-凸凹帖-

写真 奥野和彦

B

2019-01-31 00:14:15 | 写真


今日も午前の仕事と夕方の仕事があいたけど
昨日ほどの時間は無いし
今日は月末でもう小遣いも無いし
朝は人身事故で現場にギリギリだったし
そうそう、この「時間つぶし阿房列車」の時には
必ず夕方の仕事に
不通があっても振り替え線があって
帰ってこれる所で無いと行けない。

だから、また珈琲屋のはしごをしながら
家にいれば家でやっているような
パソコンで出来る仕事をして過ごす。
だいたい、伝票類を作ったり
来ているメールへの返信だとか。

時間つぶし

2019-01-29 21:27:24 | 写真


朝6時半に家を出て
品川で11時に仕事が1つ終わってしまって
次の仕事は夕方6時から。
お財布に入っているお金で行ける場所。
品川だから京急に乗って
行けるとこまで行ってみる。

と言っても終点まで行っても
十分帰って来れるのが分かり
どこで降りたらいいか
駅前の風景を見ながら通り過ぎていく内に
もうほぼ終点に近い。
終点三崎口駅はそう言えば何も無かったような事を
思い出して、1つ前の三浦海岸駅で降りる。
フイルムカメラは残り5コマしか無く
被写体を厳選して使って
あとは仕事用のデジカメでスナップをする。
5枚とは言え、今日の三浦海岸の普通の日常が
ちゃんと写ってるはず。

マグロの町だから
マグロ丼の看板につられて食堂に入って
よく写真を見たらマグロにめかぶが盛ってある。
めかぶの磯臭いネバネバがちょっと苦手なのでやめて
でもあったかくて美味しいとり南蛮そばを食べて
もう一駅途中下車した駅でフイルムは尽き
早起きのかったるさもあり
早々と京急で戻って来る。

今度、こんなスケジュールの日には
もう一度フイルムをちゃんと持って
行ってみようと思う。

国道沿いの地蔵は割れて首が台座に置いてある。
学校を抜け出した生徒が駅で張り込んでいた先生に見つかる。
魚料理屋のおばちゃん2人、観光客を見つける目が鋭い。
海ゆえにお供えは魚介類。



西新井、船橋、水道橋

2019-01-24 23:04:51 | 写真








何年振りか
実家から船橋経由で仕事へ向かう。
好きだった路地裏も
おでん種の匂いがする
踏切もみんな変わってしまった。
新しい道も出来て
新しい住人が歩いていて
それで構わない。
もう死ぬまでに
二度と歩かないかも知れないし
どうでもいい。
ほとんどの事がだんだん
どうでも良くなって
どうでも良くない事だけを
しっかり抱えて生きて行く。

スケッチ

2019-01-22 22:45:57 | 写真


中古車屋の敷地に沿って立てられた
幟が冷たい北風に吹かれてちぎれている。
路線バスの後方乗り口から
ベビーカーが降りてくる。

病室の少年が
じっと窓の外を見ている。

国道4号線でタヌキが轢かれている。
咳込む駅員がマイクを握る。

材木屋の店主が窓際の椅子で
暇を持て余している。

焼き鳥屋が
一本土間に落としたのを何食わぬ顔で
また少し焼いて客に出す。



大きな月が出てビルと並ぶ。

本屋

2019-01-11 20:47:17 | 写真


映画の告知イベントが本屋であって
始まるまでの間、眺めていたら
うっかり買いそうになる。
特に正月で世間と隔絶された後だと
ちょっとページをめくって見た文章に
すぐに影響されてしまって
沢山買いそうになる。

好きなミュージシャンや作家が
述べている事が、そうだそうだという
事になってレジに持って行って並びそうになる。

が、共感してしまうと言うことは
自分すでにそう思っているからなのであって
だったらハナから自分で述べよ。と思い直す。
文章なら自分で編み出せ。
写真なら自分で剥ぎ取って来い。
もっと、簡単には
文章や画像にならないようなものと格闘せよ。