-凸凹帖-

写真 奥野和彦

部屋

2022-02-28 22:03:43 | 写真


ウクライナの人々の苦しみに比べたら
今の私の悩みなんて、小さなものですね。
明日、神社の前を通りかかるなら
戦争を終わらせて下さいとお願いすれば良いのか、
神様、あなたがいるなら
なぜ、こんなひどいことが起きるのか、と
問い詰めれば良いのか。

世の中に死んでいい人なんて居ないのです。
爆撃を受けて亡くなったという6歳の女の子が
死んでいい訳ないのです。
死んでいい人なんて居ないけれど
もしかしたら、この人が死んでくれたら
何万人もの人が苦しまなくて済む。
という人が数名いるのかも知れません。

いや、やはり死んでいい人はいないと考えよう。

願掛け

2022-02-25 21:51:21 | 写真


午前中は市内用事。
午後は近くの梅林公園、川沿いの土手歩き。
人並みに梅など撮ってみる。



誰と一緒でも無くて
自分で自分に手を挙げてみる。



ヤシカを買って来た話を書いたけど
紛争の早期終結を願って
「キエフ」を買ってみるのも良かったかな、と。

白い花とネーブルの芽

2022-02-25 00:55:58 | 写真


テスト用にニコンから借りて試してみて
一度は嫌った形のカメラを
レンズが使いたいから1セットで購入した。
SONYは下取りに。

で、ボチボチ使い始めたけれど
人を撮る仕事ではまだ使えない。
カリカリに写りすぎてしまって
人の肌では無いみたい。
もう人の目の解像度を通り越してしまっているので
普通に見えないのだと思う。

ただでさえ、撮った後に肌の修正はつきものなのに
後で修正すべきものまで今まで以上にくっきり写る。
これをもう少し抑えて撮る設定を見つけないと。
結局数値でしか物言えない頭でっかちな人たちに
カメラ屋もカメラマンも動かされているだけで
使う時には、画素数もdpiもうんとコンパクトになって使われる。
結局ポートレートは自分もまだ前のカメラ(レンズ)で撮ってる。
何やってるのか。
と、しばらくそんなことばかりしてた訳です。

息を詰めたり、ため息をついたりした後に
真逆の方に気持ちが動き始めて
急にライカ、しかもバルナック型のライカに
ネガカラーフィルム詰めて撮りたいような気分になって
レンズは広角でも中望遠でも無い
50mmの標準レンズだけ付けてでいいなあ
なんて思って
春日部のハードオフにいくつかそんなのが並んでたなぁ
なんて思い出したりして行ってみたりして。

確かにライカが何台かあったけどちょっと程度と価格が合ってない。
それの影にちょっと申し訳なさそうにYASHICAのライカ型があって
例によって「私で良ければ…」みたいな佇まいをしている。
で、車に乗って一緒に帰って来た。

5500円で買って来て
どこも壊れてない!と言いたいところだけれど
フィルムのカウンターだけが少し調子悪かった。
あとは多分完璧。
その内どこかで直してもらうまで
今 何枚撮ってるかは分からず
巻き上がらなくなったら終わりって感じでいいんじゃない?

ただ、レンズはまだ無い。
ニコンの話と一緒でレンズの方が大事。
気持ちよく遊べそうなの見つけよ。

やっといつものベランダに帰って来ましたな。


青い部屋

2022-02-24 00:37:47 | 写真


しばらくぶりで。
別にいつも通りの生活を送ってはいたが
仕事写真中心の頭になっていて
なんか出張にでも出てた気分か。
自分のフィールドに居なかったような。

数年前にミラーレスカメラが必要になって
その当時ちょうどNikonからプロ用の機材として
ミラーレスカメラが出るところであった。
すでに地位を築きつつあったSONYと
どちらにしようか迷っていて
フィルム時代からデジタル一眼までNikonで仕事を
して来たのでレンズやらアクセサリーを考えると
Nikonにして置きたかったが
発売されたカメラはNikonには申し訳ないが
スタイルが気に入らずSONYを購入して使った。
SONYに何の問題もなかった。

最近、Nikonから最上級機種が出て
それは造りも良いので買おうかと思ったら
予約してから半年待ちだと言うので
だったら手に入るようになってからでいいやと思う。
そんなことを考えているうちに
仕事場で撮った写真の解像度が足りなく無いか
と言う声が聞こえて来て、
そんなことは今まで言われた事が無くて
下手に大きなデータで撮ると
宣伝マンから媒体に送りにくいと言われるぐらい。

ただ、昨今のミラーレス競争の中で
画素数も増えているのは確かで
それは考えなければいけないかも知れない。
と同時にNikonがミラーレスのために開発した
レンズの性能がとても良いので
それを使おうとするとミラーレス機を
買わなければならない。
レンズの性能が上がり、画素数が増えたとなれば
スペック的にはひとまず安心ではある。
つまんないけど、それが仕事カメラだ。

不快二題

2022-02-11 00:56:50 | 写真


こんな日に限って
早朝&深夜案件である。

雪の日に
カメラが濡れるのが嫌だと
しまって歩くようでは
カメラマンとは言えないね。

ズボンの下に
ヒートテックなど履くのが好きでは無いのだが
歳を取って冷えるからか今年が寒いからか
履く日があるようになった。
乾燥肌なのか、あの生地が苦手なのか
たちまち足首からふくらはぎが痒くなって
かきこわすから、虫にでも刺されたよう。
やはり少々寒くても履かないことにしたい。
マスクをして朝、家を出て昼ごろになると
マスクの不織布の繊維が少しほつれて来て
そのほつれた繊維の細かいのが
鼻のあたりでムズムズするのも鬱陶しい。

水曜日

2022-02-09 21:54:19 | 写真


おじさん、何か書こうと思っても
文句しか浮かんでこないので
たとえネットの片隅のブログとは言え
それでは書く価値も無いので
文字は書くのを控える事になる。

今日はカフェ「水庵」に行って
1枚だけ飾ってもらっている額の中身の写真を換えて来た。
暮れからかけてあったみかんの写真が好評だったと。
私より年上のおばさ、、お姉さまが二人
食事を楽しんでいらしたが
隣のテーブルで写真の入れ換え作業を始めたら
興味を示して頂いて
候補で持って行った3枚の写真の中から
これ、と鶴の一声で決めたのは私でもお店の奥さんでもなく
そのおばさ…、お姉さんだった。

得体の知れない男がやって来て
なんて事はない写真を出して見せて
でもそこに会話が生まれて
お食事に加えて何か気持ちのお土産が出来たなら
そんなことも芸術だとか創作だとかのお役目で
それはそれで良いことなのではないか。

そうか、
歌舞伎や相撲にもお弁当が付きものだしね。
美味しいもの食べて、好きなもの見て。
そこ、大事かもなぁ。


新宿西口

2022-02-07 23:26:14 | 写真


感染拡大中だが新宿西口、
と言えばカメラ物色。
他人のカメラはカッコよく見える。
最近はサラメシに時々出てくる
阿部さんのカメラ、スタイル、
がかっこいいと思う。
シンプルで余分なものが付いて無くて
お弁当を撮っても、人物を撮っても
写真が潔くて気持ち良い。

ああいう境涯に至りたいものだが
こんな写真を撮ってしまう。
ごちゃごちゃもいい所だ。
人間性だからなぁ…。