エンプティランプのついた車に10リッターだけガソリンを入れて（金欠につき）茨城県に入る。川の写真を撮りたくて走っていたが、思ったより眺めの気に入る場所がなく、そこそこで引き返す。物足りないまま、ずいぶん昔に釣りに行った場所を通りかかったので立ち寄ると、おじさんとおばさんが釣りをしてる。20mぐらい離れていたおばさんに魚がかかると、よし！ゆるめるな。今いくぞ！と大声で駆け寄って行くおじさん。面白そうなので自分も駆け寄る。釣れたのはそう大きくもないヘラブナのようだったけど、ふたりでうれしそうにすでに魚の入ったフラシに入れている。ぜんぶヘラブナですか？と聞くと、いや、鯉もいるんだよ。とのこと。会話をしながらひとしきり写真を撮らせてもらい、やるのかい？のひと声でやっぱり竿を出してしまう。日暮れまで、一緒させて頂いてとろんとした水に浮子がみっつ。6X6たった３本。佳日。
午後から野球。ランナーを１塁においてのバント練習。普段バッティングピッチャーの時は２０人ぐらい投げてもどうって事無いが、バント処理が加わるので足腰、膝にきている。左膝はガラスなので、ちょっと準備運動したぐらいでも、痛くなる。その上、ピッチャーをしているときに、久しく無かった胃の痛み。原因は昨日の晩のカレーの食い過ぎで、明らかにそれが原因で朝起きたときも腰の痛い事痛い事。胃が悪いと腰痛になって出るからね。２～３０分でなおったけど。さて、みんな上手になったかな。最近、気に入って見ているのが「道楽」を離れてブランド「ブライトリバー」を作った松本さんのブログ。竿の巻きひとつ、リールのねじひとつで、ここまで考え、語れる熱い人はそうそういません。少年野球においても、写真を撮る事においても見習いたい姿勢です。
http://www.53up.com/matsumoto.html
午前中、のんちゃんばばとお茶。何も無ければ電車に乗って都心とは反対の方向へ写真を撮りに行こうと思っているのだが、何かしらあって午後には雨も降り出して、さらに何も出来ず。諸々のテストの結果、6X7のカメラはまた、保管アルミケースの中に。
夏の写真ですが。 品川で仕事。終わって、宣伝マンのNさんとCくんと昼マック。お二人とも仕事柄いろいろな分野の話に長けていて普段から好きな人たちなのだが、Cくんがバス釣りをすることを初めて知り、話がディープな方向に。Nさんも面白がって聞いてはくれてたけれど、すまないねぇ、こんな話で。さらに電車の中では、少年野球の話に。男の子たるもの、釣りと野球とパンクは必修科目でしょってな事を言ったら、Cくんは「ライト（右翼手）」であったという話でさらに琴線に…。普段一人でいる事が多いので、そういうことになると一人で話し続けてしまいます。聞いてくれてありがとう。暖かくなったらバス釣り行きましょうね。沈むルアーは使わないよ。オンリーサーフェスベイト。
というわけで、HEDDONのルアー。釣れたら、こんな感じ。ワームより面白いぞ。Cくん。
昨日、新宿での仕事の帰りに蒼穹舍ギャラリーに寄る。久しぶりにOさんと雑談。額のサイズがかわいいので、サイズを聞いたり測ったりしている間に、なんとなく写真展をやる気になってきた。とはいえ、今すぐでは、ちょっと手持ちの写真に物足りない部分もあるし、少し撮って、焼いたり選んだりしているうちに、「５月までは予約埋まってるよ」の先あたりになんとかなるのではないか、という目論みである。今は昨日の今日でまだ、熱が冷めていないけれど、さあどうなることやら。森山大道さんが、復活させた「記録」誌の中で、氏にとって８０年代が今思えば、夢のようであったというような事をかかれていて、ああ、自分はそんな頃に会いにいったんだなぁと懐かしく思うと同時に、自分にとっても今がそんな時期なのかもしれないという感じがする。もっともあんな風にのちにまた、大ブレイクをするような人間ではないけれど。好きなだけ時間があって、お金がなくならない限りはとりあえず好きなだけフィルムが買えて、という境遇だ。俺の場合、ちょっとだけ釣りが邪魔をするけれど。
白黒フィルムは写真を始めたときから、これ。一時期、プラスXを使った事もあったけど、なくなっちゃったし。ビックやヨドバシに行って、トライXがなかったらその日はフィルムは買わずに帰る。出来る事なら死ぬまでに使う分をストックしておきたい。フィルムは「トライ」、ルアーは「ヘドン」。
秋もたけなわ、皆様いかがお過ごしですか？最近フィルムで写真を撮っているので仕事以外ではなかなかデジカメを持つ事が無く、たまにスナップを撮ってもカードリーダーをパソコンに差し込むことさえ面倒くさく、ついつい放ったらかしになってしまいます。午前中、ちょっと釣りに行きたくなって（釣れず）写真も撮ろうとカメラも持って出て（撮らず）午後から仕事。こんな調子でネガもたまり始めましたが、それにつけても困った白黒印画紙事情。１００～２００枚、まとめてプリントしようと思っても枚数が揃わず、この紙で、と決めてもいつその銘柄がなくなるかも分からず、非常に不安定。版画じゃあるまいし、写真プリントなんて何枚焼いても一点価値はないんだけど、１枚１枚がむしろ自分にとって貴重な物になってしまうかも知れませんな。同じ物が作れないとなると。それならそれも良いか。所詮、世の中ムダが多すぎるからね。