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登山 写真撮影等多趣味ですが最近は卓球で登山のためのトレーニングして 山岳写真撮影に励んでいます。

中国から漢字が入る前に有ったと主張された神代文字の巻

2024-07-26 | 民族学、考古学!?
昔の学者が漢字が使われ出す前から日本に有ったと主張した「神代文字」です。
今では漢字より前ということは否定されていますが日本にこのような文字が有った事は事実です。
基本的には表音文字でハングルをヒントに作られたという説が有力です。
また何時から使われたか不明ですが沖縄、与那国島方面では表音文字ではなく象形文字があり、使われていた事実が有ります。
漢字が使われた証拠で古い物は5世紀頃の稲山古墳から発掘された鉄剣に書かれた文字です。

日本の在来馬は何時何処から来たかの巻

2024-05-31 | 民族学、考古学!?
28日は社友会写真部撮影会、大雨でしたがマイクロバスを予約していたので決行です。
最初赤沢自然園に行きましたが木曽川サツキは咲いておらず撮影対象が無いので苦労しました。
2ケ所目は木曽馬の里でしたが雨ですので放牧されれておらずここも撮影対象に苦労しました。
そこで木曽馬の起源についての記載がされておらず興味を持ったので調べました。
NETで得られた情報では軍馬としてまとまった数輸入されたのは大和朝廷の頃と記載されていますが、縄文、弥生時代の遺跡に牛馬の骨が見つかっているそうです、しかし当時の丸木船で大陸から輸送できたか大変疑問です。
また日本に人類が住む前大陸と陸続きだった頃いた動物に馬はいるので人類より先輩です。
しかし牛や日本カモシカはいつ来たか疑問です。


文字は何処で発明されたか?の巻

2024-04-14 | 民族学、考古学!?
先日NHKの番で旧約聖書の記述が取り上げられましたが、古文字の歴史を調べました。
定説としてはBC3000年頃メソポタミア付近で栄えた文明で粘土版に書かれた(残り易い)楔型文字(ていけつ文字)が起源と考えられこれから派生した表音文字からアルファベットが出来たと推定される。
楔形文字はシュメール語を書くための表語文字であったが、前15世紀ごろ地中海東岸で交易に従事していたフェニキア人の都市ウガリトで、それまで約500種類もあった楔形文字が、わずか30字ほどの表音文字として使われるようになり、いわゆるアルファベットと同じ使われ方が始まった。
ウガリトは海の民の侵入によって前12世紀ごろに滅んだが、楔形文字は文字数を少なくしたために、他民族に借用されるようになった。

旧約聖書の記述が解き明かされる?の巻

2024-04-11 | 民族学、考古学!?
先日NHKの番組FRONTIERSは大変興味深く見ました。
ユダヤ教の旧約聖書に書かれているソドムの滅亡が今発掘中のタル・エル・ハマム遺跡付近で起きた隕石爆発で説明できるというストーリーでした。
私は青銅器時代のユダヤ人が文字を使い歴史的史実を残したことに大変興味を覚えました。

“最初の日本人” その「親戚」がタイの密林にいたの巻

2023-12-18 | 民族学、考古学!?
日本人のルーツについて過去何回も投稿して来ましたが有力な新説が出ました。
DNA解析技術とタイ奥部への探検により発見されました。
この部族は周りの部族と交わらず独自の言語と文化を保ってきました。
そしてDNA解析により縄文人と近い関係になると分かったのです。
以前私はバイカル湖周辺に住むブリアート人と近いという学説を紹介しましたが、この説の方が古い時代に縄文人の祖先が来日したことになります。


ポリネシアやイースター島住民は南米と交流したの巻

2023-07-02 | 民族学、考古学!?
数千kmも離れた南米とポリネシアに人的交流があったという仮説が有ります。
DNA解析結果については異論もありますが、私は西欧人が来る前から南米産のサツマイモを栽培していた事実がこれを証明していると思います。


学説を覆し北米で2万年以上前の人類痕跡の巻

2021-10-01 | 民族学、考古学!?
今日一番興味を持った情報です。
まだアメリカ大陸に渡った人類について多くの疑問が残されています。
氷河期に凍結したベーリング海峡をモンゴリアンが渡ったと言う定説以外に、日本から北米に縄文人が渡り縄文土器を残したと言う説、南米ではイスター島方向から渡った人類が居たと言う説など様々有ります。

グリーンランドを買いたいの巻-2

2019-11-10 | 民族学、考古学!?
続編
よく極寒のシベリア⇒カナダ⇒グリーンランドと移動できたと感心します。
添付した画像でインド付近を100万年前に通過したとあるのはホモサピエンスとしては間違いで10万年以後のことです。
それ以前に拡散した人類例えば北京原人などはその後絶滅しました。

グリーンランドを買いたいの巻-1

2019-11-10 | 民族学、考古学!?
今日の朝刊に最近トランプさんの発言で話題になったグリーンランドの事が記事になっていたので、私の興味分野を調べました。
住人約5万人の多くはイヌイットですがベーリング海峡経由で、何時頃到達したのか分かる情報を見つけました。
南米最南端には紀元前1万年くらい前に到達したことと比較し時間をかけ、紀元前2000年くらい前から住んでいたらしいのです。
添付した画像でインド付近を100万年前に通過したとあるのはホモサピエンスとしては間違いで10万年以後のことです。
それ以前に拡散した人類例えば北京原人などはその後絶滅しました。
顔形の観察から現在のモンゴル人と比較しネイティブアメリカンに近いと感じます。
また恐るべきことに中国企業がレアアースの採掘に乗り出していることを知りました。
私は独立したいと考えている人が多いそうですが、住人のことを考えると、独立は危険、デンマークの自治州のほうが良いと思いますが・・・
中国がもっと進出し、牛耳られることが予測されます。

ホモサピエンスはホモデウスになるのかの巻

2019-01-04 | 民族学、考古学!?
サピエンス全史とホモデウスを見ての感想。
私が一番興味を持っている領域ですが、素晴らしい知識と洞察力関心しました。
それを簡潔にまとめました、確かに人は生物を合成、遺伝子工学で人に都合の良い、新しい植物・動物を作り宗教的には神の領域に入りました。
そして銀行はAIの判断に頼った融資を開始したり、警察はAIの判断でパトロール場所を決めています。
すでにAIが人々を支配しかけているのです!?

追加、私の異論
著者はAIには感情が無いと定義していますが、そうは思いません。
AIに感情を持たせる事は可能ですが、これがいわゆる人間性になるとは限らないのが怖い所です。
半部冗談ですがトランプさんよりマシなAIの判断力は出来そうです。

ネアンデルタール人絶滅の不思議の巻

2018-07-25 | 民族学、考古学!?
先日見た番組をまとめました。
ネアンデルタール人絶滅の不思議です。
彼らはホモサピエンスより早く40万年位前にアフリカを出て中東経由で欧州に拡散しましたが僅か数万人規模、家族単位で集団を作っていたことから、他の集団との遭遇頻度が低く、近親交配による出生率低下と大きな集団で暮らしていた人類との遭遇で負け絶滅したというのが最新の定説です。
ただし人類と交配して人類に2-3%位の遺伝子が残ったのです。

世界の少数民族-11 標高3000mの大涼山 山脈に暮らす「イ族」の巻

2017-11-08 | 民族学、考古学!?
先日中国大涼山脈に住むイ族の生活と歴史をNHKが放映しました。
大変興味が有り、場所等調べました。
GoogleMapでは等高線が出ないので、その険しさが良く分かりませんが、標高3000m位の台地上の高原に村が点在しているようです。
そして最近まで砦や武器を用い、村に外部の人が入らないようにし、独自の文化を継承して来ました。
最近の子供は麓の学校(寄宿舎に入る)に行っていますが、親の世代は中国語が話せないのです。
またイ族全体としてはここだけでなく800万人の人々が比較的広い範囲に拡散しています。
参考
イ族(彝族, 拼音: Yízú)は中国の少数民族の一つ。
2010年の第6次全国人口普査統計では人口は8,714,393人で、中国政府が公認する56の民族の中で7番目に多い。
雲南北西部と四川に住むイ族の多くは複雑な奴隷制度をもっており[1]、人は黒イ(貴族)と白イ(平民)に分けられていた。
白イと他民族(主に漢民族)は奴隷として扱われたが、白イは自分の土地を耕すことを許され、自分の奴隷を所有し、時には自由を買い取ることもあった。
イ族には多くの自称があるが、ノス(黒イ、四川大涼山など)、二(アシ、サニなど)、ロロホ・ララポ(白イ)の三大系統に大別される。
このうちノス社会は、かつて大涼山が奴隷制社会であったことや、現在でも族長(家支)が一族の強固な結束力としてあることを特徴としている。
なお家支は血統を意味し、始祖から父子連名制によってつながる父系親族集団である(父子連名制)。
言語
シナ・チベット語族のチベット・ビルマ語派ビルマ・ロロ・ナシ語群に属するロロ諸語系の彝語を使用。
ビルマ語と緊密な関係をもつ。
6種類の方言があるまた彝文字(ロロ文字)と呼ばれる表音文字を持つ。


ネイティブアメリカン新ルート説の巻

2016-12-29 | 民族学、考古学!?
また先日TBSで放送された番組を再度見て、ブログ用に、ダイジェスト版を作成しました。
ネイティブアメリカンのルートに新しく日本列島から海沿いにアラスカまで到達したという説が浮上したのです。

10万年前と推測される石器発見の巻

2016-12-27 | 民族学、考古学!?
先日新聞に長野県で10万年くらい前の石器が見つかったという記事が掲載されました。
この種の発見は3年前出雲で12万年前の石器が報告されるなど、最新のDNA解析で調査された人類の移動に関する定説、ホモサピエンスがアフリカを出たのは5.5~9万年前と矛盾しています。
新聞社はこの点にも考慮した記事を書くべきです。

10万年位前とされる石器発見の巻

2016-02-11 | 民族学、考古学!?
先日の中日新聞に長野県で新しい石器が発見が有ったと記事が出ました。
それによると、10万年前と言う説が有り、埋まっていた土の年代測定からの推測でした。
しかしこれには添付した画像にあるように、人類がアフリカから出たのが、10万年前と言う定説と矛盾があり、今後大いに注目されます。
世界中で発掘された、人類が残した多くの痕跡から10万年と言う定説ができた訳で、大変不思議です。
この記事より古く、出雲で発掘された石器はもっと古いとされ、矛盾だらけですが、これが考古学の面白いと所、アマチアも議論に参加できます。