HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

Dear FoZZtone様

2011年11月01日 | FoZZtone
明日はいよいよ恵比寿LIQUIDROOMで
ツアーファイナルですね。

なんだか遠くにいるのにあなたたちの鼓動が聞こえてきそうです。
いろんな意味で長い長いツアーだったと思います。

昔の古い映画に「心の旅路」っていう白黒映画があって
CSかBSで見たことがあるのですが、
なんだか私にはこのLodestone Tourに
サブタイトルがつくとしたら
そんな感じじゃないかなって
勝手に思ってしまいました。

英語で言うとと「journey in spirits」って
感じになるのかな?

mind ではなく spiritを選んだのは
より深い人間の精神的な部分を表したかったのと
spiritにはウイスキーなどのお酒という意味があるので
ダブルな意味で考えました。
勝手にですが。

映画自体の原題は「Random Harvest」
というので、心の旅路とはぜんぜん違います。
でも「ふろぞいな収穫」っていう意味にも
何か深いものを感じます。

この映画自体もほんとうに心に滲みる
せつなく愛おしい映画でした。

私はこの長いツアーにおいて
たった一回しかライブに参加していません。

そのくせにこんなことを書くことを
このツアー中、たくさんライブに行かれた方は
なんだと思われるかもしれません。

でも、それが私の努力不足によってのもの
ではなく、そういう星のもとに生まれてしまって
抜き差しならぬ状態においての
全精力を結集した一回のライブだったのです。

それを「少ない」とかたずけられたら
目に見えないものしか信じない
カウントできるものしか信じない
そんな人なんだと思うだけで
私はいっこうにかまいません。
劣等感を感じたりはしません。

たった一度きりの私も
たくさん行かれた方も
同等にその手で音楽は掴めないんです。

そこにとどめて置こうなんて
思っても、何度見ても
そこに縛り付けておくなんてことは
できる人だれもいません。

それが音楽の平等性なんだと思います。

一回きりも
何百回も
同じ「最高」を心に残して
さっさと立ち去っていくのです。


明日のリキッドのファイナルには
そうはいっていても
真底行きたかったです。

その心の旅路の明日を
私もみなさんと同じ場所で見たかったです。

どんなセットリストであろうとも
そこで演奏され
歌われる全てが
そこにいるすべての人たちに
心から祝福されるのはわかっているのですから。

演奏し、歌う側も
今まで何度も流して来た涙を
♪に変えて、リキッドに
明日への虹をかけてくれることでしょう。

彼らのカヴァー曲の
「Over the rainbow」を思い出します。

想像し得る全てなら
到達し得る事であり
思い描いた夢ならば
いつか叶う
(渡會氏 訳)

私はFoZZtoneがこれからも
その詩のように
私たちに何かを見せてくれ続けると
信じています。


地方にいて
いろんな枷があって
ライブに行くことが
どれほど難しくても


音楽はすべてを

超えて
超えて

超えて

ここに届いてくれます。


だからきっと今のあなたたちの
ドキドキが感じられるのでしょう。

だっていつもあなたたちの音楽には
本物の血が通っているんですから。

とっても傷つきやすいけれど
とっても感情的になりやすいけれど
そんな音を私はまるで自分の血のように
感じてドキドキするのです。


明日が素晴らしい日になるのは
百も承知。

でも、そんなこと以上に
こうしてFoZZtoneというバンドに
出会えたことを幸せに思います。


そして、Missing massは生涯の思い出と
なるでしょう。あんなに多くの方が
見てくださり、そして評価して下さった方もいて
言葉もいただいて、本当にうれしかったです。

「君に届け」ではありませんが(笑)
私の思いが少し届いたように感じました。


あのMVはある意味
私からのFoZZtoneへのラブレターです。

ラブレターなので片思いのこともあるわけですが

私がどれだけあなた達の事が
好きか伝わったでしょうか?

ひとつひとつの場面はFoZZtoneの歌の言葉から
切り取って作りました。アルバムジャケットを
再現したところもあります。

だって、好きで好きでどうしようもないのですから
FoZZtoneの歌のすべてが。

賞をとれずしても
なおここに載せることをお許しください。

ラブレターっていうのはそんなにたくさん
そしてそんなに頻繁に書けるものじゃないから






さて、明日は空を見上げることにしよう。
同じ空の下、多くの思いとともに
幸せな音楽を風といっしょに聴くために。

















コメント
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