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フリッチャイ同曲異演、同演異盤 その12

2024-06-21 12:33:00 | フリッチャイ
○モーツァルト イドメネオ
ライヴ録音1種とバレエ音楽の放送録音1種の2種があります。
(1) クメント(T)、ヘフリガー(T)、グリュンマー(S)、ローレンガー(S)、カペッキ(Br)、ヴェヒター(T)、リタシー(Bs)、シュタドラー(S)
  ネッセル(S)、エクイルツ(Bs)、ケレンス(Bs)
  ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場Cho 1961年7月26日(ライヴ録音、ザルツブルク音楽祭)(M)
 ア MERODRAM盤
 イ DG盤

(2) RIAS交響楽団 1951年12月19日(RIAS放送録音、JubeClassic)(M)


演奏時間
 (1) 序曲 5’02 1幕 48’10 2幕 42’50 3幕 56’53
 (2) 30’52(抜すいなので比較になりません)

演奏について
(1)は、1961年のザルツブルク音楽祭でのライヴ録音で、フリッチャイ晩年の陰影の濃いスケールの大きな表現とウィーンPOの伝統ある音色が融合した格段に素晴らしい演奏と思います。特に、エレットラを演じるグリュンマーは声に張りがあり、第3幕のアリアは真に迫っています。
(2)は、(1)より遅めのテンポで、少し大きく構えた感じの演奏になっています。(2)は(1)では演奏していない部分が含まれています。

(1)の音質等について
ア、イともに音質にそれほどの違いはないと思います。違うのは、拍手等の収録です。アでは第2幕のイリアのアリア「たとえ父や祖国や安らぎを失ったとしても」歌唱後の拍手が終わり次の演奏が始まると、歌手がお辞儀をにしたのか再び拍手が起こります。そのため演奏を中断、同時に拍手も止まりり、間をおかずにまた最初から演奏を開始しています。一方イでは、拍手に伴う演奏中断部分はカットされています。
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