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登山 写真撮影等多趣味ですが最近は卓球で登山のためのトレーニングして 山岳写真撮影に励んでいます。

欧州遠征結果概要-8 今年のユングフラウ登山ルート推測

2017-07-26 | 海外遠征
ユングフラウ登山予定日1人でルートを探りましたが、左の岩稜から登頂を目指す人を見かけました。
積雪量の多いカールにはクレバスが多く、安全なルートを見つけることが出来ないように感じました。
いずれにしろ当日は比較的風が強く(強風ではない)変わり易い天気、私が居た10時頃積雪も有りました。


欧州遠征結果概要-7 スイスのキャンプ場事情紹介

2017-07-26 | 海外遠征
今回15日使えるスイスパスを利用しスイスを1周しました。
そして初めて高級リゾート、サンモリッツに行きそこでも1泊テントにしました。
当初心配した通りキャンプに必要なEPI式(英国仕様)のガスの調達が出来ませんでしたが、⛺場に電気湯沸器が有り助かりました。
そしてどこの町でもキャンプ場(ホテル)利用者は無料でバスの乗車でき大変便利になりました。
今後スイスで⛺される方の参考になればと思い情報をまとめました。
キャンプ場が満員になることは稀と思いますが、7-8月は各種イベントがあり、今回トレラン大会と重なり苦労しました。
これから計画される方はイベント情報をしらべるか予約して出かけることをお勧めします。
最後にキャンパーはバックパックが似合いますが、私の場合登山用にロープ等あったので総重量25kg+小型ザック、身動きが大変でした。
全部は確認できませんでしたが駅に比較的大きなコインロッカーがあったので、小型のキャスター付き旅行鞄+中型のザック(10kg位入る)で移動し、⛺に必要ないのもは駅にデポする方が賢いように思いました。
言い忘れましたが、2番目の訪問地、ツエルマットの駅前にモンベルが有り(以前は町の真ん中に)ここでEPI式ガスを購入しました。





欧州遠征結果概要-6 (2W使えるスイスパスを使いスイスを1周、ブライトホルン、メンヒ、ユングフラウに挑戦)

2017-07-25 | 海外遠征
1.7月17日 予備日 天気が良く残念ですが約束の為下山、フィルストに登りハイキング。
1)6時朝食、7時発 チユーリッヒ工科大学の村井君とヨッホに向かう
2)7時40分 まだ入り口が開いていないが警備員さんが散歩から帰る時入れて頂く。
3)8時45分の始発まで中で待つ
4)9時30分発 クライネシャルディク経由グリンデルワルトに下山
5)10時20分 2人と合流 
6)10時40分 フィルスト行ロプウエー駅
7)11時頃 フィルスト、ここからバッハアルプーゼ湖までハイキング
8)12時 湖で昼食
9)14時 ボルトまで下山、途中レストランで休憩
10)15時頃歩いて⛺場に帰る
2.7月18日 グリンデルワルト➡チユーリッヒへ移動日
1)8時頃 予定より1本早い列車でインターラケンに行き30分ほど散策。
2)11時30分 チーリッヒ中央駅 近くのホテルを探す。
3)12時頃 ホテル、チエックイン、Expediaで料金支払い済。
4)駅に近く格安ですが清潔、地下に大きなロッカーが有り無料で使える。
  欠点はエレベータが無い事。
5)午後近くを散策、トルコ料理をテイクアウト、公園で食べる。
6)夕方 近くの中華料理店で夕食。
  ホテル周辺は外国人が多く、治安は良くない様子。
3.7月19日チーリッヒ発は13時30分、10時ホテル発とする。
1)6時30分 チューリッヒ湖まで散策、片道歩いて40分程度。
       歩き出した時、黒人から声を掛けられる。
       スイスパスで市電に乗車できる。
       湖では釣りをしている人が10名程度。
2)10時 駅に行き空港行に乗る。
3)キャセイパシフィック航空、香港経由で帰路に着く。

4.今回の海外遠征全体の感想と反省
1)ツエルマットで行き会ったベテラン登山者の言った通り、今年のユングフラウはクレバスが多いため難易度が高く天気が良くても、我々の技術と体力では登頂が困難と思いました。
2)メンヒ登山では最初アイゼン装着して岩場を登る等判断ミスで時間を浪費、登頂できませんでした、ただ残念なことに最終日天気に恵まれ、この反省を元に再挑戦すれば、登頂できたと思いますが、後の祭りでした。
3)登山以外のハイキングはそれぞれの方に計画立案をお願いし、良い計画を天気に恵まれ歩くことができ大変満足の行くものでした。
4)またブライトホルンでは順延にすることで安全に登頂でき、唯一登山として成功しました。
5)今後欧州アルプスでハイキングや登山を計画する方の参考になればと思い、隠さず私の感想を記述しましたが、OSACの例会で発言したように、登山をスポーツとしてとらえると、心技体の心が一番重要であると再認識しました。
6)今回遭遇した登山パティーの多くはガイドが引率していました、安全性が高いのは当り前ですが、我々の登山スピードでは着いて行くことが困難です。
  そこが非常に悩ましい所です。
7)最後に私は人間ウオツチングが趣味の1つですが、山小屋でお会いした登山者の礼儀正しさや食べ物を大事にする姿勢に好感を覚えました。
  具体的にはドアーを開いている時行き会うと私が通るまで支えてくれたり、テーブルに食材が配給されると、全員の分を積極的に給仕すること等です。
  同席した子供さんも同様なことをして、躾の良さを感じました。
  また自分の器に頂いた食材は残さず綺麗に平らげるのも好感の持てる行動でした。
  我々日本人も海外で出れば、ウオツチングの対象になります、日本に来る一部の中国人のようにマナーの悪い行動をしないことが、日本人の品格を世界に
  知っていただくことになると外国に出た時、何時も考えています。








欧州遠征結果概要-5 (2W使えるスイスパスを使いスイスを1周、ブライトホルン、メンヒ、ユングフラウに挑戦)

2017-07-25 | 海外遠征
1.7月14日 シャモニーからグリンデルワルト移動日
1)7時のバスでシャモニー駅まで
2)7時54分 発に乗るダイヤでは直通で印刷されていたがこのローカル車両が幹線を行くはずがなく私の印刷ミス(判断ミス)
3)今回は順調に乗り継ぎグリンデルワルトに到着
4)13時 日本語が通じる観光案内所付近に大型ザックをデポし昼食に行く。
5)14時 頃観光案内所で情報収集、⛺場に行くバス情報を入手、そこに行くが満員で宿泊できず。
6)16時 観光案内所に戻り対応を相談、明日の行程、クライネシャルディックで何とかホステルを見つけて頂く。
7)17時頃 駅に併設されたホステル着1室6ベッドですが貸し切り。ハーフボード(1泊2食付)で64CF。
2.7月15日 クライネシャルデック➡ユングフラウヨッホ➡メンヒ登山
1)8時40分の列車で登る
2)9時30分 練習を兼ねアンザイレンでヨッホ歩き出し。
3)10時30分 登山口、アイゼンを付けたまま取りつきの岩場に取りつくが先行パティーの行くルートを登ることが出来ない。
  (ガイドが先に登り、ロープでお客さんを確保していた)
4)30分ほどルートを探し一番左のルートでアンカーとして使う鉄のポールまで辿りつく。
5)ここからもアンザイレンで岩場を登るが安全確保の為、基本はスタカットで行くので非常に時間がかかる。
6)アイゼンを付けて岩場登は無理があるので外すが雪面も現れ、装着に手間がかかる。
7)14時頃標高3850m位でやっと岩場を通過、後雪面を頂上まで標高差250m位。
  この辺りで登山ガイドパーティーから我々の疲労状態を見て、引き返すことを勧められる。
  私の判断として登頂に2時間+ここまで下山するのに1時間+ここから小屋まで1~2時間合計4時間から5時間は必要で、小屋着は19時位になる。
  19時はまだ明るいが極度に疲労した状態で下山は危険と判断し、メンバーと相談し撤退を決める。
8)16時 頃メンヒ小屋着、チェックインを済ませる。小屋のHPで予約しリコンファームしなかったが、問題はなかった。
  小屋は週末でほぼ満員。
9)メンヒに登頂出来なかった要因解析
  私は2004年(13年前)に1人で(ロープ無しで)メンヒに登頂しました。
  その時の写真を調べると12時30分に頂上に(ガイドBOOKでは登り2-3時間)3時間ほどで登頂しました。
  この成功体験を私を含め、高齢者のメンバーに当てはめたことに無理が有ったと感じました。
  具体的な反省として(判断ミス)
  ①取り付の岩場をアイゼンを付けた状態で登ろうとした。(雪が出るまで外すべき)
  ②前日先頭をM.S.さんとしたが岩場を通過するまで私が先頭を維持し、上からロープを下し、2人を補助した方が早く登ることが出来た。
  ③事前に岩場を登高する練習をしなかった。
  今回行き会ったパティーの多くはガイド付きで、ガイドさんは所謂、猿回し状態で近くでお客さんをコントロールしていました。
  これが早く登る秘訣と思いますが、私はこの方法を取れません。
3.7月16日 曇り少し風がある、2人は下山、私は計画通り、ユングフラウの行ける所まで行く予定。
1)6時 朝食 
2)7時20分 小屋発 
3)8時 ヨッホに着き別行動に、先行者のトレースを含め登山ルートを探る、ツエルマットでベテラン登山者が言っていた通りルートには一面クレバスが存在。
  クレバスを避け左の尾根に回り込むと3パーティー程下山して来た。
  今年はこの尾根に沿い登山ルートが出来ていると思った。
4)10時 位までルートを探るが雪が降りだし、風も強くなったのでここで断念、ヨッホに戻り、望遠レンズで登山ルートを観察した。
5)ヨッホで気象データを見ると、ここの風速は10m/S以上(時速37Km)頂上はその2倍位と推定した。(下山した来た登山者はゴーグルを着けていた)
6)午後ここにあるスノーパークで写真撮影。
7)15時 頃小屋に戻る、今日は定員の60%程度、チューリッヒ工科大学の学生さんと知り合う(名古屋出身)
8)今日も夕焼けが綺麗、夜星景写真に取り組む。








欧州遠征結果概要-4 (2W使えるスイスパスを使いスイスを1周、ブライトホルン、メンヒ、ユングフラウに挑戦)

2017-07-24 | 海外遠征
1.7月11日 ツエルマットからフランスのシャモニーへ移動日。
1)7時04分のバスでシャモニー駅
2)8時13分発Visp行き
3)9時35分Visp➡Martignyに乗る予定、数分の乗り継ぎで焦り、同じプラットホームに来たSpipz行きに乗ってしまう。
  ここで日本語の話せる写真家と出会い、間違を指摘され、リカバリーダイヤを調べて頂く。
4)SpipzからVispに戻る
5)10時35分 Visp➡Martigny 
6)11時33分 Martigny➡Vallorcne
7)11時38分 Vallorcne➡13時12分 Chamonixと1時間遅れで、ここはフランスですがスイスパスで乗車できた。
8)13時12分 シャモニー到着、まず椙山さんが観光案内所に行き情報収集、その後キャンプ場まで歩いて行く。
9)14時 頃 ⛺場 ここもキャンピングカー中心、昔と様変わりした。
10) テント設営後モンブラン展望台ミディーまでのチケット購入に行き、日本人スタッフから情報を得る。
    大変混んでいるが明日朝早い便なら購入できる可能性もあると聞く。
2.7月12日 予定を交換し天気が良いのでモンブランを見るため、ミディーに登ることにする。
1)7時 バスでロープウエー駅まで
2)8時 ミディー展望台 天気が良く展望を楽しむ
3)8時40分 中間駅 ここからメール・ドゥ・グラス氷河までハイキング UP&DOWNが有るが高山植物が多く気持ちよいコース(椙山さんの計画立案)
4)13時 頃 モンタンベール駅、シャモニー駅まで乗車
5)市内観光してからキャンプ場に帰る
3.7月13日 前後入れ替えたブレヴァン展望台からプランプラ経由ラ・フレジェールまでのハイキング。
1)8時頃 バスでロープエー駅に向かうが乗り越し、丁度開催しているクライミング国際大会会場まで。
2)9時頃 ロープウエーを乗り継ぎブレヴァンまで、しかし雲の中視界無し、2人は体力温存と観光希望で下山。
3)9時40分 ハイキング開始
4)10時 視界が開けてくる
5)10時30分 プランプラ ここはパラセールの離陸地点、1時間ほど撮影に専念、モンブランを背景に飛ぶ写真撮影。
6)13時 ラ・フレジェールに到着、この辺りは昨日メール・ドゥ・グラス氷河付近で見た針峰、ドリューの撮影ポイント。
7)13時30分 下山、ロプエー駅近くにバス停があり、町に向かうが昔行った日本食レストラン近くで下車場所を確認する。
8)14時 2人と山用品店スネルスポーツで集合まで町を散策、インタースポーツでEPIタイプガスボンベを販売していることを確認。
9)16時 集合後下見した、日本食レストランに行く。
10)20時 頃まで クライミング世界大会観戦、キャンプ場に戻る。

欧州遠征結果概要-3 (2W使えるスイスパスを使いスイスを1周、ブライトホルン、メンヒ、ユングフラウに挑戦)

2017-07-23 | 海外遠征
1.7月9日 いよいよ最初の4000m級、ブライトホルン登山。
1)6時30分 朝一のロープウエーでクラインマッターホルンで登る。
2)7時 クラインマッターホルン 展望台に登るが天気が悪い。
3)10時30分 レストランで待機、数パーティーが出かける、日本人ガイドに会い、彼らは下山を決める、我々も予備日に賭けることにする。
4)11時 中間駅 ここから1時間登りグランデッジ小屋に入り、ランチを注文、山小屋は定員の80%位。
2.7月10日 朝まずまずの天気、再度クラインマッターホルンに登る。
1)6時 朝食
2)6時45分 発
3)7時30分 中間駅
4)8時 頂上駅、20分発、途中左斜面一面にクレバスが走り、先行パーティーは迂回したルート工作、8合目位の所でクレバス横断、前の2人は跨いだが私は下に迂回、しかし片足穴に落とす。こんな所はピッケルを刺し、安全確認して登山することが重要。
10人位のガイド付き登山グループがアンザイレンで登っていた、体力の無い人は付いて行くのが大変に見えた。(10人もいれば体力のバラツキも大きい)
5)10時45分 頂上、我々はガイドBook 1時間30分位に対し約2時間30分掛かった、頂上では視界が無く、スマホで撮影。(T.S.さんは1眼レフで撮影)
6)12時30分 頂上駅着
7)14時15分 ⛺場帰着




欧州遠征結果概要-2 (2W使えるスイスパスを使いスイスを1周、ブライトホルン、メンヒ、ユングフラウに挑戦)

2017-07-23 | 海外遠征
1.7月7日 サンモリッツ➡ツエルマット 移動日 予約した座席指定 氷河急行乗車、途中団体客が乗車するが短期間のみ。
1)朝食をホステルのレストランで頂く 
2)ホステルの支払いはエクスペディアで済んでいたと思ったが、支払を要求された(この後チューリッヒのホテルでは支払済で対応できた)その後行き会った旅の達人に聞いた所
  2重払いは無いと聞き安心(帰国後確認要)
3)ホステルランドリンスの送迎バスで駅に、予約していた氷河急行で乗り換えなしでツエルマットまで。
4)ツエルマットに着きまずキャンプ場に行き受付を済ませ、場所を確保。
  それからEpi式のガスを探しに街に出る。
  以前モンベルのお店は町の中心でしたが駅前に移転し、近くで調達できた。 
2.7月8日 標高3000mまで登るゴルナグラート鉄道に乗車 ハイキングで下る。
1)7時15分 朝1番の鉄道で、ゴルナグラートまで、団体には早いのでスキスキ
2)7時50分 ゴルナグラート
3)11時 リッフェル湖
4)12時 リッフェルベルク
5)12時20分 ツエルマット 午後休養





欧州遠征結果概要-1 (2W使えるスイスパスを使いスイスを1周、ブライトホルン、メンヒ、ユングフラウに挑戦)

2017-07-22 | 海外遠征
一昨日23時過ぎに帰りました。
昨日はあと片付けで終り、今日は写真の取り込み、町内会、サロンの回覧を作成、やっと概要作成に着手しました。
まず全体の感想と反省ですが、7月の山岳会、例会で発言したように、今回の計画はハイキング中心ですが、スポーツとしての登山を含みますので、計画を全うするには、苦しくても登頂するんだと言う強い意志が必要です。
しかし後で具体的に記述しますが、計画の甘さ、私を含め参加者のスキル不足、準備不足等の要因でメンヒ、ユングフラウには登頂できませんでした。
登頂意欲については、参加者の希望で、チャレンジする登山、メンヒ、ユングフラウを最終行程にしたのが影響し、疲労が溜り、また精神的にはここまでのハイキングやブライトホルン登山に満足し、もうOKという意識が芽生えたと私は感じました(間違いが有れば訂正します・・・)
結果的には最初の案のようにサンモリッツの観光やハイキングを最後にして、チャレンジする登山を前にした方が登頂意欲を維持し易かったと私は感じました。
これから全行程を順番に投稿し、今後(OSAC関係者以外を含め)計画される方の参考になればと思います。
1.7月4、5日 セントレアからホンコン経由チューリッヒ➡サンモリッツ➡(駅から27号線で西南西2km程度)TCSキャンプ場(ホテル、キャンプ場利用者はバス無料)
  私はサンモリッツ初めて、キャンプに必要なEPI式ガスボンベの購入先不明、規模の大きいコープで探したがフランス製のキャンピングガス(空色)のみ懸案事項処理できず。
  しかし⛺場には湯沸器が有り、自炊できた。
  TCSキャンプ場には鉄道駅から路線図にある緑でコルバッチ行き(ロープウエー駅)に乗り10分程度、キャンピングプラザで下車すぐです。
2.7月6日 コルバッチハイキング(T.S.さん計画)
1)8時バス停留所
2)8時20分 スルーレーゴンドラ乗り場
3)8時50分 コルバッチ展望台
4)9時40分 中間駅、ハイキング
5)10時30分 山小屋 休憩
6)13時15分 ホテル、山小屋、ここから鉄道駅まで馬車が有るが歩く
7)15時 鉄道駅 タクシーで⛺場経由ホステル(1室にベッド6人分、しかし貸し切り)
8)16時30分 ホステル着 ここはレストラン併設、お湯が無いので自炊できませんでした。(ガスが無い)