HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

SEMI- CHARMED LIFE

2010年06月20日 | 細美武士/the HIATUS
今日、「CUT」を買った。
細美くんとスティーブンの対談が載っていたから。

心の底から行きたかった~
そして行けなくてくやしかった~って
思うのがこのThird Eye BlindとThe HIATUSの2マンライブ。

チケットが当たらなかったのが最初。
次に、またチャンスがやってきたときに
仕事のために行けないのがわかって断念。

これDVDにしてくれないかなぁ~。

細美くんとスティーブンが「セミ・チャームド・ライフ」をデュエットしたって
細美くんがどんな感じで歌ってるのかちょっと想像できなくて。
それが見たかったし、聴きたかった。

また、メンバー全員でやったという「GOD OF WINE」も聴きたかった。

これらの曲が入ったファーストは今から10年以上もまえ1997年に
出たんだけれど、その時に細美くんがまだ無名で何度も何度もこのアルバムを
聴いていたんだと思うと、なんか偉大なる時間の川の流れを感じる。

私がこのアルバムを買うきっかけを作ってくれたのは
当時SIAM SHADEで活躍していた栄喜さんだ。

彼がすごく好きだと言ってて、どんなのかなと
まだ、発売してそんなに経ってなかった時期に
買った。聴いたら本当によくて、私も何度も
ヘヴィーローテーションして、
それから彼らのファンになって
次のアルバムも買い続けた。


今振り返れば、私と栄喜さんと細美くんは
同じ時にこのアルバムを何度も何度も
毎日聴いてたんだね。

そして、まさかそんな細美くんとそれから数年後に出会って、
こんなにも日々力をくれる存在になるとは想像もできなかった。

一方で、栄喜さんも今はDETROXというユニットで
やっぱり相変わらず私にパワーをくれている。


さらにさらに今年出た3EBの新譜もやっぱりよくて
何度も聴いてしまう。


音楽はやっぱりすごい力を持っているんだね。


とにかく、このファーストを聴くと
まだまだ若かった自分とそのときの風景がよみがえる。

今の自分の仕事とか状況なんて想像もしなかった時代。

ある意味、私の心穏やかな時代。

今は戦いだけれど、そこに3人(細美くん、栄喜さん、スティーブン)が
固まりになってその音楽パワーをくれている。


だから、私は大丈夫なんだ。

音楽に守られている

そう感じるんだ。
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The Ivy

2010年06月20日 | 細美武士/the HIATUS
もう一ヶ月はヘッジホッグのネットラジオを聴いていない。
くたびれきった日々、食事もままならない日もあって
気づいたらイスに座ったまま寝てる。目が覚めたら夜中の2時ぐらいで
そこからお風呂に入り、慌ててベッドにもぐる。そしてまた6時前には
起きて、仕事場へでかける。

でも、こんな感じの人ってこの世には
いっぱいいるんじゃないかなって最近思う。

自分だけしんどいって、かわいそうがっていたらだめだなって。

だけど、自分には音楽が好きっていう感情があってよかったって
こういう今だからこそ痛切に感じるんだ。

いろんな状況でも、i-podが側に無くても
何度も聴いたその歌たちは、これはというときに
頭の中で勝手に鳴ってくれるから。

細美武士っていうアーティストも
これっていうときにいつも助けに来てくれるんだ。

それは時にELLEGARDENの曲だったり
The HIATUSの曲だったり

そのバランスはまるで「ニュートンのゆりかご」みたいだなぁ~って
最近、感じる。

「ニュートンのゆりかご」っていうのは以下を参照してください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ニュートンのゆりかご

日本ではアメリカンクラッカーとかカチカチボールとか言われて
2つのボールが一つの紐に結ばれていて、その紐の真ん中を持って
2つのボールをカチカチぶつからせて遊ぶおもちゃになってますが、
ご存知でしょうか?

私の中でその紐の真ん中が細美さんで
1つのボールがELLEGARDEN
もう一つのボールがthe HIATUSで
それがその時、その時にカチカチと
ぶつかってどちらかが上の方に跳ね上がって
音を鳴らすそんなイメージがあります。


今までも何度も書きましたが、
私にはそのどちらも同じラインに存在して
優劣や好き嫌いをする存在ではありません。

別々に存在していて
別々に好きなんですから。


ELLEGARDENの細美さんが好きだったという人も
いるでしょうし、
今の細美さんが好きだという人もいるでしょう。

どちらを支持するとかそんなこと考えもしないし
人それぞれの感じ方なのでそれに対する意見もなにも
ありません。

ELLEGARDENは今休止中でいつか細美さんは復活させようと
絶対に思っていると彼の発言から想像することはあります。

そのときに、前みたいな細美さんじゃなくなっちゃったら
どうしようと思っている人もいるでしょう。

でも、私はきっと同じじゃないと思います。

これは誰もわからないことですが、
もし、ELLEGARDENが今も活動を続けていたとしても
そこで何も変化がないままきているとは言い切れないでしょ?

むしろ、エルレでも変化していたと思うのです。

昔から、好きになったアーティストのアルバムで
一番好きなのはいつも最初に買ったアルバムです。

なぜなら、その中の曲を聴いてファンになったから
その曲こそがそのアーティストの自分のベストソング
であるのは変わり得ないのです。
いわゆる私とそのアーティストとの「結婚」ソングなわけです。

「結婚」」したらそれからの人生2人にはいろいろあるわけで
変化もいろいろあって、その変化が我慢できなくなったら
「離婚」になるわけです。逆にその変化があっても
根本的なその人の存在を大事に思ったり、
「結婚」したその日をいまだに鮮明に覚えているのなら、
きっとずっとその人についていくことができるわけです。

私にとっての細美さんというアーティストはそんな存在です。
だから、彼の作る曲において、今の段階ではまだ好きだという
気持ちは継続中ですし、過去のすべての曲は一生ものです。


「The Ivy」という曲はYOU TUBEで初めてPVと同時に聴きました。
出だしから衝撃的でした。アプローチの仕方が、初期のMUSEを彷彿
させたけれど、もちろん曲の雰囲気はぜんぜん違います。
後半はレディオヘッドを彷彿しました。
細美さんがMUSEを好きかどうかは知りませんが
同じようにMUSEが好きな生形さんもNothing'sでMUSE的な
アプローチをしているけれど、こんなにも切り口が違うんだと
興味深かったです。
レディオヘッドを彷彿するといえば、ストレイテナーのホリエくんの
作るサウンドですが、この部分でもやはり切り口が違うから
おもしろいなぁ~って思いました。

歌詞を聞き取るのは難しいけれど
夜が来て、星が出ているその下に
ツタがからまっていく壁というような
くだりに、なんだか自分が何かに
がんじがらめになっていく感覚を
感じました。

PVもキリストとマリアを思わせる
映像で、すごい苦しみと悲しみを感じました、

戻れない過去を思って、
逃れない苦しみを抱えて
でも最後にはカタルシスがあって
静かに戦いを終えるようなイメージでした。

歌詞カードを見ないと詩の内容をなかなか理解できないので
早くアルバム発売日になってほしいです。

この「The Ivy」を聴いて、やっぱり彼は毎回
彼自身を超えていく人なんだなって思うと同時に
こんな曲を他の誰が作れるんだ?って思う程
素晴らしいと私は思いました。

そんな歌をつくる彼の頭の中を見てみたい。
映画「マルコヴィッチの穴」みたいに。








コメント (4)
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