HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

ファンファーレと熱狂

2010年06月13日 | 邦楽
どう自分に折り合いをつけたらいいのか
どういう未来が待っているのか
最近はそれがすごく知りたい。

今の苦しみからどうやったら脱出できるのか
まったく答えが見つからない。

心が焼けるっていうのはこういう感覚なんだね。

ずっと焼け続けているよ。


なかなか寄り道したくても
お店が開いている時間に職場を出れない日々。

でも、先日やっと9時閉店の京都の河原町OPAにある
タワーレコードに駆け込めた。

Nothing's Carved In Stoneの2nd アルバムが出た
6月9日。そうロックの日。

火曜日でそんな遅い時間だというのにレジは列が出来てて
驚いた。みんなきっと仕事帰りなんだろうね。
そしてそれだけ音楽を欲している人が多いってことだ。

なんか仲間がここにいる気がした。

ナッシングスのを買うつもりで行ったんだけど
andimoriの新譜も買ってしまった。

ナッシングスもUKの香りがするんだけど
andimoriもUKの香りがいっぱい。

どちらかというとナッシングスはUKのスタンダードなロックに近く
andimoriはパンクやニューエイジ世代のアークティックモンキーズや
リヴァティーンズっぽくって、それがすごく私の中にストレートに響く。
ちょっと、the JAMの感じもあって、はっきり言って惚れちゃいます。

日本人の感覚よりイギリス人の感覚を感じる。

歌詞は日本語なのに浮かぶ情景はロンドンやシェフィールドだったりする。

すごくいいバンドだとこのセカンド聞いて改めて思った。


気になったのはこのアルバムに入っている歌のいくつかに
「人身事故」っていう言葉が入っていたこと。

この曲を作っている小山田君はきっと電車通勤なんだね。
彼の日常には電車が当たり前なんだというのがわかる。

電車っていうとやっぱりJet Lily Starの真田さんを
思い出す。彼の歌にも電車がいっぱい出てくるから。

私も電車通勤だから、その感覚が共有できているようで
そばに彼らがいるようで、それに支えられている気がする。

ただ、「人身事故」って悲しい。

JRに乗っていると、こんなにも「人身事故」が多いのかと
思うほど、毎週のようにそれで電車が遅れる。

1人の命がそこで消えてしまっているのに
駅のプラットホームや電車の中の人たちは
「なんて迷惑な。」ってイライラするだけだ。

そこで1人命を落としたっていう重さを考える余裕もない。

もちろん、私もそんな1人なのかもしれない。

でも、私はどうしても線路に飛び込む人の抱えていた苦しみを
思ってしまう。そして、悲しくてしかたがない。

どこの誰かも結局わからないけれど
その人の冥福を祈るしかない。

みんなは気がつかないとだめだ。
多くの人を駅や電車の中に足止めするほどの
その人はそこにいた!という
命の重みを。

彼か彼女かわかんないけれど
生きていたかった!という叫びが
それだけ多くの人をそこに止めるんだということを。


あ、なんか話が違う方向へ行ってしまった。


でも、やっぱり命を守らないといけない。
自分自身でもね。

生きるのはしんどいけれど
生きることで誰かを絶対に幸せにしているんだと
信じてほしい。実際そうなんだから。


「ファンファーレと熱狂」というこのアルバムは
とにかく、すっごく今の私にはストライクだ。

その歌詞で元気がもらえるというより
そのメロディで気持ちが楽になるというのか。

歌詞にはいろんな国が出て来て、まるで
海外旅行に出ているみたいなアルバムでもある。


いろんな事があるけれど
結局は音楽に助けられている。
そして、まだまだいい音楽は生まれているんだね。


コメント
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