-凸凹帖-

写真 奥野和彦

豪雨

2014-05-23 21:18:02 | 写真
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ビニール傘ばかり増える。
日に2度もゲリラ豪雨がやって来て
ゲリラでもなんでももう呼び名はどうでもいいけれど
昔からあった夕立ちとは
違うものになってしまった。


月の光

2014-05-19 23:23:26 | 写真
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写真は感覚だった筈。
考えて練り上げるようになったらおしまい。
もっとカンだけでやってこそ面白かった筈。
と、思うし
それは若かった頃の話
今の自分にしてみればもう そうしても納得するものは
できるとは限らないと言う考えと。

たとえばそれが老化という方向へ進んでいるとしても
一歩たりとも戻ったりなんかするものか、と
考えるのか、時には
初心はどうであったのかと
戻ってみたりなんかもしていいものかと。

たまたま今日帰宅した時にテレビでやっていた
ドラマの挿入曲「月の光」ドビュッシー。
いつ聴いてもどこか違う世界に連れて行かれるような。
悲しいでもない、甘いでもない、楽しいでもない
せつないでもない、「月の光」という題だと知らなくても
そんな感覚になるし、言われればなおさら「月の光」という
タイトルこそが唯一ふさわしいかも。

一個一個の音階の並べ方組み合わせ方だけで
なんでこんな浮遊感に漂わせられる?
使てるのは「SAY YES」とも変わらない
普通のドレミファソラシドやで。
ブツブツ考えながら帰って来た頭に
どう? とドビュッシーから突きつけられて
グウの音も出ませんやなあ。
「どや?やろう思うならやれや、やらな、どうにもならんよ。
どや?ええ曲やろ。ネタは一緒や、組み合わせ、
発見、追求あるのみや。ワテはシャブなんかやってへんで。
ま、もともとちょっと変わっとるけどな。ははは。」
音楽室のドビュッシーってどんな顔だったか。

Youtubeでちょっと部屋を暗くして
ドビュッシーを聞いてみて下さい。




がんばれさねくん

2014-05-17 20:14:29 | 写真
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運動会にて野球お休み。
沢山いる子供の中から顔を見てチームの子を
探そうと思うと難しいが
全体を見渡していると体全体の動きや姿勢で
知っている子は判別出来る。
自分が何着だったと報告に来る子
どの競技に出るからちゃんと見ててと言いに来る子。
みんながんばれー

前回、世界遺産と書いたけれど
後世に残すべき風景と良く解釈してもまとまるかも
しれない。
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ダントツだぜ! さすがWTNの1年生!


顔のむくみ加減

2014-05-13 23:17:26 | 写真
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久しぶりに暗室作業をしようと思っていたら
パタパタと仕事が入って来て
そうはいかなくなった。

なんとなくカメラにフィルムが入っている時に
なんとなく撮ったものが溜まって来て
少し片付けておこうと思っただけなので
出来なければ出来ないでまた放っておくだけの
ことである。
ただ、暗室作業はたまにすると
やはり少し背筋がシャンとするような気がするし
写真をするものとしては特別な時間なのだと思う。

朝、洗面台でむくんだ自分の顔を見る。
その腫れぼったい感じが初めて会ったときの
自分の写真の先生に似てるかなと思った。
いい男として有名な写真家なので、似てるというのは
そういう意味ではないが、考えてみたら
初めて会った頃のその人の年齢に自分が今なっている。
今の自分に、そんな青臭い若者が自分の写真を見てくれ
と写真の束を持って現れたらどう答えるだろうか。

季節もまさに今頃だった。
その日、仕事場兼ギャラリーを訪ねた
自分の前に現れたセンセイは
ボサボサに伸びた頭に緑色のセーター、
黒いジーンズ、サンダル履き、
首からタオルを1本ぶら下げて、必死で用件を話す
私の顔には一瞥もくれず、こちらには背中を向けたまま
壁の写真を取り替えていた。

「ちょっと待ってて」と一言残して
一旦隣の部屋に入り、再び現れた。
中央に置いてあった丸いガラステーブルの上に
キリンビールのグラスに紙パックから注いだ
雪印のコーヒー牛乳。
「どうぞ」と言われて
初めて目が合ったその笑顔は
相当シャイな不良のとても優しい先輩のようだった。
カッコ良すぎたので
何処かの食堂で水飲み用に重ねてあった
キリンビールのグラスをさっそくかっぱらって来た。

「いいよ、撮ったら持っておいで、オレ見るから。」
そういわれて入ってしまった写真の世界。
もっと、真面目にやらなくちゃ。







釣りはいかが

2014-05-12 18:11:19 | 写真
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体重がまた増えた、に違いない。
怖くて体重計に上がれない。

釣り道具を買わなくなったと言って
安心していたのはいつ頃書いただろうか。
このところ、また増えている。
いや、増えてはいなくて処分して買い替えているから
増えてはいない。
写真と収入は一向に増えないのに。
少年野球の指導をしている人達にも
結構釣りの好きな人達がいて
なんだ、◯◯さんも、◯◯さんも?なんて
話になることもある。
他に、ゴルフの好きな人、バイクの好きな人
なんかもいて各分野、一回皆で行きましょうよ~
なんて言うけれど私も含めて
休日はまずは野球なのでなかなか一緒には行けないが
みんな、いい人達ばかりなのだ。

そういえば、野球の子たちも
練習の無い日に釣りに連れて行く事があったけれど
最近は行かなくなった。
釣りは、仕掛けがどのようなしくみになっていて
それが水の中でどのようになっていて
エサがあって
魚がどのようにそこに来て、エサを食べて釣れるのか
かかったらかかったで掴まなければいけない。
外して食べるのか、生きているうちに放すのか
全部自分で考えないといけない。
いい勉強になると思うのだが。

中学生の次男が野球部に居るが
相変わらず練習の無い日は「釣り部」となり
友達と釣りに出掛ける。野球に熱を入れてもっと
しっかり強くなってくれよと思うけれど
今述べたような理由で、特に釣りを禁ずる理由は無く
まあ、楽しく過ごしてくれればいいか。
あの、マーも小学生の時に一緒に釣りに行ったっけ。