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信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2009-11-03 14:39:26 | 他の音楽

○ビゼー 劇付随音楽「アルルの女」 クラーク/コンソート・オブ・ロンドン他 1990年頃


1日の群響で久し振りに「アルルの女」を聴いて、手許のCDを聴きました。


もう20年近く前になりますが、FM放送でプラッソンの全曲を聴いて、いつかは全曲を購入したいと思っていたところ、新星堂で名も知らぬこのCDを見つけて購入したものです。

購入したものの1回かそこら適当に聴いただけで放っておいたのですが、改めて聴いてみて、素晴らしい演奏であると感じました。


ウィキペディアによりますと、作曲当時の事情から、小編成のオーケストラとなっていて、ヴィオラなどは一人になっていたりしますが、サキソフォンを採用したり、ピアノ、ハルモニウム、プロヴァンス太鼓、合唱も含まれていて、かなり変わった編成であると感じました。

この演奏は、聴く限りかなり忠実な編成になっていると思われます。


曲は27曲ありますが、同じ動機を使用している箇所が多く、組曲に含まれていない曲は、僅かに過ぎません。特に前奏曲後半に現れる知的障害であった主人公の弟を表す「白痴の動機」、主人公フレデリの「苦悩の動機」は、しばしば現れます。曲の終わり方は、「カルメン」と似ていて、和音を二つ伸ばして終わります。演奏時間は40分強です。


前奏曲などでプロヴァンス太鼓が効果的に使われていて、これは組曲にはない魅力であると思います。

私自身は、第1組曲での前奏曲、メヌエット、カリヨンが好きですね。

Arle

コメント
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