INCUBUS

今日は久しぶりに休暇を取った。といってもまあ、用事もあって、それなら休んでしまおうってことで、用事を済ませてからはどこへ行くでもなく家でゆっくりしている。

そんな時だから、随分前にある方からお借りしていたアメリカのバンド『インキュバス』のDVDを見ることにした。これは海外版だったんだけど『ALIVE AT RED ROCKS』というライブDVDだ。

インキュバスは好きなバンドなんだけど、実はCDはもっていない。ゆえに必然とスカパーとかで見るのでライブ映像がほとんどだ。でも、今回このDVDをお借りして本当によかった～って思った。

野外ライブなんだけどアメリカのデンバーにある自然の岩の間に作られたものすご～くスケールのでかい『RED ROCKS』というライブ会場でのライブで、その雰囲気がすばらしいの一言。

きっとステージで歌ったり演奏するアーティストはもちろん観客も最高な気分を味わえるところだろうな。見ていて思った・・・いつか行きたい・・・

このDVDにはオフステージやリハーサル風景やファンとの交流なんかが特典で入っているし、映像のPVも５曲も入っていてかなり充実した内容だ。見ごたえがある。結構時間はとられるけど、すごく満足感が得られる。

インキュバスはおそらくボーカルのブランドンがかなり人気なんだろうなと思う。なぜなら男前でさわやかさをいつもふりまきながら、曲はハードに男らしく歌うからだ。背も高くて、ステージにすごく映える。実力もかなりのものだけど、他のメンバーが違ってしまったら、へたすると評価もマイナスに変わってしまったかもしれないな～って思うほど、かっこいい。そんな彼には、ドラム、ギター、ベースそしてDJとして強面な野郎どもがいるわけで、彼らがしっかり彼をささえているからバンドがぐっとひきしめられて、渋くなっている。

今回このライブを見て、特に気に入ってしまったのがドラムのジョセ。すごいドラマーではないか！こんなすごいドラマーがインキュバスにいたんだって、今まで気付かなかった。だめでないか・・・ぼ～っとしてたら（笑）ライブの合間にセッションがあって、ベースのベンもドラムを叩きツインドラムにさらにブランドンがパーカッションを持ち出して、すごくかっこいいプレイセッションが見れた。まさに釘づけだ。

ギターのマイクもなんか雰囲気がよくて、腕前もすごくて、グリーンのギターが印象的だった。また、ターンテーブルを繊細にまるでお琴を弾いているかのように回すクリスもいい。皆個性が滲みでていて、素敵なんだ。

曲の雰囲気はどういう風に表現すればいいのか難しいけど、私の大好きなレッチリの血は流れてそうだ（笑）それと、以前から感じていたのだけど、どことなくインドに繋がる歌い方をブランドンはする。それはどういうことだと説明するのは難しいけど、とにかくインドなんだ。それはレッチリにも感じることである。

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本当にいいDVDを貸してもらえて感謝してます。私は人に自分がいいと感じる音楽や映像を教えるのも好きだけど、人からいい音楽や映像を教えてもらうのもその教え主の人柄や感性がわかる気がして好きなんです。

皆様もまた何かよい音楽や映像があればよろしくお願いします。