZZtoneのライブを見て来ました。
アコースティックやインストアはあっても
通常のライブを見るまで本当に長い間待ちました。

心斎橋DROPで彼らを見るのは初めてですが
2008年の彼らのワンマンを見損なったのを
いまだに後悔していたので、とりあえず
ここで彼らを見れたということで
その悔しさが多少緩和されたかと思います。

このDROPは遠い昔、AUDIO RULEZのライブを
来て以来で、その会場の雰囲気は忘れてしまってて
ただ、バーカウンターだけはかなり印象に残っていました。

というのも、このバーカーウンターの雰囲気が
ELLEGARDENの「Missing」のPVに出て来るバーカウンターに
似ていたからです。

この日のフォズの渡會さんのMCでも
昔、このバーカウンターでMVの撮影をしたと
いう話を聞きました。MVに使われるだけの
やっぱり雰囲気がある場所なんだなと思います。

またツアー中なのでセットリストはあげない方がいいのかなと
全部はあげませんが、ちょっとだけ書きたいのだけ書かせてもらいます。


この日、私の中のフォズの代表曲3曲
「黒点」
「GENERATeR」
「LOVE」が
いっしょに聞けたことは本当にうれしかったし、幸せでした。

幸せすぎて、録画せずにその世界に入り込んでいました。

特に「黒点」と「GENERATeR」は私の中のフォズロックの中のフォズロックなのです。

「黒点」は渡會さんが初心に戻るというような事をいわれていたように記憶してます。
私にとっても出会いの曲だし、やっぱりナンバーワンの曲です。
無人島にフォズの曲を5曲だけ持っていけるというのなら
「黒点」「GENERATeR」「LOVE」「ベーコンエッグとシェービングヒーロー」「音楽」
が今現在の私の選曲です。

「GENERATeR」ではギターを下ろして、渡會さんはダイブを会場にしました。
マイクだけでうたいまくる彼を見るのも初めてな気がします。
それがすっごくかっこいいというか、まさにロックシンガーで
「見たかった!そんなロッカーを見たかった!感情がもう溢れ過ぎちゃって
もう飛び込むしか無いだろう!っていうロックンローラーを」
って思いました。竹尾さんも菅野さんも武並さんも
もうグワングワンに

We are the rock'n roll band!(俺たちはロックンロールバンドだ!)

になっていました。


この日はU-22に選ばれたBURNOUT SYNDROMESがオープニングアクトでしたが
彼らはかなりレベルが高かったです。

3人組なのですが、それぞれの役割をきっちりと担って
ロックをしっかり表現していて、そこに既存のロックに頼らず
自分たちで作り出すぞという気合いみたいなものも感じました。

よく好きなバンドのイベント見に行くときに混じっている
対バンのインディーズバンドの中に「あ~つまんない」って
いうのがあって、損したみたいな感じを抱くことがあるのですが
今回はその反対で、すごく得した!って感じがしました。

フレッシュ感とロック感と未来感満載でした。

まあ、これは独断と偏見丸出しですが
ボーカルの彼のギターの弾き方がエルレ時代の細美さんに
似てて、なんか「ぐっ」と来るものがありました。
かぶっている帽子もそれを思い出したり。

まあ、彼がエルレ聞いてたか細美氏が好きかどうかは
知りませんけれど。

でも、私は見ていて、ごめんなさい、思い出してちょっとセンチメンタルに
なりました。あの頃の彼はもう戻って来そうにないですもの。
あと声の感じは昔インディーズでがんばっていた
Jonny Aceのボーカルさんに似ていました。
歌の雰囲気もちょっと似てたかも。

これからがすごく期待されるバンドです。
フォズが発掘したダイヤモンドの原石かもしれませんね。


対バンのecosystemさんはFM802のヘビロテで
流れていた曲もやってくれました。
女性3人と男性1人というおもしろい編成のバンドでした。
どちらかというとアニソンのイメージの曲調でした。
実際アニメの主題歌とかありましたし。

結構男性が好きになるバンドかもしれないですね。

私は正直「よくわからない」バンドでした。
歌唱力や演奏力はすごいと思いますけれどね。
どこかで聴いた感じの曲ばかりでしたので。
(年重ねてるとどうもそういういらぬ情報の蓄えがあるので
許して下さいね。)
で、関西出身のバンドにありがちな
「私は関西人だ!」を強調するボーカルさんでありました。
フォズのことを「おっさん、おっさん」と強調してましたし。
竹尾さんはふつうなら「おっさん」といわれたら怒りそうですが
エコのどなたかにシャツのアイロンをかけてもらったそうなので
今回は大丈夫なようです(笑)

以前、フォズと対バンしたカミナリグモさんの上野さんのように
超大阪の岸和田出身なのにその雰囲気がない人の方が
なんか好きだったりします。どんなところでも個をしっかり持って
なにかに頼らない姿勢あるいは環境に左右されない人が好きです。

さて今回の大阪でのライブを見て、
こんなにも男性ファンが増えたんだと改めて思いました。
だから渡會さんもダイブすることができたのかなと思います。

渡會さんがMCで「自分たちを信じて来てよかった」というような
事をいわれていましたが、私たちもフォズトーンを信じて来てよかったと
このライブを見て思いました。

みんながどれだけ楽しそうに会場を揺らしていたことか!
すべての曲を何十回あるいは何百回と聞いてここに来ているファンたち!

一曲一曲の冒頭からラストまでをこよなく愛して
こよなく体と心に刻み付けてそこにいるファンを
彼らは心から愛してくれるのでしょうか?
誰それと分け隔てなく区別なく。

私はそういうバンドだと信じています。

フォズのライブのグッズに「ジャFoニカ学習帳」なるタイトルの
「ひきがたり」本があり、もちろん買いました。

ほんとこういったら渡會さんに怒られそうですが
自分の小学生の頃を思い出しました。

私には大親友がいて、その子とそれぞれに
「ジャポニカ学習帳」の無地を買って
そこにいろんなページをイラストとか
文字とかを使って、楽しめるノートなるものを
作って交換して遊んでいたのです。

色塗りができるページだったり
怖い話が書かれているページだったり

それを思い出しちゃいました。
すっかり忘れていたのですけれど。

学校に対して思い入れがある人なんだなと
改めて渡會さんに感じる「ひきがたり」本です。
イラストとか最高です!

もう何年も放ったらかしにしているギターを
引っ張りだして、弾いていこうと思っています。
すごく丁寧に解説されているし、
わかりやすく書かれていて
本当に日本一の
いや世界一の
いいえ宇宙一の「ひきがたり」本です!

ベーコンエッグとシェービングヒーローも入っていたので
もううれしくて、うれしくて!
絶対に弾くぞ~!って

Tシャツもいい感じで、今年のサマソニに
着ていこうと思っています。
サマソニでフォズのファンの方がいたら
声かけてくださいね!

他にもまだ書きたいことはいっぱいありますが
まだツアー中なので
どこまで書いていいのかわかりませんので
また改めて書くかもしれません。


最後にまったくこのライブと関係ありませんが
映像やライブで何度も竹尾さんを見るうちに
誰かに似てると思っていたら
(よくいわれる嵐の二宮くんじゃないですよ!)
スウェードのボーカルのブレッド・アンダーソンに似てるって
最近思いました。

私はブレッドをサマソニで見たことありますが
ほんと美形な人でした。








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