HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

Listen to the music tour 2009 by FoZZtone

2009年10月03日 | FoZZtone
まず、最初に
ワンマンライブがまだ終了していないので
ここにはセットリストは載せませんが、
ただ、数曲は書いてしまうことを許してください。
アンコール曲は書きません。

10月2日(金)雨

大阪梅田シャングリラ


金曜日なのでもちろん仕事があって
しかもその夜は仕事場の飲み会があるにも
かかわらず、

「のっぴきならねぇ用がありまして」

ってなことを上司に言いつつ、
見事に見破られておりましたが、
無事、間に合う時間に大阪へ到着しました。

雨が降る日に狭い歩道に傘をさして並ぶのは
ちょっと大変でしたが、どしゃぶりでは
無かったのでよかったです。

男女比はだいたい半々ぐらいなのかな?
ちょうどいいぐらいの感じだったと思います。

BGMにはU2とかいろいろ流れていました。

スモークもたかれて

「音楽」のPVのイメージのような
朝もやのイメージなのかなぁ~って
思ったり。


パンデミックのBGMが流れ

メンバーがいよいよ登場。


で、一曲目はなんだったのでしょう(笑)って
クイズではありませんが、今は書きたくても書けません。

メンバーがシルエットのようにバックからのライトだけに
照らされているとき、

渡會さんの髪の毛だけにライトがキラキラしていて
まるで宇宙人のように見えました。

顔がまったく見えないのにワッカのように髪の毛だけ
金色にキラキラ光っているのです。後光のように

って、そこまでつっこんで書くところではないですね。
ごめんなさい。


ステージが始まって、最初から大好きな曲が歌われたので
一発目で心を鷲掴みされました。

どう言葉で言えばいいのかわからないのですが、

渡會さんはほんとうに男前だと思いますし、
竹尾さんもほんとうに端正だと思いますし、
管野さんもほんとうにワイルドだと思いますし、
こっしーさんもほんとうに素敵なめがね男子だと思います

が、彼ら4人がステージに立つと
というか存在すると

よくタイムマシンなんかで次元を移動するときに
絵の具が混じるように光とかが混ざっていく感じのように

ちびくろサンボに出てくるトラが追いかけ合って溶けて
バターになってしまうように

私の中では4人が溶けちゃうんですよ。
音と歌の中に。

渡會さんをじっと見ていても
そこに見ているのはフォズの音楽なんです。

音楽を見ている

そんな感覚に陥るんです。

この感覚を伝えるのはむずかしくて
もどかしいのですが、

音楽の中に4人とも吸い込まれて
ステージには音楽が立っているっていう
感覚なんです。

4人を見てるんだけど
4人を超えた何かを見ている
そんな感じがずっとしてました。

それだけサウンドが素晴らしかったということなんです。


音楽が生きている。

音楽が飛び跳ねている。

音楽が感情を吐露している。


だから、ステージから音楽が手を伸ばして
私と握手してくれている感じがしました。

良質な音がそこにはありました。


途中で、拳を渡會さんがあげて
皆もあげるところがあったのですが
そのあるところで、

クイーンの『Radio Ga Ga』のPV
を思い出してしまいました。拳をみんなであげるところ。

あれは「ラジオへ戻ろう」っていうような曲で
これは音楽っていうものはラジオからだろう?耳からだろう?
っていうことをクイーンがMTVの台頭時代に伝えたかった曲だと
聞いたことがあります。

フォズは「音楽の本質に戻ろう」っていうところから
the Sound of Musicができて、このツアーがなされているから
ある意味共通の部分があるように思えます。


あと、とある曲では
間にディープパープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」
やロイ・オービソン(私は本当はヴァン・ヘイレンしかしらないけど)の「プリティ・ウーマン」
を入れて楽しませてくれたけど(ってこれはCDにも入っているから、わかると思うけど)

それに曲によって前のメンバー三人がそろってヘドバンしてて
ヘヴィメタバンドを思い出すと同時にマキシマム・ザ・ホルモンを
思い出したのはおそらく私だけでしょうね(笑)

渡會さんはロン毛じゃないけど、髪の毛のバックから前への
方向はちゃんとヘヴィメタバンドのイメージでした。

ある曲はそのエンディングが次の曲のオープニングへと繋がって
こういうところもクイーンを思い出すんだよね。


ある曲はほんとうに祈るように聞いてしまった。
CDで聞いてももちろん素晴らしく心に染み込む名曲なんだけど
ライブだとそのさらに上をいく素晴らしさで
だんだんとステージがにじんで見えちゃってこまった。
何度も目をパチパチさせて、にじまないようにしたぐらい。

この曲を聞かない人がこの世界にいるなんて
すごくもったいないって思う。

押し込まれていた精神が
解き放たれるような
光がぱぁ~っとステージから世界へ
広がっていくような

昨日までの
さっきまでの
いろんな嫌なことが
すべて洗い流されるような

そんな曲です。

間奏の竹尾さんのギターも最高で
ギターだけでも泣ける。


どんな孤独な夜だって
きっとこの曲があれが
生き抜いて行ける
そんなパワーがある。


ほんとうはそれぞれの曲について
書きたいけど、今は無理なので
またすべてのツアーが終わったら
書きたいと思います。

ただ、私は大阪だけですが。


それにしても竹尾さんのギターはすごい。
そのまますぐにAvenged Sevenfoldに入っても
いける感じです。

というかたまにザック・ワイルドに見えたりするし、
スラッシュ好きだったんだろうなぁ~みたいな
感じがする(って違うかもしれないけど)

ギターはレスポールなんだよね。やっぱり。

そういえば、以前ライブのときに
ギターの話をちらりと竹尾さんとしたときに
「よく知ってるね~」って言われましたが、
正直、ギタリストの話なら何時間レースになろうが
話せますよ(笑)

ジェフベックあたりから、フルシアンテやシニスターゲイツあたりまで。
ただ、話せるだけで弾けませんから。弾けないからあこがれるギターです。

なんだか話がライブからそれましたね。

今回ベースのキャノンさんもグーが入っていましたね。
グーっていうのは気合いというか、重みというか
見ていろ!っていう挑戦状というか
そういうのをすごく感じました。

コッシーさんは後ろなので、ちらちらしか見えなかったのですが
たまにずっと彼を見ていたら、彼はドラミングをしながらも
しっかり会場を見ていたのです。かかってこいよ~的に・・・
だろうけれど、彼の人間的優しさがそれを包み込んで
見守っているよ~って感じで。
でも、ドラミングもすっごく力強くなっていて、
あの物腰のやわらかさとそのドラミングとのギャップが
また素敵でした。

渡會さんはほんとうに歌魂を持っている人ですね。
口からどんどんドラゴンボールを吐き出しているような感じで。
1発目でやられ、2発目でやられ、最後まで打たれっぱなしでした。

どんどん燃え上がって行く自分の心で私は汗だくでした。

ギターも上手いから余計まいりましたって感じですね。彼には。

一分の隙間も無駄もなく
アドリブさえも味わい深く
動きのどれも完璧に見えて
極上のライブを見るとはこういうことを
いうんだろうな~っていうようなライブでした。

多少のモッシュはありましたが、ダイブは
する状況の場所ではなかったようで、比較的に
音楽にしっかり耳をかたむけて、
自分なりのノリ方のできた楽しいライブだったように
フロアを見ていて思いました。

もっと、もっと彼らのよさをわかってくれる人が
増えたらいいなぁ~って本当に思います。


Listen to the musicっていうのが
どういうことを本当はいうのか。

それを彼らがきちんと教えてくれると思うから。


ジャンクな歌はいらない!

FoZZtoneのように良質な歌こそ
心を豊かにするんだ。


最後に

アンコールの曲はいえないけれど、
私が今年最初にi-Podでシャッフルして3000曲ほどの中から
みごと出てきた曲が、そのアンコール曲だったので
奇跡のように思えた。

この日を予言してたような今年の1曲目だった。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする