6月某日
パセリ：なんか新しい仲間が来るっていうんだけど
ま、俺は別鉢だからいいけどね。
3匹トリオ：いいじゃん、栄養独り占めでさ。
ちょっと狭いよね… でも楽しみ
ねぇ、どんな仲間が来るのかね。
トリオの中の「トリオ」：ナスさんとオクダさんだって
チンアナゴ牛：オクラさんでしょ。
チンアナゴ縞：オグラさん？
パセリ：モグラさん？
牛：だから、オクラさん！
一同：ああ、ナスさんとオクラさん。
かあさん：はい、仲良く育ってくださいね。
大きくなったら食べちゃいますからねー。
今日からはまた梅雨に戻って
朝イチで仕事のやり取りをメールでしてしまうと
とりあえずあとは何もない。
カメのトンちゃんを迎えてから
お隣にある水槽には
メダカが入ったり
トンちゃんの狩猟本能を保つべく投入された
スジエビ殿が入っていたりしたが
今はメダカが1匹だけとなり
久しぶりにタナゴでも釣って来て
トンちゃんのお友達になってもらおうかと思って
雨が降るとタナゴが釣れる場所へ行く。
昼から本降りということで
目論見としては雨が降り出す間際にそこへついて
小降りのうちに釣って風邪引かないうちに
帰ってこようという算段である。
ところが着いてみると
もうすでに本降りになっていて
すぐに魚はかかるが何匹も釣ってはいられない。
なので、非常手段のびんどうをポイントに沈め
30分ほど車の中で時間を潰して
それでびんどうを上げてみる。
釣りは少ししか楽しめなかったが
タナゴは10匹ほど入ってちょうど良い。
中に産卵管が伸びているメスがいて
それは間も無く産卵するので放流。
採って楽しませてはもらうけれど
残せる命までは奪えないので。
トンちゃんはもちろん獲物として見ているだろう。
でも、君には捕まえられないね。
エビ殿の時に見ていた運動神経ではとても無理。
ましてや深さのあるプールでは君すぐに溺れるでしょう。
見て、きれいだなぁと思っていればよろしい。
仕事から帰って
やたら眠かったので
荷物を下ろしてすぐに昼寝をしてしまった。
ずいぶん寝たと思ったけれど
洗濯物越しに見える空がまだ青いので
時計を見るともう5時半ではある。
朝、近藤さんが夏至って言ってたからね。
ベランダの洗濯物を取り込んで
一昨日からプランターで花を付けている
ナスを観察する。
綺麗な紫色で写真を撮ろうと
小さなプランターにやたらと植えてある
百合やらオクラやらの間にカメラと一緒に顔を突っ込む。
その中のバジルに顔か手だかが当たって
フワッと良い香りが漂って
幸せな撮影。
