-凸凹帖-

写真 奥野和彦

ボラ

2011-06-29 23:14:05 | 写真
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誰もが経験あるかもしれないが
海辺の町へ行き、海水が入り込む川の出口は
最初に潮の満ち引きを知るのに分かり易い。

そんな川には大抵ボラがいて
海辺の家の下水溝から流れ出た残飯等を
つついている。
昨日の鮎とはその辺が対照的だが
この魚も川を大きく移動する。

ボラが口をパクパクさせて群れている
夏の河口をたまに思い出す。

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夏魚

2011-06-28 19:54:59 | 写真
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鮎の季節。
海釣りより川釣りの方が好き。 だけど
鮎釣りはしたことがない。
鮎はスイカのにおいがする。

天然の鮎
刺身、塩焼き、
養殖のものとは「違う魚」である。
鮎も川を旅する魚である。


上流

2011-06-27 17:05:43 | 写真
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山間の小さなグラウンド。
向こうのフェンスの向こうに
川が流れていて
音が聞こえて来るほど、静かな平日。

休みの日には
ここでも子供達の声が響き
未来の甲子園やプロ野球を目指して
素晴らしい戦いが繰り広げられて
いるだろう。

ただの草むらになっていないのは
その、丁寧にかけられた
トンボのあとでよくわかる。


マイブーム

2011-06-23 22:11:48 | 写真
癒されようと、開いた写真がきっかけで
鉄道ブームが私のなかで繰り広げられている。
軽便鉄道のへんな気動車が走りっ放しである。

すごいこと2

昔、走っていた地方のローカル鉄道で
見た事も無かったものが、ネット上で見られる。

この前、尾小屋鉄道のキハ3を異形だと書いたが
実は、あんなのスマートな方で
もっとすごい奴が居るのを思い出した。

銀龍号

写真は 
http://sentimental-journey.blog.so-net.ne.jp/2010-07-15
これが一等分かり易い。

説明は http://ja.wikipedia.org/wiki/根室拓殖鉄道
ここの気動車「銀龍号」の欄で。

銀龍号… ですぜ。

後ろの客室の部分を地元の大工が作ったら
背が高くなり過ぎちゃったとか
前と後ろの重量のバランスが悪くて脱線しちゃうとか。

ここ一週間ほど、私の頭の中には
こんなのが、ガランゴロンと行ったり来たりしている。

マイブームは、写真だったり、音楽だったり
釣りだったり、順々に訪れるけれど
やばい。 模型も売ってるらしい。
買えば線路を敷きたくなる。駅を作りたくなる。
鉄道会社を作って走らせたくなる。

…うちの鉄道会社では
  朝イチの車庫でこんな会話が交わされる。

「始発、走らせらんねっぺ、これじゃ。」
  「どうしてもエンジンかかんねってか。」
「どうにもかかんね。奥からキハ2出してくっか。」
  「おーぃ、3号ダメだからよ、奥から2号
出して来てくれよ。 カギ?かかってっぺよそこに。」
「待避線の方回して、入れ替えっぺ。」
  「お客乗りきれっかな。」
「じゃ、客車も替えっか。2両つなげよう。」
  「間に合うか~?」
「大丈夫だって。おーぃ、出したかぁ?
早くしろ早く。おぉ、いい音してるな。いけるいける。」
  「いけるいけるってそりゃ行けるべよ。(笑)
オレらプロよ。鉄道会社よ。一流の機関士だべよ。(笑)」

http://umemado.blogspot.com/search/label/九十九里鉄道

人様のブログから勝手に写真を持って来る事は
出来ないので、禁断の世界を覗きたい方だけどうぞ。
この人の記録は本当に貴重である。立派な仕事である。

そういうわけで、今日は写真なし!



すごいこと

2011-06-08 18:25:04 | 写真
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山渓カラーガイド カラー日本の私鉄1
という本より複写。
1976年発行。すでにこの本が貴重品である。
で、私はいろいろちょっと分からなくなったり
つまいずいたり、また、風邪で寝込んだりした時に
この本を手に取る。これは前にも書いたかもしれない。
ここ何日かはこれで癒されている。
こうして思いついて、指で押さえながら複写が
フラッシュも無しでこんなにきれいに撮れ、暗室作業も無く
すぐに全世界に発信できてしまう所もすごい。

この車両は1977年に廃止になった石川県の
尾小屋鉄道という所のディーゼルカーである。
昔は鉄道ファン、今はテツヲタというが
当時小学生であった私が好きであった路線であり
車両である。 鉄道ファンといっても超大編成の特急列車や
ブルートレインには興味が無く、ローカル線の
ガラガラ音を立てて走るディーゼルカーとそれらを
囲む環境が好きだったのである。 しかし
小学生だった私が石川県までローカル線に乗りに行く事を
思いつく訳も無く、尾小屋鉄道は廃止になった。

例えば、バイク、車、手に入れて乗ってみたい
旧車や名車、新型車、それらのことを人に例えてみたり
展示されているものを見に行くとなると
「会いに行く」と表現したりしないだろうか。
模型なんかでそばに置くのもいいかもしれない。
このキハ3は私が会いたかったものの一つである。
この写真は「写真」としても素晴らしいものの一つと
思っていて何でも無い普通の昼下がりに、いつも通りに
汽車が到着して、いつも通り運転手がいてこんなに
いつも通りが完璧に写されている。 それでいて
どこか現実離れして見えるようなところもある。

キハ3の異形である。
普通の中に化け物のようなものが現れている。
私に言わせれば「ネコバス」なみである。
あまり書くと、コードに引っかかりそうにもなる。

その後、彼はいくつかの所有者のもとを
転々としたようだが、なんと今でも生きている。
インターネットの時代になって、動く彼を見る事だって
出来る。 おそらく、こんな音であろうと思っていた
エンジン音。警笛。動きっぷり。 すごいなあ。
しかも、やっぱりこんな山の中の草むらの、茂みの中の
ひっそり暮らしである。

彼がくたばるのが先か、オレがくたばるのが先か
死ぬまでには一度会いに行ってみたいと思う。
何ヶ月かに一度、動かしているようだし。
行って、その土手っ腹をパンパンたたいて
おもしれえなあ、お前。と言ってやりたい。

余談であるし、ファンなら知っている事だが
車体には本来1803と車番が貼ってあるが
1803は尾小屋に来る前の遠州鉄道での車番であって
尾小屋では180までを赤く塗って3の上にキハ
と書いてある。

さあ、動きますよ。
時間と心に余裕のある方はどうぞこちらへ ↓

http://www.youtube.com/watch?v=WFCB7cvvjxs&feature=related

http://www7a.biglobe.ne.jp/~tsk-1803/koukaibi.htm





重い空

2011-06-07 17:21:22 | 写真
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やる気もないのに
無理矢理やろうとしてもねぇ…。
きれいに咲いてる花に罪は無いが。
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消耗品買いに、コジマ電気まで。
歩いてぶらぶら一時間。
いい運動になるだろうと思ってやって
その分ちゃんと摂取してしまう。