エルダーBP

登山 写真撮影等多趣味ですが最近は卓球で登山のためのトレーニングして 山岳写真撮影に励んでいます。

PCR検査体制弱さの巻

2020-05-05 | 日記
国会で取り上げられていましたが、野党の追及は具体性が無く説得力がありませんでした。
もう少し勉強して、政府に対し具体的な要請をして欲しいと思いました。
そこでPCR検査が停滞している理由を調べました。
まず仙台市でPCR検査の陣頭指揮に当たっている西村先生の手記から概要を把握しました。
1.検査の初期に使うRNA分離試薬は全て輸入、これが国際的な争奪戦に負け不足。
2.PCR検査スキルを持つ職員の圧倒的不足。
 (最近厚生労働省は人員の募集を始めた、2ケ月遅い)
想定した事ですがこんな状況です。
 そして日本では国立感染症研究所(NIID)のHPでPCR検査法を開発し、全国の検査機関に展開したと記載されていますが、先述の西村先生の見解とのギャップは説明できません。
 この話題で比較されるのは韓国の対応ですが、添付した情報の通り27社の会社で量産(推測ですが国の方針で開発した会社のノウハウを公開)国家戦略として量産し輸出している。
またPCR検査要員も国主導で育成したはずです。
 私はこのように考えます、非常時ですから政府がNIIDの情報を各企業に展開しすぐに量産すべきだったと思います。
 PCR検査の対象については医学専門家でも意見が2分していますが、検査をして欲しい検査機関に対し供給できないのは問題です。
 西村先生は国が検査機関の自主努力で検査キットを調達するように指示したことに対し憤慨しているのです。
 今回の事態で感じた事は新型ウイルス蔓延に対する危機管理が不十分だったという事です。
 何時でも新しいウイルス感染を検査できるPCRキットをで国産できる体制(NIIDと関係企業で契約)を整備しておくことです。
厚生労働省はNIIDに任せていてはダメで、国主導で行うべきです。