福島原発の問題が深刻なので、女川原発の記事が少ないのですが、私なりに調べました。
先日会社のOBとゴルフをする機会があり、福島原発の問題が話題に上がりました。
その時共通の認識は確かに想定を越える津波が押し寄せたことが、深刻になった主な要因であるが、原子炉停止後、冷却水を循環させる非常用の手段にフエイルセーフ的考えが、甘かったのではないかと言う指摘です。
1人の機械技術者は停電に備え、循環ポンプを発動機など機械的な力で動作させるべきであると言う意見も出ました。
しかし一番現実的手段は後述する(東北電力が選択した方法)高台に設置し移動できる電源車を準備する方法と思います、福島の場合も事故後これを早く手配し(他の機関から借用してでも)ポンプを駆動すべきのあったと考えています。
以下ネット上で得られた、確からしい情報です。以前述べた通り、非常用発電機が稼動出来たかどうかが鍵になります。
東北電力から詳細な事故報告が出ていないようなので、正確かどうかわかりませんが、津波により、非常用ディーゼル発電機が大量の海水により起動できなかったようです。しかし、水の除去により起動が可能だったとのこと。
なぜ、福島はディーゼル発電機が稼働できず、女川は稼働できたかは、以下の理由と思われます。
福島は、ディーゼル発電機用の燃料であるオイルタンクが全て津波により崩壊しております。一方、女川は、高台にあったことから津波により、オイルタンクが無事であったということにより、ディーゼル発電機が稼働でき、格納器、及び使用済み燃料プールの冷却水の循環ができ、大事に至らなかったということでしょう。 紙一重の幸運だと言えるかと思えます。
以下ネット上NHKニュースよりー福島第一原子力発電所の事故を受けて、東北電力は、宮城県の女川原子力発電所と青森県の東通原子力発電所について、新たに非常用の電源を配備するなどの安全強化策を発表しました。
東北電力は、27日の記者会見で、想定外の災害で深刻な事態に陥った福島第一原発の事故を教訓に、宮城県の女川原発と青森県の東通原発の安全対策を強化することを明らかにしました。それによりますと、▽外部電源と非常用の電源が共に失われるような万が一の事態に備えて、発電機を搭載した電源車を新たに配備する、▽原子炉の冷却機能を維持するためのポンプの故障に備えて予備のモーターを配備する、さらに、▽電源車を使って電源を復旧したり、使用済み燃料のプールに消防車を使って水を注入したりする事態を想定し、定期的な訓練を行うとしています。今回の大震災で女川原発は、1号機から3号機までが自動停止し、東北電力によりますと、定期検査中だった東通原発を含めいずれも安全な状態で停止しているということです。東北電力は「福島の原発事故をわれわれも重大な事態と受け止めており、現在、取りうるだけの対策をまとめた。今後も追加して策を検討し、発電所の安全性をさらに高めていきたい」と話しています。
東京電力福島第1原発事故で原発への不信が広がる中、宮城県女川町では、東北電力女川原発の敷地内の体育館に被災者約330人が身を寄せている。
11日の地震発生直後、高台にある女川原発に地元住民約40人が助けを求めて駆け付けた。原発は避難所に指定されていないが「人命優先」と受け入れを決断。女川原発の相沢利之広報課長は「情報が広がり、駆け込み寺のように次々と住民が集まってきた」と話す。
カキの養殖業を営む阿部金治郎さん(68)も原発に避難した。「めちゃくちゃ揺れた。揺れから20分もたたずに波が押し寄せてきた」と振り返る。
「小高い神社へ」と懸命に石段を上ったが、波は神社の鳥居をなぎ倒した。雪が吹き付ける中、山に登って高台で一夜を過ごした。
翌朝、山を下りると集落は崩壊していた。途方に暮れていると「原発で被災者を受け入れている」とのうわさを聞き、がれきや漂流物であふれた道を約1時間歩いて原発にたどり着いたという。
福島原発の事故は女川原発の避難所で知った。阿部さんは「不安がっても仕方がない。出て行ったら凍え死んでしまうんだから」と話した。
女川原発では11日の地震で自動停止。1号機タービン建屋から出火、1~3号機の燃料プールの水が床にあふれるなどした。
添付の画像は女川と福島のモニタリングポストの状況です。女川は正常なようですが、福島原発は現在非公開中です。
先日会社のOBとゴルフをする機会があり、福島原発の問題が話題に上がりました。
その時共通の認識は確かに想定を越える津波が押し寄せたことが、深刻になった主な要因であるが、原子炉停止後、冷却水を循環させる非常用の手段にフエイルセーフ的考えが、甘かったのではないかと言う指摘です。
1人の機械技術者は停電に備え、循環ポンプを発動機など機械的な力で動作させるべきであると言う意見も出ました。
しかし一番現実的手段は後述する(東北電力が選択した方法)高台に設置し移動できる電源車を準備する方法と思います、福島の場合も事故後これを早く手配し(他の機関から借用してでも)ポンプを駆動すべきのあったと考えています。
以下ネット上で得られた、確からしい情報です。以前述べた通り、非常用発電機が稼動出来たかどうかが鍵になります。
東北電力から詳細な事故報告が出ていないようなので、正確かどうかわかりませんが、津波により、非常用ディーゼル発電機が大量の海水により起動できなかったようです。しかし、水の除去により起動が可能だったとのこと。
なぜ、福島はディーゼル発電機が稼働できず、女川は稼働できたかは、以下の理由と思われます。
福島は、ディーゼル発電機用の燃料であるオイルタンクが全て津波により崩壊しております。一方、女川は、高台にあったことから津波により、オイルタンクが無事であったということにより、ディーゼル発電機が稼働でき、格納器、及び使用済み燃料プールの冷却水の循環ができ、大事に至らなかったということでしょう。 紙一重の幸運だと言えるかと思えます。
以下ネット上NHKニュースよりー福島第一原子力発電所の事故を受けて、東北電力は、宮城県の女川原子力発電所と青森県の東通原子力発電所について、新たに非常用の電源を配備するなどの安全強化策を発表しました。
東北電力は、27日の記者会見で、想定外の災害で深刻な事態に陥った福島第一原発の事故を教訓に、宮城県の女川原発と青森県の東通原発の安全対策を強化することを明らかにしました。それによりますと、▽外部電源と非常用の電源が共に失われるような万が一の事態に備えて、発電機を搭載した電源車を新たに配備する、▽原子炉の冷却機能を維持するためのポンプの故障に備えて予備のモーターを配備する、さらに、▽電源車を使って電源を復旧したり、使用済み燃料のプールに消防車を使って水を注入したりする事態を想定し、定期的な訓練を行うとしています。今回の大震災で女川原発は、1号機から3号機までが自動停止し、東北電力によりますと、定期検査中だった東通原発を含めいずれも安全な状態で停止しているということです。東北電力は「福島の原発事故をわれわれも重大な事態と受け止めており、現在、取りうるだけの対策をまとめた。今後も追加して策を検討し、発電所の安全性をさらに高めていきたい」と話しています。
東京電力福島第1原発事故で原発への不信が広がる中、宮城県女川町では、東北電力女川原発の敷地内の体育館に被災者約330人が身を寄せている。
11日の地震発生直後、高台にある女川原発に地元住民約40人が助けを求めて駆け付けた。原発は避難所に指定されていないが「人命優先」と受け入れを決断。女川原発の相沢利之広報課長は「情報が広がり、駆け込み寺のように次々と住民が集まってきた」と話す。
カキの養殖業を営む阿部金治郎さん(68)も原発に避難した。「めちゃくちゃ揺れた。揺れから20分もたたずに波が押し寄せてきた」と振り返る。
「小高い神社へ」と懸命に石段を上ったが、波は神社の鳥居をなぎ倒した。雪が吹き付ける中、山に登って高台で一夜を過ごした。
翌朝、山を下りると集落は崩壊していた。途方に暮れていると「原発で被災者を受け入れている」とのうわさを聞き、がれきや漂流物であふれた道を約1時間歩いて原発にたどり着いたという。
福島原発の事故は女川原発の避難所で知った。阿部さんは「不安がっても仕方がない。出て行ったら凍え死んでしまうんだから」と話した。
女川原発では11日の地震で自動停止。1号機タービン建屋から出火、1~3号機の燃料プールの水が床にあふれるなどした。
添付の画像は女川と福島のモニタリングポストの状況です。女川は正常なようですが、福島原発は現在非公開中です。