久しぶりに野球の報告です。
あの、彼が、そして「バッタボックス」から出て来た
彼らが大活躍中。
4年生以下の市内25チーム参加で7月から
ブロック内リーグ予選を繰り広げて来た大会は
ブロックを勝ち抜いた8チームで昨日より
決勝トーナメント戦に。
我がチームは予選ブロックを5勝0敗の
1位で通過し、得失点差は67点で25チーム中
ダントツの1位。 どうしても自慢になってしまうな…。
昨日の本番を控えて
先週の土日も2日で5試合練習試合をこなし
5勝0敗。なんと2日間でとった得点が101点。
与えた点が14点。
さらにこの土曜日も
三郷の強豪チームに胸を借り2勝1敗。
とはいえ、まだ4年生以下。
疲れもするし、体調も気をつけてやらなきゃいけない。
勝つからといって油断させてはいけない。
その均衡をよく保ち、よく乗り切った。
余裕のある試合展開では、バッタを追いかけていた
1、2年生が守備に、打席に立つようになり
バッタも追いかけるが、ボールも追いかけるように
なった。初夏に追いかけていたバッタはみんな大きな
トノサマバッタになった。うっかりすると
ライトを守っていても、ライト線の方までついて
行きかねない。
そして昨日、決勝トーナメントの1回戦、
初めての大舞台で緊張する彼らが
緊張をほぐす間もないような投手戦。
2-1で制してベスト4入り。
初登板の日、7点リードしてるのに
5点とられて、やっとベンチに帰ってきたとき
震えていたH部長。しかし先週の試合では4回をピシャリ零封。
もはや肩書きは「部長」から、次期エースで4番に?
緊張するとすぐに胃の辺りを押さえていたユイトは
3番バッターに。 B監に怒られ役のキャプテンは
今、静かに歯を食いしばってみんなの支えになっている。
昨日の最高に厳しい試合、5回を10奪三振2けん制アウト、
45分で投げきったクニの素晴らしいエース根性。
特に秀でた子もいないし、それぞれの良い所を
出し合って、足りない所をカバーしあって戦っている。
初めての挑戦でここまで頑張ってきた
彼らの足跡を改めてバックナンバーで
見て頂くのも面白いかと思います。2月9日のが最初かな。
だいぶ、泣かなくなったかな?
いや、そうでもないな。(笑)
23日、最終日。雨が降らなきゃいいけれど。
世の中、不景気が続いているので「芸術」にかける
ような余裕はどこにもなく、難解な、しかし一人の
人間が、のたうち回って難産のあげくにひねり出した
ような「芸術」にはとんと出会えない。
もちろん、息絶えてしまっているのではなくて
どこかで、力強く呼吸をしているのだとは思うのだが。
どこにも当たり障りのないように、物作りをするもの
だから、主張の無い、彩度を抑えたイメージが多く
流通している。はじめから突っ込まれないようにしてる。
突出しないようにしている。
激しく色を求めたり、いっそどこまでも色を
そぎ落としていって、モノクロームの世界に溺れたり
危うい駆け引きをしたりはしないのか。
悲しいかな、使い古されたイメージにしか
感じないな。力量不足。
釣りに行くが、釣れず。
帰ろうと思ったが、場所を変えて
タナゴを捕りに。
2mほどの細い流れ。とても浅いけれど
水草で覆われている。だから魚がいる。
そこに、びんどうを仕掛けて、あとはすることも
ないので座り込んでじっとしている。
…。
人気もなく、静かな場所で、川べりにいながら
釣り糸も垂れずにじっとしているのは滅多にない事。
5分も経つと人の気配で隠れていたメダカが
川面に浮上し、カエルが水草の上に体を出し、
見えるか見えないかぐらいに沈んでいる
びんどうのエサのにおいにつられて小魚が
キラッキラッとひらを打ち始める。
静かな夕方の、今度はそのたかだか10m四方に
潜んでいる生き物たちの気配に逆に圧倒される。
あそこに何かいる。ここにも何かいる。
スズメバチも水を飲みに来る。大きなコイが動いている。
カエルが地上に上がって来る。体が半分水に入った
状態で、何匹もその形をとっている。
自分もじっとしている。オレも生き物なのであった。
調和しているのだろうか。
深呼吸をしただけでも、その均衡が破られそう。
一回目に沈めた場所ではクチボソしか入らず
2m下流の違う障害物の陰に沈め直すとタナゴが入る。
どうやら水流のスピードが違うらしい。
ヒトに戻る。騙したみたいで済まないが
この時期は赤ちゃんタナゴ。数匹持ち帰る。
今度は、丸腰で行くべきかな…。