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信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

フリッチャイ同曲異演、同演異盤 その83

2024-08-31 08:30:58 | フリッチャイ
○バルトーク 青ひげ公の城
セッション録音と放送録音各1種の2種があります。
(1) テッパー(Ms)、フィッシャー=ディースカウ(Br)、ベルリン放送交響楽団 1958年10月7、8日(セッション録音、DG)(S)

(2) ニルソン(Ms)、シェーネルシュテット(Bs)、スウェーデン放送交響楽団 1953年2月10日(放送録音、SR Records)(M)


演奏時間
 (1) 54’02
 (2) 46’52

演奏について
フリッチャイは、この曲の冒頭を「不吉な威嚇するような響きをもつ真っ黒な恐ろしいもの」(「フェレンツ・フリッチャイ 理想の音楽を追い続けて」)と表現していますが、(1)の演奏は、ほの暗く、不気味な雰囲気を醸し出していて、まさにその恐ろしさを感じます。ユディト役のテッパーは、不安な気分をよく表していると思います。フリッチャイは、バルトークがブダペスト歌劇場でリハーサルの際に使用していた色鉛筆で書き込みしてあるピアノ編曲譜を所有しており、この録音の際に参考にしています。(2)は、(1)ほど気味悪さは感じません。
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