エルダーBP

登山 写真撮影等多趣味ですが最近は卓球で登山のためのトレーニングして 山岳写真撮影に励んでいます。

自動車の駆動装置CVTの歴史の巻

2024-07-07 | 経済動向
私は電気技術者ですが自動車部品メーカーに勤務していたので自動車の技術全般に興味が有りその歴史の一部を理解しています。
今日見つけた記事はCVTの歴史を分かりやすく解説しており理解が深まりました。
金属ベルトを使用したCVTが今主流ですがこの技術には発想の転換があり普及が始まる時、大変興味を覚えました。
今は一企業が独占的にその部品を生産しておりA社の資本系列に入っています。
余談ですが私は本田最初の4輪 N360から始まりカローラ等トヨタの車を乗り継ぎ駆動機構としてはMT、AT、HEV、 今はスズキのCVT車に乗っています。
初めてのCVTですが燃費フィーリング共に満足しています。
添付した情報ですが日本では主流のHEVやCVTは世界的には少なく今後少し増えても主流はEVに移行する情勢です。

私の推測通り 英国EU離脱は失敗の巻

2024-06-22 | 経済動向
3年程前 英国がジョンソン首相主導でEUを離脱した時、私は後悔すると読みました。
その後状況を注視していましたが、読みが当たり、今回の選挙で多くの人が労働党を支持しています。
ジョンソン氏の今の思いを聞きたいです、英国の経済はその後上手く推移していません。


マイナンバーカードの普及進まないデジタル音痴日本の巻

2024-05-25 | 経済動向
今日の朝刊から、最近マイナンバーカードの普及が進まず、問題に成っていますが、私は日本人のデジタル音痴に通じる新しい事に対する適応力無さが30年も経済発展していない要因では無いかと言う仮説を持っています。
目覚ましい経済発展中の韓国と中国はキャッシュレス先進国なのです。

EV(電気自動車)火災事故の巻

2024-05-25 | 経済動向
最近BYDという中国の電気自動車の販売店が我が岡崎市にも出来TVコマーシャルも見かけます。
日本に先立ち米国でも販売され米国人気質として中国製でもコストパフォーマンス高い商品を購入する人たちが有る割合でいるのでテスラと同じ位の売れ行きです。
中国のEVメーカーも当然テストコースを持ち各種の評価を行っているはずですが、経験が少ないので大丈夫か不安です。
そこでEVの火災事故について情報を集めました。
これも先日の話題ですが日産のEVリーフをプロジェクトXという番組で紹介していましたが販売から13年火災事故は無いそうです。
添付した画像にあるようにGMはボルトと言う車でバッテリー火災事故を何度も起こしリコール、販売中止しました。
テスラも自動車メーカーとしては経験不足、やはり火災事故を起こしています。


米国でEV市場陰りー2の巻

2024-03-23 | 経済動向
2024年に入りEVの売れ筋、中国のBYDとテスラの販売量が急落しました。
この傾向がいつまで続くか不明ですが失速した事は事実です。
主なEVの価格と航続距離ですがマツダとMiNiは他社に比べて1/2位、通勤や買い物仕様に限定したようですが同じ位の価格帯で売れるはずが有りません。
中国のBYDはmade in China 破格の価格設定と思いきや安売りしません、米国ではこれで売れるのです。

米国でEV市場に陰りの巻

2024-03-21 | 経済動向
最近EV市場で変化が生じています、これがテスラ株の暴落に寄与している。
実際にEVに乗ってみるとEV特有の欠点に気が付きこの情報がSNSで拡散し売れ行きに影響していると思います。
具体的な現象として価格とメンテナンス費用に敏感なレンタカー会社がEV離れし始めています。
色々ある欠点ですが
1)低温で航続距離が短くなる
2)高速充電スタンドが少ない、10万以上あるガソリンスタンドに比較し6000ケ所
3)タイヤの摩耗が早いなどメンテナンス費用が高い
4)日本では考えが及ばない、充電中の治安に不安や充電設備の銅線盗難
5)など
米国や欧州では中国製EVの躍進を国防的に心配し規制する兆しも有ります。
(EVはNETに接続されているので個人情報が脅かされる、国内産業保護)

豊田自動織機のディーゼル不正なぜ今見つかったのかの巻

2024-02-11 | 経済動向
豊田自動織機のディーゼルエンジン不正問題、2015年からVWの問題が大々的の報じられました、なぜ自社は大丈夫か調査しなかったか?
きっかけは最初の画像2015年EPAがVWの排ガス規制試験の不正を指摘した事です。
それが欧州に飛び火しVWやアウディの経営トップを巻き込んだ事件に発展しました。
その後欧州で三菱自動車の不正も発覚、国内では日野自動車、今回の自動織機と続きました。
なぜ不正が続くか技術的にはDエンジンの排ガス規制クリアーが難しいからです。
排ガス規制を守れるように調整すると著しくエンジン性能が落ちるので企業戦略として不正を働いたと言わざるを得ません。
そこでこれが認定され欧州では企業トップの責任が追及されました。
そしてトラックやベンツ等大型車では尿素水をPMをトラップするフィルターに噴射するシステムが採用されましたが、小型車では現実的なシステムではないと採用されず、不正につながりました。
そんな中でマツダはPMをトラップするフィルタの中で溜まったPMを燃焼するシステムを開発し、Dエンジンの未来を開きました。
(日産、本田はDエンジンに対し消極的)

DENSOの燃料ポンプリコール 自動車メーカーも責任大の巻

2024-02-06 | 経済動向

DENSOの燃料ポンプリコール、私の記憶ではタカタ、エアバッグに次ぐ2番目の高額リコール対策費に成りました。
最初の市場不具合発生は2013年とあるので驚く事に10年越し、複数の自動車メーカーが絡み、日本の製造業の品質管理技術に汚点を残しました。
燃料ポンプはエンジンが異なる場合も多くは共通化(標準化)するので対象が広がります。
初期消火に失敗、その後も後手後手の対応をしたいと思われます。
市場で不具合が発生しリコールを届ける場合、対象を出来るだけ少なくしたいと言う経済的な圧力が強く働き不具合品が発生した工程条件を探し、その条件で生産した製品を特定、対象車種を決めたと推測しますがここに問題が有ったはずです。
最初のリコール後も真の不具合要因を特定出来ずにいたので不具合品の生産を続けた事に成ります。
この不具合要因はインペラーが燃料で膨潤し外側に触れて回転出来ないと言う物でした。
整形金型の温度が低く樹脂の結晶化が進まなかったと有りますが(本当に金型温度だけが要因なら)これだけ多く不具合を生産した要因は生産した工程条件の公差と正常品が生産される条件に差異が有ったかも知れません。







すべてのリアクション:1緑川邦雄

EV人気に陰りの巻

2024-02-02 | 経済動向
EV人気に陰りがでました、多分日本のメーカーの読みが当ったと思います。
最初に入れた画像の通りCO2の低減は10万km以上走らないと実現しません。
特に日本は電力を化石エネルギーに多く頼り、遅いのです。
税金を使い普及させる技術では無いのです。
添付した画像に有るように欧米では高く早いEV化目標を持っていますがEVの問題点や中国製の台頭を心配し、私は見直す事に成ると推測します。
欧州だけでなく、米国でも中国製のEVに警戒対応を考えているようです。


電気自動車の電池は何が本命か?の巻

2022-12-15 | 経済動向
日産と三菱が発売したEV〈サクラ EKクロス〉の販売が好調なようです、走行距離を最大180kmに抑え価格を抑えたのが成功の要因です。(2台目の所有に最適)
今後ガソリン高は解消しないはず、日本もEVの普及が加速しそうです。
またEVのキー技術バッテリーは現在リチウムを使った物しか有りませんかが更に細かく分類されます。
近い将来全固体電池が本命に成ると言われていますが当面どのタイプをどこから調達するか自動車メーカーの盛衰が掛かっています。
リチウムイオン電池はタイプにより体積や重量当たりの出力が異なり性能の高いコバルトを使うタイプは携帯電話やPC用に多用されていますがEV用としては他のタイプも使われています。
高性能の方式ほど発火のリスクが高いのです。
最近トヨタ1車種に最も安全性の高いBYDのナトリウム鉄イオン系を採用しました、まだどのタイプが本命か分からないのが現状です。


地熱発電で新たな展開の巻

2022-11-02 | 経済動向
米国ではDOE(エネルギー省)が投資し新しい地熱発電に取り組みます。
米国は現在トップですが2050年までに60GW、現在の26倍の発電量を目指す意欲的な計画です。
日本は地熱世界3番目の大国でありながら発電量は世界で10番目、政府は力を入れるべきです。
米国の投資のポイントはシェールガス掘削技術で得た水平掘削技術です。
これで得られる熱量が飛躍的に増加します。




核廃棄物を出さない核融合炉で進展アリ?の巻

2022-09-29 | 経済動向
巨額の開発費を投資しても中々発電まで到達できないで苦戦している国際協力プロジェクト ITERを横目に日本のベンチャー企業において少し進展がありました。
本当に2024年に試験的発電まで行けば素晴らしい成果です。

中国と米国を操る強かなTSMCの巻

2022-08-13 | 経済動向
米国下院議長ペロシさんが台湾訪問時TSMC幹部と面会したそうです。
TSMCは中国と米国の間を上手く利用し米国や日本から(多分中国からも)の投資を呼び込んでいます。
しかし根本的な危機管理としては米国や日本は台湾に依存せずに高度な(集積度の高い)半導体を生産する手段を得るべきです。

台湾に依存せず半導体生産能力を増やすべきの巻

2022-08-03 | 経済動向
軍の心配をよそにペロシ下院議長が台湾を訪問しました。
この経済的背景の一つとして、台湾有事の時日本も影響を受ける半導体の生産拠点が台湾に集中している事が有ります。
最悪台湾が中国に併合されると米国日本共中国から戦略物資を購入すことになり身動きできません。
そこで経済活動に政治が介入しないと言っておれず日米は協力して自前で高度な半導体を生産する道を開く必要性が有ります。
中国の問題ではありませんが昨年から自動車用半導体不足で生産が停滞しています。
注文して半年待ちは当たり前で注文を辞退している車種が相当でています。
これは日本の経済に大きなマイナスになりルネサス等のメーカーは急いで生産量を増やす投資をすべきですが中々上手く行きません。
危機管理としては自動車各社は半導体メーカーに出資し経営権を得ることが重要でデンソーとトヨタが株を持ちました。
また大変手間とコストが掛かりますがルネサス以外のマイコンを使った制御装置を持つことも私は必要と思います。
(ECUを2社発注にし使うマイコンやパワー素子を変える)

急成長するリチュウムイオン電池で日本は生き残れるかの巻

2022-07-26 | 経済動向
リチウムイオン電池の業界に興味を持ち少し調べました。
EV車の普及が早い中国がその市場規模に支えられトップを走りますが電池の製造工程は多くの部分で自動化が可能で電子部品で世界トップのTDKや村田の今後に期待したいと思います。
韓国のサムソンやLGには負けて欲しくない!
パナソニックは米国EV大手と組み生き残りを図りトヨタとホンダは当面世界トップのCATLを取り込んでおこうと言う作戦に見受けられます、それだけ価格競争力が高いと思います。