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登山 写真撮影等多趣味ですが最近は卓球で登山のためのトレーニングして 山岳写真撮影に励んでいます。

超心理学入門-3 日本での草分け的研究者、宮城音弥の巻

2012-05-31 | 超心理学
私が学生の時最初に読んだ超心理学関係の本の著者です。
彼が権威ある大学の教授でなければ、見向きもされなかったかも知れません。
それ位、不思議な内容でした。
本の中に掲載された、写真では有りませんが、同様の写真を添付しました。
エクトプラズムと呼ばれる、霊媒師の体かわ湧き出る白い物質は(白黒写真では)特に不思議で興味を覚えました。
これが何なのか科学的に解明された分けでは有りませんが次回この件について掲載します。
現在NETの画像検索でこのような写真を探しても多くは出て来ませんでした、最近のデジタル写真技術を使い、写してみたい対象です。

超心理学入門-2 シャーマンの巻

2012-05-30 | 超心理学
超心理学入門を連載し始めましたが、今回は私が興味を持つ、民俗学とも関係するシャーマンについて記述します。
まずヴィキペディアでの記述を引用し、添付します。
皆さんがTVなどのドキュメンタリー番組で見る、各地の原住民の暮らしの中に良くシャーマンが登場します。
シャーマンが所謂、酋長で有ったり村長で有る事例は少なく、権力者の周りにいて、その予言力により、結果として、権力を得ることが多いと思います。
それではシャーマンの予言力とか霊力をいかに考えるかですが、もちろん現在の科学技術では説明できません。
しかしここで私が言いたいのは、多くの文明社会で暮らす人も、お寺、神社、教会でお参りをしたりして、何かの霊力に頼る生活をしています。
私は無神論者で本気でお参りをしたことが有りませんが、人には何らかの念力のような霊力が有ると考えています。
また論点の飛躍が有りますが、多くの宗教指導者や教祖には通常の人に比べ高い、何らかの霊力が有り、周りの人に予言や超自然現象を見せ、信者を増やしたと考えています。
呪術を否定した、親鸞も雨乞いに参加し、結果として、これが、彼の影響力を増したと言い伝えられています。
そして日本で昔多く居た、山伏は修行により、その霊力に磨きをかけた可能性が有ると私は考えています。
これを科学的に解明することは至難の技ですが・・・・

超心理学入門-1 ロシアにおける研究史の巻

2012-05-30 | 超心理学
先日念力について私の経験を投稿しましたが、これらのことを扱う学問を日本では超心理学と、欧米ではESPと言い以下のように説明されます、
超感覚的知覚extra sensory perceptionの略語。超心理学では透視,テレパシー,予知の三つをまとめていう。

これから私の興味のあるESPに関わる情報を集め連載したいと思います。
私が最初に超心理学に興味を持ったのは、学生の時読んだ岩波文庫の超心理学入門でした。この著者は東京工業大学の宮城教授で、非常に不思議な体験や写真を掲載していましたが、このことは後述したいと思います。
今回は比較的早く超心理学を学問的に取り組んだロシアの研究史です。
これを読むとスターリンもESPに興味を持っていたことが分かります、これはロシアだけの話ではなく、敵対している国の極秘情報を得たいと考える政治家や軍関係者がESPに興味を持った事実があります。
また添付した画像情報で紹介しますが、ESP研究者はこれを肯定する立場から、超能力者と言われる実験対象者のトリックに騙され易い傾向があり、念力の所でも登場した大槻教授の出番が生じます。


以下
 気功・超心理学に関する実験的研究の情報
KOKUBO Hideyuki 小久保秀之 様のHPから引用


生命情報科学 あるいは 文化人類学的心理生理物理学概況 ロシアの超心理学研究
Modern Studies on Russian Parapsychology


2006年11月19日

 20世紀以降のロシアの研究は、次のように概括できる1)。

1 背 景

 ロシア革命後の研究は、初期においてはテレパシー研究が盛んであった2-4)。1919年には、レニングラード脳活動・超能力活動研究所所長のベクレフ、電気技術者のカンジンスキーが、電磁波仮説に基づくテレパシー研究を開始した。モスクワのカジンスキー、ツルーギンらの研究、レニングラード(現サンクトペテルブルグ)のベクテレフ、ワシリエフらの研究は第2次大戦によって中断されるまで続いた。

 テレパシーの電磁波仮説は、脳の電気的な活動が微弱な電磁波を生み、その信号を他の人間が受信するというものである。当時はまだ脳波の詳しい解明は行われておらず、電磁波仮説はテレパシー現象を説明する有力な仮説であった(脳波計を発明したドイツのベルガーも、テレパシーの研究を行った)。

 カジンスキーの著作『生物学的無線通信』3)は日本語に翻訳されており、現在でも入手可能である。それを見ると、カジンスキーは、人体にアンテナ機能をもつ器官があるのではないかと考えていたことがわかる。彼がアンテナ候補として挙げた器官には、ちょうど現在開発が進んでいるフラクタルアンテナを連想させるものがある。

フラクタルアンテナ 相似構造をもち、全体としての寸法が非常に小さいアンテナ。1つのフラクタルアンテナで幅広い周波数の送受信ができる。
 テレパシー研究が再開されるのは1940年代末だが、その間に、超能力者ウォルフ=メシングが現れ、注目を集めた。メシングは超能力者物語によく登場する人物で、スターリンに超能力を実演して高い信頼を得ていたことで知られている。彼のエピソードとして有名にものに、次のようなものがある。


スターリンの命令で、超能力で銀行から金を出して来いといわれ、メシングは銀行に出向いた。メシングには監視員が付き添い、不正が無いか見張っていた。メシングは銀行窓口に行くと、白紙の紙を「小切手だ」と念じながら係員に渡し、換金するよう言った。係員は白紙の紙を受け取った後、札束を用意し、メシングに渡した。メシングはその札束を監視員に確認させた後、窓口に差し戻し、係員になぜあなたは私にこのお金を渡したのですかと言った。係員は、先ほど受け取った紙を改めて確認し、それが白紙であったと知って、気を失った。


スターリンは、メシングに、超能力でクレムリン宮殿の自分の執務室に現れてみろという命令をした。クレムリンの警備は厳重なので、メシングがスターリンの執務室にたどり着くのは困難と思われた。メシングは、自分は秘密警察の長官であると強く念じ、クレムリンの入り口から1人で歩いて入った(顔パスでクレムリンを出入りできる人間は、スターリンと秘密警察の長官ぐらいしかいなかった)。警備員は皆、敬礼して彼を通した。メシングはスターリンの執務室まで、誰にもとがめられることなく到達し、スターリンに面会した。


 1961年には、思考暗示の専門研究室がレニングラード大学生理学研究所の中に設立された。レニングラードの研究の中心人物は、L.L.ワシリエフであった。彼は様々なテレパシー実験を試みた。ワシリエフの実験で有名なものの1つに、被験者を金属箱で遮蔽した条件でもテレパシーが伝わることを確認した実験がある。彼の著作は数点、日本語に翻訳されている。有名なのは『テレパシーの世界』4)で、この本の中に彼の行った電波遮蔽テレパシー実験が書かれている。

テレパシーの電磁波仮説 現在、テレパシーの電磁波仮説は、1)脳から電波が出たとしても、そのパワーはあまりにも小さいので、信号伝達はできそうもない。2)電波を遮蔽した条件でもテレパシーが伝わる、といった理由から否定的な意見が強い。
 しかし、私は、球電のようにまだ解明されていない奇妙な電磁現象が存在すること(球電現象によって金属が柔らかくなったり、テレポートが起こるなど、かなり変な現象が起こっているらしい)、自然界の4つの力(強い相互作用、弱い相互作用、電磁力、重力)のうち、生物が能動的に利用できるのは電磁力しかないこと、から、超能力と電磁現象とに密接な関係があるのではないかと考えている。

 ワシリエフのテレパシー実験以外にも、さまざまな研究が行われた。

 たとえば、単位時間当たりのESP情報伝達量が距離によって減衰するというコーガンの研究報告がある5)。コーガンの実験は測定点が3点しかないので、距離による減衰効果を断定するには、まだ証拠不足と考えられる。


距離効果 距離によって減衰しないとする報告が多いので、一般に、ESPは空間的な制約を受けないと考えられているが、単位時間当たりの情報伝達量の観点で論考可能な研究はあまりないように思う。最近の研究では、アメリカのD.ラディンが、地球意識計画GCPのRNGデータの解析から距離の2乗に反比例して減衰する念力効果を報告した例がある。しかし、これは実験者効果だったのではないかと考える人が多い。

 ボングラド&スミルノフは、指や手の皮膚で文字や図形を読み取るという皮膚視覚の研究を行った。1970年代末には、日本にも皮膚視覚の研究が紹介され、一部で注目された。

 ロシアの皮膚視覚研究は、フランスから伝わった皮膚視覚による読書が契機になっている。市民で皮膚視覚で本を読む練習する人がかなりいたようで、物体移動能力で有名な超能力者ニナ・S・クラギナも、最初に練習したのは皮膚視覚による読書だった。彼女が皮膚視覚を練習しているときに(透視の練習ともいえる)、彼女の側にあった小物体が動くという異常な現象が起こった。このことに気づいた研究者が、念力能力の開発に変えて訓練を続けた結果、クラギナはかなり強い念力能力を得るに至った。

 クラギナの超能力の研究はいろいろ行われたが、その全貌はまだ日本には紹介されていない(ロシア人研究者でも、全貌を把握している人は少ない)。たとえば、写真フィルムを積み重ね、その上にある物体を移動させる実験が行われたことがあり、実験後に写真フィルムを現像すると、念力で移動した物体の周囲に「場」が生じたかのように感光していたという。

 この他、現在までに、脳神経細胞(松果体)の発する電気パルスを念力で変化させる実験や、マイクロ熱量計による遠距離念力実験などが行われたことが知られている。

2 現 状

 現在、超心理学を専門に行っているところの1つに、モスクワのワシリエフ超心理学財団がある。研究所の規模は小さいが、近年ではポルターガイストの研究で有名で、たとえば、ポルターガイストによる発火現象のビデオ撮影に成功したことが知られている。

 ワシリエフ財団は毎年春に学術集会を開催しており、毎回30-40件の研究発表がある。発表論文は、同財団発行のロシア語雑誌Parapsychology and Psychophysics 6)に掲載され、脳波等の生理測定、ポルターガイストの事例調査、遠距離PK実験、磁場実験、理論的研究など、様々な研究が報告されている。また、科学哲学・理論の研究集会が、ポポフ無線電信電子工学科学技術協会の主催で開かれている。

 2002年に刊行されたPhysicists in Parapsychology, Essays, 2002 7)は、英語で読める数少ない文献の1つである。この本には、物理化学系の研究成果がまとめらており、たとえば、遠距離PK実験でマイクロ熱量計による温度変化が検出されたことや、N.S.クラギナによるホール磁気センサの出力変化(106-107 nT相当)などが報告されている。

 また、ロシアやエストニアではダウジングの研究も盛んであり、バイオロケーションと呼ばれている。バイオロケーションのメカニズムは、人体周りの電場が地下の金属や地下水などの導電体の存在で乱れ、その微小な変化がダウジングロッドや振り子を持つ腕の運動に影響するからだと考えられている(トーション場が鍵だと主張する人が多いようだが、トーション場がどういうものなのか知らないので、よくわからない)。

 1990年代以降、ロシア国内ではヒーリング・補完代替医療・シャーマニズムに関連した研究や市民活動が活発化し、規模の大きな集会もしばしば開かれている。2002年頃のマスコミ報道によれば、モスクワ市内に超能力養成学校が多数存在したり、タレント超能力者のTV番組が人気を博するなど、ユニークな状況にあった。

 2005年の時点では、補完代替医療の1つとして、心霊治療(超能力による手かざし治療)が国家公認となっており、看護士資格の取得、一定年数の病院勤務実績などの要件を満たせば、ヒーラーとして厚生省から治療資格を与えられるという。

 2005年には、レントゲンの眼をもつ超能力者(人体透視能力者)としてナターシャ・デムキナという少女が、また、同年、人体透視だけでなく高い治療能力をもつというヤーナ・トロイニチという少女が相次いで来日した。

 ヤーナについては、透視中の脳波・脳血流・皮膚電気活動の測定を行い、その測定データの一部を報告してあるが9,10)、今後も追加分析結果を機会を見て報告する予定である11)。


ヤーナとナターシャの実験 ナターシャは持ち込まれた企画が透視能力の検証という話だった。結構手間がかかって大変だよと言ってあったのだが、次に連絡が来たのが、今週末に来日という話だったので、いくらなんでもそれは無理と、測定を断念した。ヤーナの場合は、彼女が能力を発揮しているときの脳活動の測定に絞ったのと、来日までに時間的余裕があったので、何とか科学的測定までこぎつけることができた。国内法の関係で治療行為ができないのと、滞在期間が短いことから、透視を試みているときの脳活動の測定に限定した。

参考文献


小久保秀之、山本幹男、世一秀雄、河野貴美子:ロシアの最近の研究状況、超心理学研究、7(1&2): 28-30, 2002.
Gurtovoy, GK: A bit of history of parapsychology in Russia, in L.B.Boldyreva & N.B.Sotina eds.: Physicists in Parapsychology, Essays, 2002. pp.6-14, Moscow: Hatrol, 2002.
カジンスキー, BB: 生物学的無線通信, 1963. 西本昭治訳, 東京:新水社, 1990.
ワシリエフ, LL: テレパシーの世界. 秋田義夫訳、東京:白揚社, 1973.
Kogan, IM: Information theory analysis of telepathic communication. Radio Engineering, 23(2), 122-125, 1968.
Parapsychology and Psychophysics, 1991-2000. [in Russian with English abstracts], [ISSN 0869-3323], [CD-ROM]
Boldyreva, LB & Sotina, NB eds.: Physicists in Parapsychology, Essays, 2002. Moscow: Hatrol, 2002.
Norina, SB & Kossov, BB: Law of discriminability in perceptual and electromagnetic tests, Journal of International Society of Life Information Science, 19(2):262-270, 2001
Kokubo H, Yamamoto M, Watanabe T, Kawano K and Sakamoto K: Brain blood flow change with functional near infrared spectroscopy while guessing. Journal of International Society of Life Information Science, 23(1):224-230, 2006
Kokubo H and Yamamoto K: Brain Activity While Guessing - Research by Functional Near-Infrared Spectroscopy (fNIRS) -. Proceedings of 3rd Psi Meeting, 2006.
小久保秀之、山本幹男、河野貴美子: 自由応答型推測における脳血流. 超心理学研究, 11(1&2):12-20, 2006.




念力は存在するか!?の巻

2012-05-26 | 超心理学
突然ですが念力に付いて私の持論を紹介します。
所謂世間の常識といささかギャップがあることは承知していますが、この世間の常識に対する有る意味で挑戦です。
例えばサイコロの或る目が出るのは1/6の確率ですが、もちろん形状の誤差により、出やすい目と出にくい目が出来ます、しかし確率論では、1~6まで全て振り、ある目が出た確率を計算するとやはり1/6になります。
また常識的にも理解出来ると思いますが、特定の目が連続して出る確率はサイコロを振る回数が増えると減少し、徐々に数学的な確率、1/6に収れんするはずです。
また少し論題が拡大しますが、麻雀やパチンコをする人は、体験的に知っていますように、所謂ツキと言うものがあります。
私はこのツキとは先ほど言いました、数学的な確率とは相矛盾するものと考えています、有る意味で念力のような、現在の科学で説明できない何かが働いていると考えているのです。
私はもう20年以上前に、念力を実証するため、2つの実験を行いました。
1つはサイコロを使う実験で、1-6まで其々100回振りますが、まずはなにも考えずに振り、その次はまず1を出したいと念じて100回、それから2,3,4,5,6と同じように念じて振り、もし念じた数が出たらそれを控えます。
すると不思議なことに、私の場合何も考えず振る場合は数学的な確率の1に、念じた場合は1.2になり、20%高い確率でした。
この実績をもとに、当時のパソコンで使えたBACICでプログラムを作り、乱数を当てるゲームを作りました。
そして娘やその友達にも実験しましたが、やはり1/6の確率にはならず、かなり高い値を示しました。
再度言いますが、数学的な確率は回数を増やすと徐々に1/6に収れんするはずですが、収れんしませんでした。
最近もう一度このことに興味が戻り、再度プログラムを作り実験する予定です。
ここで私は強調したいことは、物事の本質の分からない科学者や常識論者は現在の科学技術とその少し先しか見えず、科学で手に負えないことを非科学(迷信)として考えます。
私は念力のような現象が存在することを自分の実験を根拠に信じ、科学的に取り組むことが重要と考えています。

多数意見では有りませんが同じような考え方の橋本博士のHPを引用させていただきました。

確率を支配するものは何か?

理学博士 橋本 健

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科学の進歩は著しい、

 天気予報は昔は当たらないのが当たり前だったが、今では温度まで相当の確度で予報した事が当たる様になった。コンピューターの進歩がこれを可能にしたのである。
 やがてあらゆる物がコンピューターによって予測可能になり、我々は優れたコンピューターをもってさえおれば、人生に打ち勝ち成功する事が出来る様になるのではないかという錯覚を持たされる。
 然しそれはNOである。すべての出来事が数式に乗るとは限らないからである。数式でいくら計算しても答えが得られない事が身近にある。
それはサイコロの出目である。サイコロは6面体、1から6までの目を持っている、サイコロを投げると1から6までの目が出るが、投げる前に今度どの数字が出るかコンピューターで予想する事が出来るであろうか?

出来ない!

如何なる高価なスーパーコンピューターをもってしても小さなサイコロの出目一つ計算する事は出来ないのである。これは技術が進歩すれば将来出来るであろうと言うものではない。 未来永劫不可能なのである。宝くじを買う前にどの番号を買えば最高賞の1億5千万円が当たるか、コンピューターで計算する事が出来るであろうか?
これも出来ない。然し確率1000万分の3で必ず当選者はでるのである。即ち宝くじを買った人の中から、一夜にして億万長者になる人が必ず出る。しかしそれは誰かはどんな高価なコンピューターをもってしても計算し当てる事は出来ない。
 此処で倒産に瀕した中小企業の社長が居たとする、かなわぬ時の神頼み、彼は熱心に神に祈った、そして駅前の宝くじ売場で、ふと足を止め宝くじを3枚買った、別に当たるとは思わないで、暫くほうっておいたのであるが、本当にあたって1億5千万を手に入れ会社は倒産を免れたとする。彼にとってこれは奇跡以外の何者でもないであろう。
 処で奇跡には2種類ある、1つは物理法則に反する様な現象、例えばスプーンベンデングこれは従来の物理学に反するから確かに奇跡である。然しこれは事実本物が存在する。今の物理学では説明出来ないが、やがて将来これを説明できる新しい理論が出来るであろう。ところで宝くじが当たった話は別に物理法則に反していない、誰かは判らないが宝くじは誰かに必ずあたるのである。
 然し熱心に神に祈って一夜にして大金持ちになった彼は奇跡だ、奇跡が起きたと言うであろう。これを奇跡だと言っても差し支えは無い。かくして奇跡には2種類ある事を我々は知る、即ち1つは物理学に反する様な現象、2つ目は物理学に反しては居ないが非常に希な極めて起こる確率が少ない、しかも神に祈るとか精神的な動作の後にその希な現象が起きた場合、これをも奇跡と呼ぶ。
 さて、第1の奇跡、従来の物理学では不可能な筈の奇跡、これは果たしてあるのだろうか?スプーンベンデング、物質貫通、テレポーテーション、物質化、私は長年これらの奇跡を観察してきた。そしてその結論は、これらの奇跡はある!と言う事になった。そしてその起こる原理について若干の考察を加えた、これについては既に拙著「奇跡の原理」と言う本に書いてある。
 では第2の奇跡についてはどうだろう、宝くじの当たり目は全くの偶然に依るものか?それとも神に祈る事によって、当たる率が増すのか?この結論もYESである。
 私は既に約50年も前、昭和25年東大で行われた電気学会においてこのような現象に心が大いに関係すると言う論文を発表したのである。その論文名を「確率的事象の個々の決定に対する精神の影響」と言う、これは自分で言うのはおかしいが画期的な論文である。
 なぜならば従来の科学はすべて精神とは全く無関係な物質の運動や変化についてのみ語られて来た。ニュートンの運動方程式にも量子力学の波動方程式にも心や精神の入り込む余地は全くなかった、そこにいや待った!物質の運動や変化に精神が影響を与えるんだよと言う事を初めて言い出した論文であるからである。
 これは従来の唯物論的な世界観が果たしてこれで良いのか?宇宙は物質のみで出来ていると言って良いのか?と言う哲学、科学両面に亘って重大な疑問を投げかけるものであるのである。さらに私は超能力否定で有名な彼の早稲田大学の大槻義彦教授とともにこの実験を行い大槻義彦教授自身が超能力の持ち主である事を発見したのである。
 ではその論文とは何か?大槻義彦教授とともにした実験とはいかなる物なのか?以下にそれを述べる事としよう。これはサイ科学会の機関誌「サイ科学」に載った論文である。

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サイメーターエミユレーシヨンソフト
PSI Meter Emulation software
橋本 健 (日本超科学会)

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Ken Hashimoto.Ph.D. Japan Para-Science Institute

ABSTRACT

 The author describes a computer program to emulate the PSI Meter (parapsychological testing apparatus)and gives the results of some experiments.
The PSI Meter is an apparatus used to test and measure psychic abillty in the forms of psychokinesis (PK)and/or extrasensory perception(ESP).
Each sequence of the psychic ability test is done by pressing a key to stop alternating current.
Depending upon the moment the key is pressed.there is a 50% chance that the circuit is carrylng cither positve (+) or negative(-)electrical current,which causes the PSI Meter's indicator needle to move either to the right or the left.
 using ESP cards or other traditional devices.psychic studies can be easily manipulated through tricks.
 However,manipulation of the PSI Meter is impossible. Furthermore,accurate,reliable and valid results can be expected. Now a computer emulation of the PSI meter ls possible through a program developed by the author.
 This program also ca1culates and analyzes the accumulated results.
 This caIculation and analysis part of the program was used to calculate results of past experiments,and it revealed that some of the results were statistically significant.
One example is the analysis of the folloving study:
While going through three days of fasting, a female subject vas tested using the PSI Meter.
  Each test consisted of l00 attempts.  Day 1 had a 60 out of 100, positive result; Day 2 had a 70 out of l00 positive result; and Day 3 had an 80 out of l00 positive result.
  The program revealed that a coincidental happening of an 80 out of l00 positive result is 0.000000098%; in other words, the chance of this happenlng in a natural seting is 9.8 in 10,000,000,000.

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要約

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これはサイメーター(超心理学実験器)をエミュレーヨンしたコンピューターのプログラムとその実験結果の報告である。
サイメーター(超心理学実験器)とは商用電源( 家庭に来ている電灯線)にKEYの押すと離れる接点を介してコンデンサーに繋いで置き、KEYをおすと、コンデンサーの両端に直流が現れるが、その直流の極性は押した時の交流の波形が十かーかによって変わり、確率は50%である。これをPK によって支配し或いは予知する事によりPK或いはESPを計ろうとする器械で、ESP カードやサイコロによる実験は手品やインチキが出来るがこれはその様な事は絶対に出来ずに公平な結果を出す事が出来る。
 コンピューターでこれをエミュレーシヨン出来ると共に結果の判定をする事が出来る。これで結果の判定をすると過去に於いて高度に統計的に有意義(Statisti cally significant)な実験結果をあげていた事が判った。 例えばある女性が3 日に亘り断食してサイメーター(超心理学実験器)に挑んだ
 1日目は100回中60回的中、2日目は100回中70回的中、3日目は100回中80回的中の成績を上げたが、100回中80回的中と言う成績は偶然には0.000000098%、即ち100億分の9でしか起きない確率であると言う驚くべき数字である事が判った。
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本文  

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サイメーター(超心理学実験器)とは著者が昭和25年の電気学会にこの種のものとしては初めて発表した念力測定器であるが、この度現在日本のパソコンとしては最も普及しているNEC9801を用いて、サイメーターをシユミレーシヨンするプログラムを作り超能力否定で有名な大槻義彦教授を交えて実験を行った処興味ある結果が出た、又過去の実験結果をコンピューターで検証した所有意義な成績が出ていたので発表する。最初のサイメーターは下図の様な物で電鍵キイの押すと離れる方の接点を経てコンデンサーに交流10OV の電圧を与えておく。

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1方コンデンサーの両端には高抵抗を直列にして中心ゼロの100マイクロAの直流電流計が繋いである。直流電流計は交流を与えても針はどちらにも振れないが、電鍵キイをおすと接点が離れその時の交流波形の位相に従って+叉は-の直流電圧がコンデンサーに現れ電流計の針は右叉は左に振れる。交流の電流は+の時間と-の時間は正確に同じ時間であるからこの機械で電流計の右叉は左に振れる確率は正確に50%である。
 今、電流計よ右に振れよ!と強く念じながらキイを押したとする。その結果右に振れたら○を書き、左に振れたら×を記録する。念力が無ければ当然○と×の出る率は50%に近ずく筈であるが、もしかして○と×の比率は50% でなく、これより大きな偏差が出るかも知れない、そうだとしたら、これは念力が存在する証拠になると思う。これはサイコロと異なり、ある数が出易いという癖や手品やインチキが出来ないと言う特徴がある。

サイメーターエミユレーシヨンブログラム

この内容はコンピューターの中でA=A +1という式を何回も繰り返して実行する。
 そしてスペースキイを押すと、計算が止まり、その時のAの数字が偶数であったならば、○を、奇数であったならば×を表示する様に作られている。
コンピューターの速度は非常に早いから例えばほぼ1秒毎にキイを押すとしてもその間に数千からー万以上の数字をカウントするから今度○が出るか×が出るかは全く判らない、しかし多数回キイを押し結果の集計を取るとどちらかが出る確率は50%に近づくように作られている。推計学により100 回キイを押す実験を100 回行った時(即ち10000回キイを押した時)偶然にその様な結果を出る確率をコンピューターによりすぐに計算する事が出来る。この確率が1%以下であった時我々は危険率1%でその時超能力が発揮出来たと認めてよいのである。危険率と言う意味はその人に超能力があると認めた場合それが間違いであると言う危険の割合が1% であると言う意味である。
 危険率は普通5%に取るが厳密な議論をする時は1%にとる。統計では100回中5 回という確率を小さいと考え、100回に1回以下の確率を非常に小さいと考えるのが通例である。
理論的には公平に作ってある筈の機械だが実験してみて公平な結果が出るか否か確かめなければならない、そこでアルファコイル(著者の発明したパルス磁気発生器)の発するパルスを使って等価的にマウスのボタンを押させる様にした。この場合アルファコイルを利用する場合必ず(1/f) 揺らぎを待った周期で押させなければならない、そうしないと公平にランダムな結果を得る事が出来ないおそれがある。
この様にして得られたヒストグラムが下図で綺麗な釣り鐘型のガウス曲線を描いていて公平なランダムな結果が得られる事を示している。

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さてこの様にこのコンピューターソフトは理論的にも実験的にも癖の無いランダムな○×発生器を作り得る事が判った。

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実験結果

実験は平成5年8月30、31日の2日間に亘り10才位の少年少女10人を集めて、超能力者秋山眞人の指導のもと少年少女を被検者として実験する事とした。ついでに秋山眞人氏、大槻義彦教授、私も実験に加わった。各人2日に亘リ、1回目は100回、2回目は200回ボタンを押した。全てに著者が立ち会った。2日目の午後にのみ大槻教授が立ち会い、反対論者が立ち会った時子供達の成績が落ちるならば、それも超能力存在の証拠とする事とした。


成績表 氏名 年令 性 1日目 2回目 2 日目 2回目

石井護也 10 B 67/101 .05% 104/200 27% 52/100 34% 101/200 44%

島田 薫 13 G 50/100 50% 98/200 38% 46/100 18% 97/200 33 %

石井隼人 12 B 51/100 42% 92/200 12% 47/101 22% 111/200 6.3%

宇野沢篤 11 B 40/101 1.8% 99/200 44% 43/100 8% 93/200 10%

冬木恒議 11 B 54/100 18% 97/200 33% 49/100 42 % 111/200 6.3%

新居万葉子 1O G 58/102 8.2% 97/201 30% 33/100 .03% 99/204 33%

本間久雄 11 B 53/102 34% 94/201 13% 55/101 6.7% 113/201 3.8%

三枝 細 1O B 62/100 .8% 105/200 21% 51/100 42% 85/200 1.6%

三枝 愛 13 G 54/100 18% 94/200 16% 49/100 42% I04/200 27%

谷本貴美子 12 G 53/100 26% 94/200 16% 49/100 42% 98/200 38%

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大槻義彦 114/200 2.3%

秋山眞人 129/300 0.7% 87/200 3.3% 37/100 .4% 99/200 44%

橋本 健 57/100 8% 98/201 35% 18% 46/100 18%

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上記の成績表は ○の出た数/ボタンを押した数  危険率%、統計的に有意義な数字は太字で示してある。

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秋山眞人、大槻義彦、橋本 健等も不定期ながら興味をもってー部実験に参加した。多くの子供達は1 回目2回目共○を念じると言ったが、大槻教授だけは×を念じると言った。子供達は1日目 2日目とも100回と200回実験したが、大人達は不定であった。大槻教授は2日目のみに参加し200回連続ボタンを押した。
 統計的に有意義な結果が出た事が5回ある。子供では1番最初に実験した石井達也君、男10才、合計101回中的中67でこの様な成績は偶然には0.05% 以下でしか出てこない優秀な成績であった。次に三枝 翔君、男10才、合計100回中62的中、偶然には0.8%以下でしか出ない成績である。この2人は何れも第1回目の時に良い成績を現したが、石井君はそれ以後は有意義な結果が出なかった。宇野沢篤君は1回目に1.8%を出した。又新居君は2日目の1回目に0.03% を出した。三枝 翔君は第1回目に0.8%、2日目の2回目に偶然には1.6% 以下と言う成績を出した。この時は大槻教授が立ち会っていた。
大人では秋山眞人氏、最初の100回、及び次の200回を合計して300回とすると偶然には0.7% 以下でしか出ない様な成績を出して、立派に超能力者である事を示した。

累積偏差グラフ

これは実験回数の増加に従って、理論的期待値と比較した時の偏差の過不足の総計を連続的に示すグラフである。このグラフとヒストグラムを見る事によって、超能力があるか?無いか?だけでなく、何時どの様に働くのか? 等の診断が出来る様になる。

ビギナーズラツク

これは秋山眞人氏が指摘した事であるが、実験成績表を見ると、第1回の実験結果に良い成績が集中している。賭事等でも、初心者が初めてやると案外良い点をとる事がある。これも超心理学でよく言われる事で超能力存在の1つの証拠となる。次に特筆すバきは絶対に超能力等は存在しないと断言していた

大槻義彦教授

が200回ボタンを押した所、偶然では2.3%でしか出ない筈の好成績を出して、彼に超能力がある事が証明されてしまった事である。ただ私は×を念じます、と宣言してボタンを押したのであるが、実際には○が偶然期待値よりも沢山出て有意義になってしまったのである。
 逆念であろうと正念であろうと超能力が働いた即ち超能力が存在する事を大槻教役目身が証明したのである。後の座談会で大槻教授は「私はひねくれ者だから×を念じます。と言っておいて実は○を念じたのだ」と言ったが、そうだとすると逆念ではなく正に正念が働いた事になる。
尚子供達が超能力を発揮している時に超能力否定論者者の大槻教授が観察者として加わった時にその逆念によって子供達の能力が発揮出来なくなってしまうかどうかと言う事であるが、そういう事はなく、前述の様に大槻教授が観察に加わった時にむしろ三枝翔君が有意義な結果を出した。
 さて超能力を否定する大槻教授が皮肉にも自分が超能力者である事が科学的に証明されたのである、今までは自分が超能力者である事を自覚せず「絶対に超能力は無い!」と言う強い信念を持ちながら超能力実験に臨んで居たために知らず知らずに出す強力な逆念によって超能力者が超能力を発揮出釆ず、彼の前には超能力現象が生起し得なかったのであろう。
 超心理学の実験には従来ESPカード、さいころ等が使われて来たが、それらは手品等で人為的に結果を左右する事が出来る。このような実験をいくら大規模に長期間行って成績を出しても、手品や錯覚があるのだろうと反対論者に言われた場合反論の証拠を挙げる事が不可能である。即ち長期間の実験研究も徒労と化してしまう畏れがある。
 これに反し本実験の様な電子工学を使った実験は手品やトリック等を使う余地が全く無くこれで成績がでれば認めようと大槻教授も言った実験法である。

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唯、長期間に亘って実験を行うと、最初は良い成績を出した人でも、やがて50% に収敏してしまうだろうと言う人があるが、ブリンストン大学で似た実験を大学院学生数十名を使って十年に亘る実験を行った7億ビット以上の結果は累積偏差グラフにはっきりと+-,中立の偏差が分かれ、特に-の偏差が大きく、全員の合計でも有意義であり、ある人は偶然には百万回にー回の割合でしか出ない様な結果が出ている。わが国でも絶対に手品の入り込む余地の無い実験を根気よく続ける研究者の現れる事を切望する次第である。

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大槻義彦教授の累積偏差グラフ 念じた記号×114/200=0.57 偶然に出る確率=2.398%

* μカーブ

超心理学の実験をすると最初は良い成績を上げるが中程で少し成績が落ち、終わり頃又成績が上がりU カーブを描く場合が多い事が知られている。累積偏差グラフを描くと0から出発するのでμカーブを描く、特に上図の大槻教授の累積偏差グラフにはっきりμカーブが現れている。

過去の実験結果の見直し

昭和23年プロトタイプのサイメーターを作った当時、電卓もなく、計算式も知らず、偶然に出る確率を計算出来なかった。

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最初の2000 回の実験結果の1部

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○○○○××○×○×○○×××××○×○○×○××○×○×○×××○×○○×○×××××○○×××○○×○×○×○××○○×××○××○×○○×○○○×○○×○○×○×××○○×××○○××××××○×××○○○○××○○○××○○○○○×○○×○○○○×○○○××○○×××××××○〇○××○××××××○○××○×○×○×○○××××××○××○××○○

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合計○=1,163 ×=1,063 的中率52.2% 偶然に出る確率=1.7%

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最初の2000回の実験

私がこの機械を作って最初に家内と共に2000回の実験をした
その結果は上図の様に○が1163、×が1063、通中率は52.2%であった。この時私は52.2%と言うと50%よりは上であるが、2.2%しか多くない、これでは駄目かと暫く機械をほつて置いたのであるが、今計算してみるとこの結果が偶然に出る確率は1.7%で結構有意義な結果が出ていたのである。

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この時ある 女性が私の目の前に現れて、「私にやらせて下さい。」 彼女はこう言って祈るような気持ちでキイを押した。その結果が10回中8回適中、即ち80% 、ついで1人の男性、末次君、彼が10 回中9回即ち90%の成績をあげ、2人は「全部当てなければいけないのですけれど、私の心境が至りませんので・・」と言ったのである。

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ある信仰深い女性(伊藤さん) ×○○○○○○○○× 80% 偶然に出る確率4%
末次君×○○○○○○○○○ 90%、 偶然に出る確率0.057%
 ちなみに10回中8、の危険率は4%、10回中9の危険率は0.57% である。これを見て、はたと私は悟ったのである。今までの自分の実験が失敗したのは、自分で機械を作って置きながら、果たして人間の心が電子に影響を与えるであろうか? と疑いの念が根本にあって、その上にーつ念じて試してやろう・というわけでやっていたのである。
 そんな表面の心だけで念じても駄目で潜在意識には恐らくそんな事は有り得ないと考える心が邪魔をしたのである。この様な事があってから私はこの機械は実験者の潜在意識の観念を示す機械である、信じて立ち向かえば、信じる通りに針が動くのである。と思う事が出来る様になった。
新規一転してすぐに私があげた成績○○○○×○○○○○○○○
 的中率92%偶然に出る確率0.11%
家内があげた成績○○○○×○○○○○○○○的中率92% 偶然に出る確率0.11%
 この時以来物質的には何ら人間の心を感ずる様につくって居ないこの機械は、心を鋭敏に感ずる事のできる機械になってしまったのである。

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*岐阜高山に岐阜福来心理学研究所がある。そこの所長の

山本健三さん

は1966年以来プロトタイプのサイメーターを使って数10回の実験を繰り返して居る。この時は座禅に入り100回押すのに1時間もかけて1つ1つ強力に念じながら実験した。これがその時の偶然に出る確率は0.13%であった。この時の模様を山本氏は次の様に述べている。「私は数10回の実験を繰り返して居るが、最初に此の実験をしたのは昭和41年(1966)年4月24日、私の54歳、ボタンを押す役は私の次女15歳、記録係は拙宅の近くの岐阜県吉城郡国府町大字西門前、安国寺の庫裡でした。私は機械に触れる事の出来ない様に3m離れて部屋の隅に座禅を組んで精神統一に入り、「Bの針動け」と念じ続けました。ボタンを押し続け、ABの針が両方、共に同じ位に動いて判断のつかない時は堀英信君の判断でもう1度ボタンを押して、100回になって終わりました。約1時間、有目的エネルギーを送りました。この実験結果を分析して見ると、1回から10 回までは「うまくBに動くかどうか?」と不安を感じていたので、その反応として、反対のAに7回も動いています。 12回ごろから不安が除かれBが8回、21 回から30 回頃はBが9回となり、精神力感応の最高を示し、31回より60回まではB7 対A3で精神力が安定して感応しています。その後、61回より80回までは5対5で、精神力が疲れ切って全く感応して居ません。 81回より100回までは再び精神力が復活して、B7対A3の成績を示しています。下図は山本健三さんの累積偏差グラフである。

山本健三さんの累積偏差グラフ念じた記号○ 65/100=0.650  偶然に出る確率=1.34%

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横尾栄一

(元博打打ちの親分、後に改心して生長の家の講師になった)
○○○○○○○○○○○○○○○○○〇 18回連続的中偶然に出る確卒=0.001% 13万回に1回
* 横尾栄一さん、この方は元博打打ちの親分で改心して生長の家の講師になった人であるが、サイコロの目を自由に出したり念で紙に火をつけたりした人であるが、18 回実験して○を18回連続して出した、この様な成績は偶然には0.0 01% 、13万回に1回の割でしか起きない成績である。

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断食は効果があがる。

ある女性、3日間断断食 1日目100回中60% 偶然に出る確率=2.2% 2日目、100 回中70% 偶然に出る確卒=0.003% 3日目、100回中80% 偶然に出る確卒=0.000000088% 100億分の98! * ある(超能力者でない)普通の女性がこの機械の為に、3日間断食しながら実験した結果、実験結果が100回中60%、70%、と毎日向上し3日目には 100回中80% になったが、 100回中80回と言う的中率が偶然に起きる率は0.000000098% 、即ち100 億分の9と言う驚くべき数字である事が判った。

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* 考察

1,自分の念力は強いと自信を持った人は良い成績を上げる事が多い。
2、普通の人でも断食をするとか、感数をするとか、精神が高まった時、秦晴らしい成績を上げる事がある。
3、実験の最初が良い、又終わりに又良くなる場合が多い、累積偏差カーブを書かせるとμカーブを描く。
* 量子力学の不確定性原理によって現代物理学は物質の未来を確定的に計算する事は出来ない。単に存在確率を言い得るのみである。そして確率的事象の個々を決定する物は心である。確率の個々を決定するのにエネルギーは要らない。従って心はエネルギー保存の法則を被らずに物質を支配する事が出来る。

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感謝

最後に実験に参加してくれた秋山眞人さん、大槻義彦教授、10人の子供達、実験の機会を与えて呉れた通販生活及びスタッフの方々そして山本健造氏、横尾栄一氏、3日断食をしてくれた女性、家内初め今までの多くの実験協力者に深い感謝を捧げる次第である。
参考文献 実在の境界領域 技術出版社

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日 本 超 科 学 会

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長野県、平谷村、高嶺山で金環食撮影の巻 

2012-05-22 | 風景&山岳写真
5月20日の天気分布予想で当地は曇り、長野県は晴れでしたので、金環食撮影のため、前日から平谷に向かいました。
道の駅で1泊し、以前行ったことがある、高嶺山を思い出し、朝撮影に出かけました。
ここは天文ファンのたまり場で、先客が10名くらい居ました。
日の出の頃丁度東の方角に雲があり心配しましたが、日食が始まる前には晴れ、最高のコンディションでした。
日食が始まる前に、撮影方法を考え、試しましたが、以下の通り撮影しました。
300mmレンズの前に、日食観測ガラスを固定し黒いフェルトで覆う、10分バルブ露光、2分間隔で1秒露光です。
またISO感度は100、絞りは30です、一番前に居れた遮光ガラスの問題なのか解像度が悪いのですが、絞り過ぎたように思いました。
F値は20位にして、露光時間を0.5秒くらいが正解だったと思いますが、取り直すことはできません。
いずれにしろ、手で黒布を制御するのは大変な作業で、機械仕掛けでレンズの前の覆いを開け閉めする装置を試作する予定です。

主なHV、トヨタ プリウス方式、ホンダ方式、GM,Volt方式の比較の巻

2012-05-17 | 日記
現在のベストセラーはアクアで今注文しても数ケ月待ちだそうです。トヨタはいち早く97年12月にプリウスを発売し15年も経過しているので、基本構造のパテントは切れていると思いますが、競合各社は今の所、同じ構造の物を出しません。唯一日産は同じような構造の車を輸出用に生産しています。
各社独自性を出そうと、懸命と思いますが、私は、素晴らしいプリウスの構造を世界標準にすべきと思います。
プリウスの構造はモーターと発電機を別に持ち、それを動力分配機能で連結しています、そこでエンジンとモーター合わせて走行中にもバッテリーの状況により、充電もできます。
この構造を上手く利用し、こんど発売したプリウス、プラグインHVの性能は素晴らしいものになっています。
現在の主なHVの構造を比較しました、プリウスには社有車として良く乗りましたが、最初電気自動車として動きだし、加速すると、エンジンがスタートします。
この時、シヨックを殆ど感じません、遊星ギアーの動力配分機能が素晴らしく上手く機能しています。
それに反し、GMのVoltは3個のクラッチを使います。このクラッチの制御で色々なモードを選択できるメリッドは有りますが、構造の複雑さにかなうメリッドがあるか疑問です。
ホンダ方式の電気モーターは発電機も兼ね、エンジン直結で馬力で少ないので、モーターだけで走行できる機能が小さく、アイドルストップ時からの始動と車両が減速時、走行エネルギーを回収することが主な機能になります。

新生GMのHV、Volt、基本構造の巻

2012-05-14 | 日記
シンセシストに基本構造が公開されていましたので、引用させていただきました。
GMのVoltは電気自動車で走行距離を伸ばすため、エンジンを搭載し、電池容量が無くなると充電しながら、走行するというものでした。
しかし構造を見ると3個のクラッチがあり、その制御方法によってはエンジンの動力で走行できる構造です。
そしてクラッチの制御方法によってシーズ型(エンジンで発電し、その電気でモータを回し走行)にもパラレル型(エンジンとモーター並列で駆動)にも動作を変えることができる構造です、しかし走行距離は50km程度ですが、電気自動車として走行できるので、プラグインHVとして分類する人が多いようです。
いずれにしろ、1.4Lのエンジンですから高速道路では、エンジンはほぼフルに働かないと馬力が不足します。この段階で動力を充電に回すより、エンジンの動力で走行した方が効率が高くなります。
しかしもう少し厳密に考えれば、時速100kmでも平坦路なら、少し馬力が余り、それを充電に回し、その電力を登坂時や追い越し時の動力に使うことができると思います。
トヨタのHVの基本構造をまだ紹介していませんが、私は素晴らしい構造と評価しています、その結果がアクアやプリウスの燃費性能に反映されています。
それと比較して考えましたが、遊星ギアーを使うなど良く似た構造で、性能的には最近トヨタが販売を開始したプラグインHVと近似していると思います。
しかし問題はリチュウムイオン電池の信頼性で、理由はともかく、販売した全ての車両で無償交換するそうです、実質リコールのようです。
ホンダ自動車は現在インサイトで開発した簡易タイプのHVを全車種に展開する戦略ですが、プリウスなどのトヨタ方式には燃費性能で歯が立たず、何時かトヨタと競争できる構造を出すことが宿題です。そこでこのこのGM方式に近いHVを将来発売するという情報が流れています。

白山、加賀禅定道から百四丈の滝の巻

2012-05-09 | 登山、ハイキング
2012年GW始めから天気予報を見ながら、2日晴天が続きそうなタイミングを探していましたが、結局GWを過ぎ6日夜行、7日ー8日に古くから有る、加賀禅定道から百四丈の滝撮影ポイントまで行ってきました。
この撮影ポイントは雪の器の中に滝の水が入る珍しい風景です。ただしこの風景が見られるのは残雪期だけで、GWを越してしまいましたので、雪の器が壊れていないか心配でした。結論はまだ残っていましたが、形が崩れ、良い写真にはなりませんでした。
6日16時ころ家を出て、白鳥IC経由、油坂峠経由で一里野スキー場には20時くらいの着きました。
翌日スキー場上部を目指す、幾つかの、登山口を探しましたが中々見つからず、結局現地の山荘経営者からスキー場上部に繋がる林道が使えると聞き、標高800mまで車で上がることが出来ました。まだ林道は続いていましたが、落石が多く、邪魔にならない所を見つけ、駐車しました。
1)7時50分スキー場歩き出し
2)8時55分林道から登山路に入る、標高1200m位、1時間で標高400m位の早いスピード、すぐに檜倉に着く
3)10時30分標高1300m地点でアイゼン装着
4)10時50分、緑の谷峠、標高1400m
5)12時30分口長倉山、標高1660m
6)13時40分長倉山避難小屋、標高1735m
途中登山路は80%位雪に埋まり、消えかけたトレースが有る、また雪が腐りアップダウンも有り、体力を消耗した。
今回は80%位狭い尾根沿で夏道に忠実に歩くことが出来たが、数か所尾根が開けた雪原があり、そのような所では、雪原の入口と出口に赤旗を立て、岐路を確保した。
7)14時20分、避難小屋で休憩し、軽装で撮影に出かける。
8)15時25分美女坂の頭、標高1970m
9)15時35分撮影ポイントに向かうが急に雨が降り出し、すぐに下山する
10)16時20分小屋に帰着
翌日8日
1)6時発
2)6時50分美女坂の頭
3)7時10分展望台、雪庇に乗り出し、危険な撮影?
4)7時30分発
5)7時40分美女坂の頭
6)8時15分避難小屋
7)8時30分発
8)9時20分、口長倉
9)11時50分檜倉
10)12時林道
11)12時45分下山
今年のGWは別山登山を優先したので、百四丈の滝はタイミングが遅かった、スキー場が営業している時、ゴンドラ上部駅は標高1000m位あるのでそこから歩き出す作戦が有効です。
その場合登山路は100%近く雪の中、より高度なルート探索技術が必要になります。

謎の放電現象、スプライトの巻

2012-05-05 | 日記
先日NHKの番組で、謎の放電現象、スプライトについて放映していました。
簡単に言えば、スプライトとは積乱雲で生じた静電気が地上とは逆に、宇宙方向に放電する現象です。
これは一部の宇宙飛行士やパイロットが見たことがある、自然現象ですが、綺麗な映像としてとらえたのはNHKの取材班が最初です。
今回は宇宙飛行士の古川さんと地上から航空機からもとらえることに成功したそうです。

北海道の100名山登山の巻

2012-05-05 | 登山、ハイキング
今年の7月4-9日OACのNJさんから誘われ、北海道の100名山に登ることにしました。
比較的難易度の高い、幌尻岳とトムラウシ山で、順調にいけば、羊蹄山も登りたいと検討しています。
私はまず2ヶ月前のWEB割引でスカイマーク761便を予約しました(9800円です)、帰りは9日に予約を入れます。
幌尻岳は幌尻山荘(2泊)から日帰りで1周し、トムラウシはトムラウシ温泉からヒサゴ沼、避難小屋を使った1泊2日です。
航空券の予約が必要ですが興味が有る方連絡願います。

こむら返り(足の痙攣)の巻 

2012-05-02 | 登山、ハイキング
今回の連休登山で登山途中でYさんが、私は小屋に着いてからこむら返りを経験しました。
私の場合今まで登山中になったことは有りませんが、目的地の小屋やテントで休憩を始めると体が冷え、起きることが有りました。
今回のYさんの場合、まず汗を多くかいたので、血液中のミネラル不足が考えられます。そこで岩塩を少し舐めていただき、数分休むと急速に治りました。
私は同行者でこのようなことを数回経験し前述の方法で改善が見られました。
数週間前、NHKでもこむら返りのことを放映していましたが、こむら返りが足の血液の循環を悪くしている、深刻な病気の危険信号になっている話に誘導しており、健康な人の運動中のこむら返りとは論点がずれていました。
また登山などハードな運動で生じるこむら返りの要因に汗で血液中のミネラルが不足しいることが大きな要因であることを忘れていると指摘したい。
そのことを記載した、アスレチックトレーナー、西村典子さんの記事を引用させていただきました。
ところで「こむら」とは「ふくろはぎ」のことですが、今回Yさんや私が痙攣したのは、ふくろはぎではなく膝まわりの筋肉(名称不明)でした。