-写真の部屋-

奥野和彦

お久しぶりです

2011-08-20 21:14:36 | 写真
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おれ達は頑張っている。
今年は、あんまり強くないけれど
頑張っている。
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雨が降って、ホームグランドが
使えなくなったって、練習をなくしたりしない。
野球をやれるならどこだって行くし、
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どこだってやっちゃう。
どこだってへっちゃら。
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みんなといれば楽しい。
みんなとやれば、乗り越えられる。
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そう、君たちは頑張っている。
小学生が、一年中、土日祝日、休みなく
野球を続けるなんて、それだけですごいこと
なんじゃないかな? 本当はね。
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まぁ、そういうチームもいっぱいあるし
うちに限った事じゃないけれど
結構厳しい戦いだよな。
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監督は怖いか?

でも、君たちが頑張れば頑張るほど
監督は嬉しい。コーチも嬉しい。
君たちには、厳しい顔しか見せないかも
知れないけれど、君たちの背中を見守る監督の
顔は、こんなに優しい。

おれ達は、まだまだ弱い。
だから練習をする。コーチのワンセグを
覗きながら、甲子園の決勝のゆくえを追いながら
ひたすらダッシュ。
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いつか、日大三高みたいに強くなると
思っている。いつかストライクがバシバシ
入るようになる。
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いつか、ボールが右中間、左中間を
まっぷたつに割るようになる。
今日はまだ打てなかったけれど。
今日はまたフォアボールで押し出したけれど。
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俺たちは頑張っている。
今に見てろと思っている。
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さぁ、行くぞ。


雨電車

2011-08-19 21:17:11 | 写真
今日は、朝から豪雨で
猛暑でカラカラだった越谷もすっかり水浸し。
気温も地表温度も少しは下がっただろうか。

弓削島もカラカラだった。元来、雨の少ない地方で
あるから、行ってみると畑や林も瑞々しくはない
印象を受けるかもしれない。
砂漠のように干上がってしまわないのは
やはり海に囲まれているからかと素人なりに考える。
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ここは、観光客を呼ぶ松原海水浴場。
後ろにそびえる山が、石灰山。地元の人は石山
と呼ぶが、昔は石灰を産出しており、トロッコもあった。
禿げた部分がその名残である。
当鉄道としては、当然専用軌道を敷いて
旅客営業とは別に、貨物部門として
小さな蒸汽やディーゼル機関車を働かせてみるかと
また欲張って考えるが、今はまだ手を付けずに置く…。
ソドー島の鉱山部には、ダンカン、サー・ハンデル、
スカーロイ、レニアスなど立派な小型の機関車が働いていて
貨車をつなげては子供が遊んでいたのを懐かしく
思い出す。

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画面、左側に写っているのが松並木だが
キャンプ場になっており、線路はその向こう側になるだろう。
丁度、山の禿げた部分から下に下りた辺りから
こちら側が島の中心地である。山で働く者、界隈の造船所
働く者が港に帰って来て賑わったことだろうが
現在、そういうことはない。

島の北端が久司浦で、この松原は南端に近い。写真には
写っていないが、背後の丘の上には国民宿舎から
今年、民営化された宿泊温泉施設があり、そこの下にも
停留所を置きたい。
人の乗り降りの期待出来る区間としてはこの辺りまでで
その先、日比 ぐらいが南の終点になるだろう。

私は、仕事に出る電車の中でこんなことを考えている。
都心までの小一時間はあっという間にすぎる。
大雨の北越谷のホームにずぶ濡れの日比谷線直通の
始発列車が入って来てドアが開く。 滝のように車体を
這って水が流れて来るので、ちょっと手で触ってみる。
昨日まで、こもって居たであろう車体の熱は
まるでなく、充分に雨で冷えていた。

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後半戦スタート

2011-08-17 07:34:33 | 写真
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イノシシを獲るしかけ。
大分前に設置されたが、「一度入ったことがある。」
そうだ。

ノートパソコンのプラグの
一番先の部分だけを忘れてバッテリーは
いろいろ仕事のやり取りをしているうちに
なくなって、島ではもう画像アップが出来なくなった。

というか、遊んだり撮ったりすることに
集中したのでパソコンなんかどうでもよくなった。

昨日の帰り路も渋滞し、夜遅く家に着き
早朝から仕事に来ている。

撮るだけは撮ったものを、さあどうしようと
いった感じだが、まあ徐々にお見せするとして
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寝不足もあってボーッとしている。
まずは、なんとか仕事の頭に戻らなければ。
私の頭には、まだみかん畑やら盆踊りやら
楡の木の捕りきれなかったヒラタクワガタなどが
渦巻いているが
仕事現場の人たちには
妄想も鉄道もクワガタも、一切関係ないのである。

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現地入り

2011-08-13 19:58:41 | 写真
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上弓削「おどり場」の写真である。
ここの家の向こう側を汽車が通る。
なんと素晴らしい情景か。
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未だかつて無い、お盆の渋滞の中を
最長時間をかけながら今回は車でやって来た。
24時間で到着しなかったのには疲れたし
休みの時間もかなり損をした気がして
やはり、鉄道のものである。
日本の鉄道は素晴らしい。
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昨日、着くなり早速敷設予定地を見てまわる。
ここが久司浦のバス停でここに久司浦駅を作るが
裏手へ回ったらすでにホームになる部分が
さら地になっているではないか。
頭の中で描いているホームのある風景が
ぴったりと実際の景色にあてはまる。

思わぬ手応えを得たような気分になって
家に戻ると、お上の父上から
妄想鉄道の話が出て、心臓が口から飛び出すぐらい
驚いた。 まあ、父上が見ててくれても
不思議は無いのだが、弓削と住人の皆様に
失礼な物言いがないか、改めて見直した。
そして父上は、私の事をちょっと心配していると
言うのであった。
かなり恥ずかしい。
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だから、あちらの世界へ行きっ放しでは
困るのである。

今夜はこれから盆踊りで
中の子供を集めて花火をぶっ放そうとしている。
うちも含めてだが、帰省してる子も入れて
いったいどれぐらいの子供が出て来るものやら。
すでに、夕飯の焼き肉で腹はパンパンで
ちょっと大儀い。(たいぎい。=面倒くさい、おっくう。)




妄想鉄道 4

2011-08-02 21:30:27 | 写真
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写真は釣浜(つるばま)駅予定地。

単端(たんたん)について説明しようと思った
けれど誰に向かってするんだか分からない。
詳しく知りたい方はウィキペディアで調べて
頂く事にする。

要はお客の少ない路線用に作られた、極めて
小型で、車軸も2軸、4輪で、運転台が片側に
しかない車両のこと。
購入費用も安く、2軸しか無い関係で
カーブ半径などの面でも小回りが利く。
そのかわり、終着駅に着き、元来た方向へ
走っていくには、方向転換をするために
ターンテーブル、或は切り返しに使う三角形の
デルタ線、ループ線が必要になる。

オーナー氏、釣り客を島の裏側へ乗せていく事を
もっともらしく言い訳にしているが
今回の線路敷設計画は、尾小屋駅を久司浦に再現
することにあり、まずはそこで、キハを留置線から
出したり、客車をくっつけたり、全体のありようを
眺めてみたりしたいのであって、お上の認可は
必要最低限の300X900の台板を見た上で下りている。
いきなり、食卓ほどの面積で電車がぐるぐる回り出す
話では到底許されない。
キハ3がちょっとした情景の中で見られればそれで
良かったのであるが、
こうしていろいろ吹いているうちに
各のモジュールをそのサイズで作ってつなげると
本当の町を再現出来るような妄想にふくらんでしまい
それを、面白がっている。

話を戻す。鉄道の話にあたって脱線はよろしくない。

鉄道模型の面白味の一つとして、走っている列車を
眺めながら、お茶をすすったり、酒を飲んだり
談笑したりする事があると思うが、現計画では
それを手放しでガーガー走らせておくエンドレス、
つまり輪っかになった部分がない。 無くていいつもりで
始めたが、やっぱり欲しい。

久司浦駅の一番山側の留置線になるところを
エンドレスの一部にして、300X900の台板を
もう一つくっつけて線路をつなげれば、そこに
エンドレスを作る事が出来る。
釣浜、大谷方面への支線と考えれば実際の位置関係通り
だし、そちらにターンテーブル、デルタ線など
置く余裕も、面積もないから、なんとエンドレスで
単端が、頭から久司浦に戻って来る。

実につじつまが合うじゃないか。
釣り客も乗ればいいが、鉄道目的で島に来る人は
当然乗り換えて、その単端にも乗るであろうし、
単端の後ろのバケットには、釣り竿を載せたり
三脚を載せたり、轢いたイノシシを乗せたりして
かごの中も結構賑わいそうだ。

http://umemado.blogspot.com/2010/09/blog-post_16.html


妄想鉄道 3

2011-08-01 23:57:09 | 写真
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東東京大会の決勝戦の結果を改めて眺め
新聞を静かに閉じて
「まぁ、来年までお楽しみにって事だ…。」
とオーナー氏は苦笑いをした。

ベランダ越しに、電柱の上にカラスがせっせと
針金ハンガーやら木の枝などを拾って来ては
積み重ね、巣を作っているのをボーッと眺めている。

鉄道のことだが、
もう少し、観光資源が欲しいと考える。
ありがちだけど、 
        「釣り」かなぁ…。

南北に長い島の、西側には島の港があり
本州につながるルートになっていて
学校も庁舎も民家もそちら側に多くあるが
これまた南北に通っている尾根の
東側は手のつけようもない竹やぶが、切り立った
崖を覆い尽くしていて島一周道路が崖に沿うように
通っている以外は住む人もほとんどいない。

そのかわり、人が来ない分
静かな入り江で沢山魚が釣れたり
町営の海水浴場とはまた違って
静かに、家族で海水浴が出来たりする
場所もある。

島の玄関口は南にあり
そこから、北の端までをその、『開けた側』を
鉄道は走る。
南から裏側を通って秘境側にずっと線路を敷いて来るのは
困難である。 費用面でも、工事面でも。

そこで、北のメイン駅となる駅から
裏側へ向かって支線を出す。

もともと、尾小屋のキハ3を走らせたいとこから
派生している鉄道なので、本線は比較的
なだらかな線だがここへ来て、このような厳しい
支線を作るとなると

「単端」の出番だな…。 

そう思うとオーナー氏、思わず口元が緩む。
単端だったら、お隣の岡山は井笠鉄道に
 ジ という可愛いのがいた筈だが。

単端についてはまた今度。