mukan's blog

つれづれなるままに ひぐらしPCにむかいて

身体を使うことが学びの入口

2019-01-14 21:01:57 | 日記
 
歩くということ

  「分速80メートル」というのが不動産の物件表示における基本速度だと知ったのは、昔住んでいたマンションを売りに出したときであった。時速にすると4.8km、なんとも中途半端な速......
 

 すっかり忘れていた。こんなことを書いていたんだ、一年前に。一度、ここ11年間に書いてきたことを、歩くことの意味に絞って、まとめてみようかと思った。

 昨日から一泊で、「ささらほうさら」の合宿に行ってきた。とりあげた「テーマ」の一つに、「リスク管理」問題があった。この夏、都内の高校の終業式で十何名かの生徒が倒れた。暑さにやられのだろう。ところがそれを受けてとの教育庁が都立高校に「7月と9月の終業式や始業式を体育館で行うことはやめて、生徒はそれぞれの教室にいて放送で式をやりなさい」と指示したのだという。報告者はそれを「リスク管理」と名づけたが、私はとの教育庁の責任回避と思った。詳しいことは省くが、一堂に会するという「終業式」や「始業式」は、生徒たちの身のこなしが、ほかのクラスや学年を鏡にして明らかになる場である。そこにこそ教育的意味があると、あえて言えば、言える。それを教室の椅子に座って放送で済ませるなんて、壇上の校長の話が意味があると考えているようで、見当違いをしていると思われた。それが、この、一年前の一文で明らかにされている。