執拗

2015-01-30 18:33:52 | 写真


まあ、EIZOUくんも執拗に撮り続けろと言ってくれているので
そうする事にする。

執拗って思ったよりいい言葉だね。

本当に執拗であり続ける事ぐらしか
自分で満足出来る命の使い方は無いのだ。

尊敬する写真家、物作りの人達は
確かに自分の求める物に執拗であった。
遠くでベッヒャー夫妻が笑って手を振っている。
あそこまで行ってみよう。



見せたいもの

2015-01-29 18:22:44 | 写真


ジョニー・デップがインタビューで言っていた。
「この世からカメラが無くなればいいのに(笑)」
役者として生きている以上カメラが無いと成り立たない訳で
それはもちろん分かって言っている。
パパラッチに始終狙われてる意味でのカメラ。
記者会見などで100台近くに一斉にストロボを
浴びせられる意味でのカメラ。

今のこれをそんなに撮らなくたって…。
自分が撮られたい姿にはもう撮られている。
それを劇場に見に来てくれればいいのに。
そんな感じか? 

お客さんに頼まれた物事を撮る写真の他に
自分の、言ってみれば創造物として撮っている写真を誰かに
見て欲しくてブログを始めたのだが、
始めた頃は無かった少年野球関係の知り合いが増えて
野球関係の事も書くようになって、
そうしたらその人達が見てくれるようになった。
有り難いのではあるけれど、ここはでまかせ、ハッタリなんでも有りの
心情丸出しの自分の場所で言いたい放題だったのであって
それが子供たちと関わることになって
無責任な事が言えなくなって、「見てますよ」なんて
立派な大人の人達から言われるともう恥ずかしくて仕方が無い。
バス釣りからタナゴまで、鉄道模型が始まったかと思うと
そこにトーマスが現れ、偉そうに何かを嘆いたり
調子に乗って自慢話をしているときもある。
書いてるくせに見て欲しいと言えない。
見ては欲しいが、ほっといて欲しい。

写真は見せたいのだから
文を書かなければいいんだよねぇ…。それがうっとうしいんだよねぇ…。


23:23

2015-01-27 23:11:02 | 写真


空港でカメラを床にぶつけて点検に。
よりによって慌ただしい時に
余計な用事が増える。
待ち時間に窓から銀座の夕方。
工事現場ももうすぐ終業時間ではないか。
私はそこから一仕事。

カメラはセーフ、レンズは入院。



海に出る川

2015-01-26 23:05:57 | 写真


川が海に出て行くところが好きだ。
あまり大きくない15mぐらいの。
海水浴に行って感じた事があるかも知れない。
川と海との合わさるところは川から流れて来る
水の方が少し冷たい。
川沿いの左右の家から家庭排水が流れ込んでいたりすると
汚いから行くなと止められたものだった。
どうせ、それらは泳いでいる海にも流れ込んでいるのだけれど。

また、川と海との境目は潮の満ち引きによって
干上がったり、満たされたり表情を変える。
そういうところにはボラが群れで泳ぎ
口をパクパクさせている。
ヘドロの上に横たわってだら~んとしていた木舟が
満ち上がって来る水に浮き始めて
タプン、チャプンと音を立てて揺れる。



ぎんなん

2015-01-25 22:45:43 | 写真


無事に戻って来た現像済みネガには
やはり大した写真は写っていなかった。
それは、すぐには結果が出るとは限らない
少年野球の練習にも似ている。

こつこつ、地味な努力を続けて
君に今、ここで結果が出なくても3年後、5年後に
実を結ぶ事もあるかもしれない。
勝ちを目指して本気になればなるほど
負けても清々しい。
勝てばもちろん嬉しい。
勝利を目指せ、厳しい野球をやれという理由はそこにある。
負けてもいいじゃん楽しければ、ではなく
本気で死ぬ気でやって、負けたけど
やり尽くせたね、これって楽しかったね。
その「楽しさ」のレベルへ行きたい。

先日のマー先輩に続き、今日はお兄ちゃんのヒロキ先輩が
来てくれた。
大きな体、強い肩、足さばき、グラブさばき。
素晴らしいお手本。
上級生たちは別メニューで
筋トレしてたから直接聞けなかったけれど

「コーチ達の教えてくれる事をしっかり聞いて
少年野球でしっかり基本を身につけて
野球の楽しさを忘れずに頑張って下さい。」

甲子園に出た人が言ってるんだから間違いないよね。
先輩、ありがとうございました。

23:58

2015-01-22 23:44:45 | 写真


深夜。
ネットから離れる事も必要だろうと
本を読んだり、写真のアイデアを練ったり。

夜はいつもいいアイデアが浮かんだような気がするのだが。
夜が明けて空が白けて明るくなっていくように
アイデアも大抵白っちゃけてゆく。

起きているのは提出課題をやっている長男だけ。
チビッコたちもみんな寝ただろう。

俯瞰

2015-01-21 19:38:29 | 写真


仕事の帰りにヨドバシで買った
写真用紙とインク6色、CD-R、そして何より
現像済みフィルム4本を網棚の上に忘れて電車を降りた。

先ほど、駅から電話があって
見つかったらしい。
しょうもない写真とは言え、我が子を置いて来たようで
また、これからそれを手に取れる具現物にせしめる
紙とインクもこれまた置いて来て、がっかりしていたところ。

23:40

2015-01-20 22:48:26 | 写真

9:25
何かが起きているのか、何も起きていないのか。


10:22


12:59


14:50

だらだら並べても面白くなさそうで
これで終わりにしよ。
また六本木で仕事の合間が空いたので
本屋に入ってしまい、CDと合わせて買ってしまう。
コーヒー屋さんでPCに取り込んでipodに移す。
カメラバッグの取っ手のネジがよく緩むので
香港で買ったミニドライバーが重宝している。

本は当たり、CDは…。まだ一回聴いただけだから。

しじみ工場

2015-01-19 21:39:18 | 写真


霞ヶ浦畔の佃煮工場である。
何にも写っていない。何も写っていないと言うのは
写すべき(見せられるべき)理由が見られないということ。
だから、見てもつまらないから伝わらない。
それでは写真は失敗である。

文章で書けばこうなる。
私は車を停めて釣りの準備をしていたがふと土手の下に目をやると
工場は昼休みで、白い作業服を着た男の人がうまそうに
煙草を吹かして煙がたなびいたのでカメラを出して
撮影体勢に入った。煙草の兄さんはすぐに工場の中に消えてしまい
一番遠くの車のドアが開いて違う男の人が動きそうだったので
構えていたが遠すぎて何をしているかも分からない。
他の女性従業員が出て来てそこに一言二言声をかけて引っ込んだ。
そこで、何となく1枚シャッターを切ってしまった。
それがフィルムの最後のコマで、次を撮るにはフイルム交換を
しなければならない。10mほど離れて停めてある自分の車に
フイルムを取りに歩き出したら手前の車からおばちゃん従業員が
3人ゲラゲラ笑いながら出て来て、ゲラゲラと音がしそうに歩いて
3人一度にゲラゲラと背伸びをして、工場に入って行った。
工場で作業開始の時間と思われるチャイムが何だか鳴って
それで終わりである。シャッターチャンスは逃したのだ。

日本のどこでもいいどこかのなんでもないいつもの時間の
何でも無い写真を撮りたいと思っているくせに
何にも無い写真はダメなようだ。
「で」と「に」の違いが大きい。



少年写真教室-3

2015-01-17 23:51:31 | 写真
シャッターチャンス ー チャンスを作る~いつもうまく行くとはかぎらない



野球のれんしゅう中に子供たちがてつぼうにじゃれて
あそんでいて楽しそうです。
じゃあその感じを写真に撮っておいてあげようかなと
思いますが、ぶらさがっている真ん中の子はむこうをむいていて
かおが見えません。


そこで、先にさっとカメラをのぞいてかまえてから
その子をよんであげるのです。
こっちを向いたしゅんかんにパシャッと撮る。
これはシャッターチャンスをこちらで作り出しているわけです。
1枚目にはいなかった子が一人ふえています。
彼は私のそばにいて「こうやって撮るんだよ」ときいたら
自分もうつるほうへ入って行きました。それもチャンスをつくり
だしたと言えるかもしれません。
でも、まだおいついていなくてこちらを見てません。
それと、がめんの右すみにいやなよかんが…。


あー!
みんなの顔がそろったと思ったら
それに気づかず歩いて来た子が入ってしまいました。
まあ、こんなこともあります。
え?これも一つのおもしろ写真のシャッターチャンス?
そうかもしれない。
それだったら、歩いている子がかんぜんに
まんなかに来て、みんなをふさいじゃった時に撮ったら
おもしろ写真としてのさいこうのチャンスだったでしょうね。

でも、写真にきょうみをもったのなら
撮る前からチャンスだとかねらいすぎると
撮れなくなったり、むずかしくなって
つまらなくなることもよくあります。
しっぱいはあたりまえ。
あまり考えずに、楽しいことを楽しく、どんどん撮りましょう。