-凸凹帖-

写真 奥野和彦

2020-08-31 21:48:28 | 写真


倉茂くんにマセラティの話を
したかどうだかまるで覚えていない。
どうせロクでもない事を吹聴したに違いない。

白黒のテレビシリーズのバットマンカー
マッハGOGOGOのマッハ号
ウルトラセブンのポインター号
みんなかっこいい。

車は自動運転に
突き進むかも知れないが
俺は別にいらん。
経済力さえ許せば
前述のコルベットに加えて
上記の武器付き自動車を
毎日取っ替え引っ替え乗ってやりたい。

スーパーカー

2020-08-28 09:33:01 | 写真


ブルートレインから繋がって
小学生も終わりの頃
スーパーカーブームがあった。
フェラーリもカウンタックもポルシェもカッコ良かったが
自分が好きだったのは
デ トマソ パンテーラ。
小学生にスペックなど分からない。
単に見た目だけ。
印刷業を営んでいた父親の都内の納品に車に乗って
ついて行くと途中にデトマソが置いてあるガレージがあって
それを見逃さないようにしていた。
もう一つ、
スーパーカーと呼べるかどうか分からないが
シボレーコルベットスティングレーが好き。
スーパーカーブームで台頭したのは
イタリアやドイツ、ヨーロッパの自動車メーカー
だったけれど
シボレーコルベットはアメ車でスーパーカーブームの前からあって
むしろ、クラシックカーのイメージもある。

私に車道楽は無い。
が、死ぬまでにスポーツカーに乗っていいよと言われたら
コルベットになら乗りたい。
C3という1963年の型が一番いい。所ジョージさんが乗っている。
スーパーカーブームの頃は
下の写真の形になっていてこれも大好き。
デトマソの次に好きだった。
フェラーリとかに比べたら安かったのだろうし
結構街で見かけることが出来た。
旧車でアメ車でさぞや維持には苦労するだろう。
しょっちゅう止まるだろう。
そんなことを気にするような人は初めから乗らない。
そんなことを超越した立場の人が乗れる。

仕事でよく行く
ビルの地下駐車場が
スーパーカー置き場みたいになっている所があって
多分そこのオフィスに勤める人の中に
そういうお立場の人がいるのだろう。
フェラーリ、ポルシェ、ロータス、フィアット、旧車も多い。
BMWやベンツは国産車に見える。

私はフェラーリとベントレーに挟まれて
コルベットの正面にトヨタウィッシュを停める。
周りを確かめて
触りませんよ、傷つけませんからね… 
とぶつぶつ呟きながら
ちょっと拝見させてもらう。
このカーブ、この盛り上がり、この低さ。
う〜ん、いいねぇ。


はやぶさ

2020-08-25 17:51:55 | 写真


30年前と書いたが正確には多分31年前で
前の会社を辞めて
写真の会社に入る前の休みを利用して
鹿児島に遊びに行った。

特急電車のファンでは無かったが
やはり乗っておきたかったのだろう。
ブルートレインはみんな無くなってしまったし
良い記念になってこうして残っている。
帰りも飛行機は嫌だったけれど
親戚の子供たちと一緒にいたくて
ギリギリまで滞在を延ばしたので
飛行機に乗って帰った。

写真1枚がその時についての
忘れてしまっていたような事も
思い出させる。


漁港

2020-08-24 21:36:01 | 写真


30年前 鹿児島県
今47歳の奥様も女子高生だね。

私はもう写真を撮ってました。
写真家になろうと言うよりは
ただ、写真が出来上がる事が面白かった。
私の風景が両手の中に束になって
増えて行く事が面白かった。
PCの画面はもちろん、
まさか携帯電話の画面で世の中に出されるとは
想像もされずに撮られている写真。


セット

2020-08-19 21:16:57 | 写真


くすんだ緑のテーブルと
黄色いフタの醤油差し
赤いフタの爪楊枝入れ
それを載せる
持ち手の付いた回転トレー
の持ち手がまた同じ赤いプラスチック。

ここにチキンライスを持って来てくれ。
スプーンの丸いところに
紙ナプキンを巻いてくれ
グリーンピースを載せてくれ
玉ねぎだけ入った
コンソメスープをつけてくれ

もし、気がつくのなら
食後にコーヒーだけ持って来てくれ

それで
放っておいてくれ
立ち上がって帰るまで
お金払って帰るまで
放っておいてくれ

入り江

2020-08-07 21:17:38 | 写真


タナゴの話を書こうと思っていたけど
ちょっと一旦置いておく。長くならなかった。

全くの迷走ぶりである。
ただ、写真を撮りたい意欲だけは湧いてきた。
仕事もしたいし
自分を満たす写真も撮りたい。
ああ、カメラが欲しい。


長いのか

2020-08-01 20:21:35 | 写真


つまらない話はやめよう。
お魚の話でも書く。

奥野写真事務所としての
COVID-19についての取り組み。

何も打つ手立てはないが
ひたすら世が少しでも元のようになる事を願うばかり。
但し、新しい生活様式と言われているので
人が集まって何かをする事については
他のこと以上に変化が起きるだろう。

さて、このブログをご覧の方はご存知だろうが
タナゴと言う淡水魚を私は趣味で飼育している。
2017年頃から記事にもなっている。
タナゴと言う魚は
小さめの川か、田んぼの用水路のような所に棲んでいるが
繁殖するために
二枚貝の中に卵を生みつけて
貝の中から稚魚が孵化して出てくるため
二枚貝が生きていられる場所でないと
タナゴも生活していくことが出来ない。

二枚貝は砂泥の中で生きる。
つまりコンクリートで護岸されている水路では
その堆積がない限り、貝もタナゴもいない。
自分が子供の頃は
まだ土を掘って溝にしただけの水路もあって
タナゴももうちょっといた。
居ると分かってそこで見事タナゴを釣り上げるのは殊勲であった。
口がおちょぼ口で小さいので
鉤がかりが悪く、釣りも難しいのだ。

日本がどんどん近代化されて
蚊の発生源だのネズミが出るだの
台風で川が氾濫するだので
水回りも整備されていったから
気が付くとタナゴは
まあまあな希少価値を持ち
釣れる場所は限られて
大人たちは縄張りを争うようになったり
隠したりもするようになったようだ。
アホかと思う。
が、隠す事については
アホとも言い切れず、後で述べる。