HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

あの~私はお払い箱ですか?

2007年05月04日 | Weblog
はい、お払い箱です。

そうですか。

って今は素直に言える気がする。

あっ誤解のないように。仕事をクビになったわけではありません。まだかろうじてクビがつながっていますので・・・

それとは違って、もっと抽象的なことなんです。

私は今までいろんなことをやってきました。でも、どれも中途半端。片手間にやっていると思われてもしかたがないこと。でも、もし今私が大学生ぐらいで自由人で、今の装置やら環境やらをそろえることができたら、私はきっとそれに没頭して、すべてをかけようと思ったかもしれません。

でも、現実の今が私の運命であり人生で、それをそのまま受け入れるしかないのです。それが幸せではないというのではなく、この今が私の幸せなんだと思う訳です。たとえ、自由に動けなくても、優先順位の一番がこの私が今いる場所で、それが私にとっての幸せなことなんだと・・・


たとえば、私は映像を撮るのが好きで、この日記にもときどき書いてたと思いますが、インディーズのバンドのライブ映像やらPVやらを撮らせてもらったことがあります。でも、それが何かに結びつくようなことは結局ありませんでした。それは、近所の人に「おいしくケーキが焼けたから食べてください」って持っていって、その近所の人に「ありがとうございます」と言われ、ただそれだけで終わるのと似ています。人によっては「あのこの間もらったケーキおいしかったですよ」って言ってくれる人もいるでしょう。でも、それで「ケーキ屋さんやったら」とか「今度うちでパーティするからケーキを焼いてくれませんか?」って言ってもらうには至らない・・・そんな感じで私が作ったDVDはそれぞれのバンドやアーティストの家に眠っているのか、あるいはたまには見てくれているのか・・・そんな風な感じで存在するわけです。

でも、それが嫌だというのではなくて、むしろそれでいいんだと思うのです。たまに「見ようかな」って思ってくれて、見てくれる。それだけで、私は報われるわけです。


そんな私なので、結局あれほど日記に書いてきたバンドやアーティストさんとうまく交流ができませんでした。別に私が飽きたとか、嫌になったとかはまったくなくて、ライブに足を運ばなくなっても、一度は関わったバンドやアーティストさんに対してはまだ心に留めているんです。たまに音楽的なことでチクチク私は書いてしまうこともあります。でも、それは本当にいい音楽をやってほしいと思うからで、実際はいい音楽をやっているんでしょうが、私の感覚とはちょっとズレを感じた時に素直にそれを伝えているだけで、悪気はないのです。

でも、最初あれだけ一生懸命だったのに・・・って思う人もいるでしょう。それは私の力だけではどうしようもないことで、「これだけやっても誰も認めてくれてないだろう?なのに一生懸命自分の時間を使って何しているんだ」っていう身近な人の言葉に負けてしまったのもあるでしょう。


たとえば、写真をいっぱい撮りたいと思っていても、その相手が撮ってほしい時に時間が作れないなら、私は役に立ちません。というか、私の現状を知っている人は先に遠慮してしまいます。それは寂しいけれど、仕方が無いことだし、やっぱりそれに集中してもらえるこれからの未来がある若い感性の方が素敵だし、魅力的だと私自身も思います。


でも、だからといって私はすべてをあきらめたり、放棄したわけではありません。今私には希望の光があります。その人の写真を撮ることがある種の希望です。それがいつの日になるかわかりません。でも、まだ撮ってないのに頭の中ではその人の写真がいっぱいです。その人は女性ですが、ほんとうにイメージどおりの人なんです。なんかその人の写真を撮ることがお払い箱になっている自分への希望のような感じです。でも、あせりたくないんです。ゆったりとやりたいんです。


まあ、自分が長生きできると希望して、そう思うのです。


実は最近「私は長生き出来ないよ」って誰かに言われる夢を見ました。それが頭から離れません。それが意味すること・・・「自分は長生きしたいからか」「夢に反して長生きできるってことか」
それともやっぱり「やばいのか」


毎年この時期に私には嫌なことがあって、それを超えるとほっとすることがあって・・・


でも、ジタバタしても人の運命なんて決まっていると思うから、できることを今やりたいなと思うのです。


私は改めていいたいです。

今まで私にライブ映像や写真を撮らせてくれたバンドやアーティストさんにありがとう・・・って。


それに言葉を渡して、それを言葉で返してくれたアーティストさんたちにも・・・



メールを書いて返事が無くても、私はこれからもきっと何かを感じたら一方的にメールを書くかもしれません。でも、とりあえず読んでほしいなと希望します。



私の人生において、私の言葉に対して丁寧に言葉で返してくれたSIAM SHADEの栄喜さんとエルレの細美くんにも感謝しています。

そして、いつも温かいTOKYO DROPのメンバーにも・・・


種を蒔いても結局、枯らしてしまって、実を結べなかった私ですが、これからも相変わらず種蒔きはやり続けると思います。いつか誰かがいっしょに花を咲かせてくれる日を夢見て・・・
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする