-凸凹帖-

写真 奥野和彦

テキトーな…

2011-03-23 16:27:38 | 写真
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ネガだけ見て
大洗の水族館だったと思い込む。
よく見てみたら
違った。
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大洗の水族館は
無事だったそうな。
いろいろ落ち着いて
営業が始まったら
応援に行かなくちゃ。
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でも、ここは
大洗にあらず。

じゃ、どこだったんだっけなぁ。


ゼロキューゼロ

2011-03-22 22:24:04 | 写真
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にちようび、

またケータイをお尻のポケットに
入れたままスライディングキャッチ。
また、蝶番がグラグラになって
あわてて、ショップへ。

今日、新しい物が届いた。
さっそく鳴る地震警報。
今はちょっと手放す訳にはいかない。
人の命を救うかもしれない。
人の命を探し出すかもしれない。

携帯電話

初めは嫌いだったけど…。

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祈り

2011-03-20 23:03:39 | 写真
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まず、2月頭のブログの中に
「ぼちぼち」というタイトルの日があって
何がぼちぼちだったのかと思うと
そろそろ、ゆったりした時間も終わりで
何かが変わるのかな、変えていいのかな
という感じがしていたのである。
多分、それは生活および写真のスタイルの事で
あったのだが。

結局、何だかまとまらないまま
ネガはまた仕舞われて
考えかけていた事も忘れてしまった。
そして、仕事の面でのトラブルもあったりして
楽な時期でもなかったのである。

久しぶりに、いつものパートナーと
釣りでも行こーぜ、と言う事になって、 その日
午後から 一時間ぐらい釣りをしただろうか
対岸同士で80mぐらい離れていた。

突然、グラングランと横に大きく世界が揺れ始める。

  大きい。並ではない。

揺れながらカミさんに携帯をかけるが
コールしても出ない。(後で聞いたが鳴らなかったと。)

相方を取り囲んでいる、枯れ葦が
大きくゆさぶられ、土けむりと鳥が舞い上がる。
「土手に上がれ」手を振る。
盛り土で出来ている水路の護岸は
町中の震度より大きく揺れたと思う。
コンクリートで固められた部分と土の部分では
歪み方が違って、パクパク口を閉じたり
開いたりしている。

川の水は激しくぶつかりあった後、
波長を合わせて、うねりになって足元に
打ち寄せる。

慌てなくても、もう終わるだろ。
 それが終わらない。

足を開いてグッと立っているが
やはり、腰を下ろしてしまう。
高い所に上がろうと、タックルボックスを
持ち上げようとしたら、蓋が閉まっていなくて
ルアーをばらまいた。 慌てて拾う。
いや、こんなことしてていいのか?
早く上がるべきだろ。

鯉が驚いて、あちこちで飛び上がる。
見た事も無い揺れ方で電柱が振れている。

なんとか土手の上に上がり、2台の車のそばに。
「帰りましょう。すぐに。」
帰る道でも、大きな余震を橋の上で停車中に浴びる。
農家の瓦があちこちで落ちている。
つながらない電話。自宅、実家、近隣の親戚。
メールは送れる。 怪我、火事ないか? 
 大丈夫、今どこ? の返信。

家ではタナゴの水槽の水が半分リビングに
あふれてしまった事が唯一の被害だったぐらいで
助かった。

が、それからテレビで見る生中継は
最悪の大災害であった。
私たちが帰って来た幸手の道路が
壊れてテレビに写っていた。
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この一週間の仕事はみんな吹っ飛んだ。
この時期に映画のイベントどころではない。
確かに、ここらへんでも
商店の品物がなくなったり、停電したり
ガソリンを買うのが大変だったりしているが
被災地の悲惨さには比べようがないものであり
どうってことはない。
電気、携帯、インターネットの回線も
必要な通信に使うべしとの事だったので、今日
久しぶりに書いている。

ブログの更新をしなかった間に
どうしたんですか? と心配をしてくれた人がいたり
その間に、 ブログを発見しました。
と新しい読者?も名乗り出てくれたりしました。
で、少年野球関係者(母方)にもそう言った方が
いらっしゃいます。ここを覗きに来て下さるのは
大歓迎ですが

タイガースのブログではありません。
 ので お間違いのないように。

40男のしょうもない、つぶやきのページです。
その生きて行く中に野球があったり、芸術写真があったり
釣りがあったりするだけの事なのであります。
例えば、野球のあった日に、私がつぶやく事は、
私見であり、タイガースの意志ではありませんので。
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私たちの住んでいる街では
市の防災放送でも緊急地震速報が流れた。
テレビで流れる ホヮンホヮンホヮン の音のあとに
「緊急地震速報。大地震です。」と男の人の声で言う。
これが夜中でもエコーを響かせて鳴り響いた。
子供達はその度に目を覚まし、耳をふさいで怖がった。
でも、それが鳴るとちゃんと揺れが来るので
みんな、身構えた。

被災地の皆さんが
少しでも早く、いつもの生活を取り戻せて
なんとかこの悪夢から立ち上がれるよう
心からお祈りいたします。