-凸凹帖-

写真 奥野和彦

冬の水路

2023-11-27 21:50:21 | 光の籠


もはや地球温暖化ではなくて
地球沸騰化に入ると
NHKの番組でやっていた。

水が出て苦しむ国
水がなくて苦しむ国

明日は我が身ではあるが
それにしても今どうにか出来ないものなのだろうか
とは思う。
だからさ、お金持ち同士何人かでさ、
お手手つないで宇宙に遠足に行くお金があったら
間伐の地域に水路を引けないの?
パイプラインを引けないの?って
子供でも分かる話だよね。

LESSON

2023-11-24 22:17:17 | 光の籠


木や植物など白黒で撮ったらカッコいいかと思って
こっそりいつもの公園に行って練習中なのだけれど
そもそも向いてないのか、全然上手く撮れない。
高いフイルム代がもったいない。教材費と考えるにも程がある。

三脚に載せた二眼レフと格闘している私に
老夫婦の奥様の方が「いいの撮れた?頑張って」と
声をかけてくれる。
「はい、がんばりマス」と言いはするものの
植物なんてこれでいいのかどうか分からない。
構図や模様で写真を作ることが出来ない。
気持ちやお話を撮ることは出来るのかもしれない。

その夫婦が木道を歩いてあの光の当たった所を通った時に
俺はこっちを撮るべきだったんじゃないかと気づく。
その前に切ったシャッターでフイルムは終わっていて
一番いいポイントもすでに通過していて
名残惜しくデジカメで数枚撮った。

帰り道の信号待ちで
車の窓から見える布団を干してある庭先。
柿も一個だけ残ってたりして
こういうのはすぐ見つけて
窓を降ろしてサッと撮れる。




日記

2023-11-22 19:27:10 | 光の籠


日記という言葉を聞くと
私は、センチメンタルな自分の気持ちやら悩みやら
喜びやら、人には恥ずかしくてとても見せられないような
あの日記を思い浮かべてしまうのでその言葉を使う気にならない。

今更ながら
こうして日々写真を載せているけれど
どれ一つとして額に入れて飾る為のような写真は存在しないし
それを目指してもいないし
かと言って、現代社会を糾弾するような
社会的メッセージに溢れたような写真も出て来ない。

どうしても何が写っているか
何を写しているかを示さなければならないとしたら
一人の人間が日々、見た物、その記録としか言いようがない。
その人が死ねば、一緒に捨てられて焼かれて良い。
よもや日記だけを残った家族に有難がられて取って置かれ
人の集まる場所で読み上げられでもしようものなら
死んでも死にきれない。墓穴の中でさらに穴を探して入りたい。

いつ、何をしたか誰と会ったか程度の記録は
自分も必要に応じて記述しておくことはあるけれど
天気予報とか交通情報とかいうものが
その日の朝、流されてまあ必要な人が享受して
それで終わっていくようなものである。
まあ、気候のことはそれがデータになって
後々大事な資料になるという事もあるが
人の書く日記や、写真は目の前を流れていく時間と
一緒にどんどん流れて行って良い。

そして、もしそんなものが有用性を持つ時があるとすれば
書き残す、撮って残すという公的立場の人が残すもので無く
市井の一市民の何人たりにも忖度する事なく残した
一行の言葉、一枚の写真がそれに優った時で
それも、やはりこのブログには、ない。

線路沿い

2023-11-19 19:17:02 | 光の籠


朝起きて
白黒カメラぶら下げて
電車に乗る。
オーバーホールから上がって来たカメラの
テスト中で、家の周りばかりでは
フイルムももったいないので。
降りた駅で
ちょっと撮ったらすぐ帰って来ようと
思っていたのに気付いたら2時間歩いていた。

昨日の記事は
全てのボタンが押されていて
いいねをされたらお返ししなきゃいけないのか
とか言ってる矢先にこれだ。
が、これはこのブログ始めて以来の快挙。
まだ捨てたものではないな。

クリエイト

2023-11-19 00:15:59 | 光の籠


引っ越し先と思って準備している
ブログが
何か寄稿者同士でのやり取りが盛んなようで
デザインは気に入ってそれだけで
写真を置いてみているのだけれど
なんか慣れ親しんだこちらのブログが
それなりに居心地はいいのかも知れない。

あちらは
やたらとクリエイターという言葉が飛び交っていて
意識高い系のクリエイターさん同士が
フォローしあったりいいねをしあったり
発表と共有を展開されている。
写真家、文筆家、漫画家、さまざまな家が
クリエイトに打ち込まれている。
しようとすればページを見るのが有料になっていて
ビジネスもできるのだ。
面白いのはダービー、ボートの予想屋さんまでいて
そこを見ようとすると250円。
予想屋さんは家ではなく屋だ。
されたらいちいちフォローでもいいねでも
し返さなければいけないのか、それが怖い。
私はクリエイターでもなければ
クリエイトすらしていない。

こっちで、ずっと黒地のフォーマットを使って来て
あれの白地さえあればそれでいいんだけれど。
あと、もうちょっとこの横っちょの
新規登録だのお知らせだのって言うのが
消えてくれるとスッキリする。
せめてもう一度、以前の黒に戻してみるか。

散髪

2023-11-17 21:44:02 | 光の籠


やはり朝から天気は荒れていて
むしろ床屋さんは空いているだろうと電話をかける。
どうぞどうぞ、おいで下さいと。

とにかく鋏を止めながらでも
お話を続けるマスターと奥さんと私なので
10時に着いて終わってお店を出る時にはお昼だった。
今日はお客さんは奥野さんだけかもしれないね。
この天気じゃなぁ。とお二人は笑って見送ってくれた。